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レモンティー

作者: スズカ
掲載日:2019/01/24


車から排気ガスが吐き出されている。

もわんもわんとした夏の日である。

暑いからか、道行く人も顔をしかめながら歩いている。

湿度が高く、歩くのも億劫になってきた昼過ぎ、ふと古風な喫茶店が目に入った。

建物は暗い焦茶で統一され、控えめながらも重い存在感を放っている。

外は暑くて嫌になっていたので、中で涼んでいくことにした。


しゃらんとベルが鳴っていらっしゃいませーと女の人の声が聞こえた。

店内は思ったよりも冷えていなかった。

しかし心地の良い涼しさである。

空いている席に座るとご注文はどうなさいますかーと聞かれた。

この人は外の蒸し暑さを知っているのだろうか、そんなことを思いながらおすすめはありますかと聞いた。

するとレモンティーがおすすめだと言われた。

だからレモンティーをもらうことにした。


しばらくすると、レモンティーが運ばれてきた。

それはひんやりとしたグラスに注がれて、眩いばかりの光を纏っていた。

ひとくち口に含むと火照った体に染み入り、わずかな酸味と甘みを残して消えた。

レモンティーをこんなにも美味しく飲んだことは初めてだっだ。

そこに先程の女の人が来て、今日は暑いですものね、と言ってお代わりをすすめてきた。

もう一杯レモンティーを飲んだ後、喫茶店を後にした。


外に出ると当たり前のように太陽が照っていた。

べたつく空気の中、さっき飲んだレモンティーを思い出しながら歩いた。

レモンティー飲みたくなって書いた

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― 新着の感想 ―
[一言] レモンティーが好きなので、飲みたくなりました。 今はホットの季節ですが、夏のあの暑さにレモンティー。 細長いグラスの中で、水滴が早くもグラスに浮かび、氷がからんと溶けて動く光景が目に浮かびま…
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