[長編]VRゲームで歩む最強への道
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【あらすじ】
VR対戦アクションゲーム『デイドリーム・ファイト』、通称デイドリ。日本国内で爆発的な人気を誇り、それは頻繁に大会が行われるほどだった。そして圧倒的な実力を持って、その世界に君臨していたギルドがあった。彼らはある日忽然と姿を消してしまった。以来、次の最強を決めようと群雄割拠の時代が訪れていた。この物語は、そんな時代に一人の少年が高校入学したところから始まる。
【Nコード】N1924GD
【作者】仮面色
まず、作者の[仮面色]さんは4作品を現時点で書いています!
長編が2作品、短編が2作品!
【人面(;゜∇゜)レビュー】
さて、この作品の内容をざっと説明します。
霜屋 真偽は、辟易とした。
この時間がまだ続くのか、と。
学校あるある、校長先生の話は長い。
今になって分かったことですが、妙に長々と語りたくなる気質は作家魂ですね。
学校や企業で訓示を聞く機会があったら、それを作品にいかせるかも?と読んでいて思いました。
続けます。
この作品の内容としては正道、王道と言える展開をとっています。
最初は、突っ込みどころが色々あると思ったら、約束について言及した時点で結構納得させられてしまい、ちょっと悔しいです。
このゲームは、所謂ところの学校指定のVRゲーム。
細かい設定の部分が書かれていないので、勝ち進めれば成績が上がるのか?とか、負けるとペナルティが?とか、色々と自分で考えてしまいますが綺麗にまとまっています。
さて。では、真面目にいきます。
まずは、話の展開ですね。
綺麗に伸びています。レールを敷いてから走らせているので盛り上げる場所が明確にわかります。
ヒーローがやって来る時があるからこその楽しみかたです。
正直に言えば、もう少し引っ張って出すかな?と思っていたのですが、ここで来た!としっかり盛り上げられるのがすごいです。
書籍で言えば一巻でしか出来ない展開ですが、逆に言えば一巻でやるべき展開を一巻でやりとげた、ということです。
しかも、一巻が大体十万文字~十数万文字であるとするのであればこの作品は約96000文字でちょうど終わらされているので、先程言った設定を付けたりテンポの面で削った部分をくっ付けたのであれば、一巻ぴったりですか?策士ですね。
このまま行くと、大体展開も予想できるレベルで突き詰められています。
王道であれば、この後、すなわち二巻に当たる部分でライバル的な少女が出現し、特訓、打倒、以降少女は噛ませ犬的な役割を任じられる……という妄想をしました。
良いところで、綺麗に纏められているので妄想でしか続きが出来ないんですよね。仮面色さん、続き書いてくださいよー、完結マークを消すだけですよ?
そして、キャラクター説明です。王道です。
ガラの悪いこれは!とか、この少女の台詞に対する主人公の反応!とか、このパターンは!と、結構ニヤニヤして読むパターンですね。
人面(;゜∇゜)みたいな奇をてらった作者からすると、逆にこういう奴の方がウケは良いです。
正直に言えば、これはすごいなぁと思いましたね。
例えるならば、大きな戦いの前に急に恋人の話をするやつ、ラスボス戦の前で仲間に感謝の言葉を言う、殺人の起きた山荘で一人になる、そのレベルですよ。
全部死亡フラグですね。人面(;゜∇゜)の性格が出ています。
一時期、人面(;゜∇゜)もこういうのを書こうとして断念しました。理由は極めて簡単です。難しいんです。
テンプレート的な物って、バカにされたりするんですけれど面白くなくちゃいけないんでとても難しいんですよね。
ここまで綺麗に纏めるのって才能が溢れてます。
肝心の内容です。
これは、すごい面白いです。
なんと言うか、話の展開の時点で笑ってしまいましたが、内容にはいると笑いが止まらないですね。
キャラクターを更に生かせばどこまでも行けますよ!
【人面(;゜∇゜)が見る!主軸となる言葉】
[究極の展開]
良いものは結局似てきたりしますよね。
人面(;゜∇゜)は、足のむくみが酷くてそれ用の靴下が必須ですがどれも似ています。
靴だって、結局のところ似ていますよね。
この作品は、面白い……いや、面白くなる展開を完全に把握している作品です。
王道です。
これは、続きがほしいですね。どこまで計算されているのか気になります。
【人面(;゜∇゜)が見る!作者のこだわり】
キャラクターをしっかり役割付けさせているのは凄まじいですね。
人面(;゜∇゜)は、キャラクターを作るときにこういう奴、こんな奴、と大体役割を持たせているんですが、ここまで明確なものは中々作れませんね。
人面(;゜∇゜)が作るのが服とか包丁等の汎用性のあるものだとすれば、この作品ではスキーウェア、牛刀等のこのための物と明確に決まっているんですね。
これがどれだけ凄いことか、理解されにくいことですが難しいんです。
人面(;゜∇゜)は、大体1キャラクターにA~Cの使い勝手を持たせます。
A起点 B説明 C引き立て
物語の起点にさせる。起こることや、状況の説明をさせる。敵にやられたりして、敵の強さを引き立てる。
という風にして、物語を回すわけです。これで無駄にキャラクターが増えないわけです。
では、この作品では?
キャラクターに、1つしか与えません。
そう、パズルの1ピースだけなのです。
主人公にしても、人面(;゜∇゜)はオールマイティーを付与しますが、この作品ではA~D位になっています。
それでも、物語はしっかりとしているんです。
化け物です。
【人面(;゜∇゜)勝手にジャンル分け】
学園
VR
[VRゲームで学園の頂へ]
てな所でどうでしょうか?
【人面(;゜∇゜)オススメ対象】
対象は、全ユーザー。
強いて言うのであれば、上級者。
初心者は、普通に楽しめます。中級者は、外れた作品を好むのでイマイチ
上級者は、これを楽しまずに読めるのか気になるところです。
【読みやすさ!】
行間がしっかり空いています。
読みやすい作品です。
楽に読めます。
1話辺りは空白含めて5000字となっています、が、スラッと読めます。
纏まっているからこそですね。
とりあえず完結しているので、今のうちに読み始めるのが吉です。
【人面(;゜∇゜)愛の鞭的な】
単一性能的な、特化したキャラクターで組み立てられる作品ですね。
凄い綺麗に纏まっていますが、あえて少しメタな発言を入れても良いかもしれません。
「まさしく、三下だな」みたいな、メタに思えないメタでも大丈夫ですね。
戦術面をアピールしましょう。
戦術、作戦、進化の余地は極めて重要です。
しかし、詰め込まない。無理がありますが、これができる作品が名作です。
上手く出来れば、この作品は上に行けます。
後は、今後続きを書かれるのならば、と、アドバイスすることです。
親友ポジションは、強くても強さをあっさり見せない。
これは、凄い重要です。
影で活躍させてください。噛ませにしないでください。主人公に実力を把握させないでください。
影で、仕留め損なった敵を「無様だな。」「どけ!うおぉおお!」「……」「なぁ、俺のスーパーアルティメットウルトラヒャッハーを片手で!?」「もういいだろう?」「ぐわぁ、た、たしか聞いたことがある、まさか、お前が」
みたいな展開を作ることをおすすめします。
重要な局面で主人公と一回敵対させても良いです。ただし、従わなくちゃいけない理由を選んで下さい。
誰々に脅されて~、でも良いですが、仕事人的な依頼は絶対だ。いきたきゃ、倒してからにするんだな!→ぐわぁ→「よぉ」いつも通りの親友
主人公と親友は、負けすぎてはダメです。
親友は、主人公以外に負けさせないつもりで居ても良いです。
百獣団、噛ませにしましょう。
出てくる敵か、元最凶に壊滅させられてください。あるいは、レグルスだけ満身創痍とか……
結構大事です。強大な敵は、噛ませに最適ですよ!
ただし、あまり安易に潰し過ぎないでください。しっかりバックボーンつけたキャラクターに潰させましょう。
良いキャラクターなので、メインになるキャラクター以外に潰させると埋もれます。
ヤム○ャ化します。
現時点では、綺麗にまとまって、理想的な動きをしています。
ここから個性を出せるかが腕の見せ所です。
まずは、学校の状況を完全に把握しましょう。
システム、制度です。もしも、2巻での構想がある程度出来ているのであれば、3巻にも散りばめてください。一回で説明すると折角のテンポが悪くなってしまいます。
具体的なことを言うのであれば、進級制度、勝ち負けに伴うもの、領地、ギルド、ギルド順位の高いことの利点。一年間で起こるイベント等。
ゲームの武器の入手方法も重要です。完全対人戦よりも、モンスターとまではいきませんが、それに類似するコンピューターエネミーが大事です。
巻の前半に使えます。
生徒会は重要ですので、完全に作り込んでおきましょう。
特に、日本の生徒会は新入生が入ってなれた頃にやるので、3巻がおすすめです。2巻の終盤で存在感を出し初めても良いと思います。
敵対、友好、所属、どちらにしても大物感を出しましょう。
教師よりも力があるのがフィクションの生徒会です。
個性を強いのにして置きましょう。
タイトルですが、正直に言えば言いとも悪いとも言えません。
学校×ゲームであることをアピールできるタイトルであれば更に良いと思います。
ゲーム単体の作品は、転換期を迎えていますが、これはまだまだ行けますので
。
【人面(;゜∇゜)勝手に総合評価】
流行ります。というか、流行らせたいです。
上手く行けば、このジャンルを完全に固定できる作品です。
ブックマーク……
今からです。
感想……
バンバン挙げましょう。良いものが出来ると思います。
評価……
現時点での面白さで評価する、というのが評価方法になりそうです。
『面白い』、『面白そう』、『まだわからない』、『現時点ではつまらない』、『もう見ない』
が、評価基準として妥当だと思われます。
【結論】
人面(;゜∇゜)が、設定や展開に口出しする様な感じになってしまいましたが、それはこの作品の可能性に期待しすぎてしまったがゆえの行為だと、許していただけると有り難いです。
無視してください。
この作品は、面白いです。
続編を書かれることを待っています。
面白いです。星5つです。
ptや、感想をガンガン付けるべきです。
続編希望の、便りです。完結させている実績をもって信用して出しましょう!
人面(;゜∇゜)が勝手な展開を書くことになりました、申し訳ないです。
ですが、凄い面白かったですよ!
続編希望です
人面(;゜∇゜)
レビューを書いて良いですか?と訪ねられたので返答します。
書いていただけると有り難いです。
SNSで紹介してもいいかという、質問も同様です。