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精神世界の混沌
ここはカオスの中心
人間界では、神話や宗教としての神が神として崇められているが、
本当は両生類の世界、水の世界、光の世界や植物の世界など、それぞれの神がきちんと存在している。
目には見えない世界の神もいるが、それらの混沌を喉に詰め込んである者のみ真実を悟れる者とされる。
まずは人間界からだ。
人々はいつも迷っている
どのように生きてゆくべきか 何故戦争はいけないのか
何故私は生まれたのか。
どこから来て、何をするのか
何も聞いていないし何も知らない。
それを自由と呼べるのはきっと恵まれた人達なのだろう。
私は違う。
何も聞いていないし何も知らない。自分は何なのか、なぜ求めてしまうのか。
手に入らない苦しさは、自由と呼べる清々しい光るようなものではなく、求めてしまう愚かな自分を懺悔する為の硬く強固な四角い世界。