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※ヒーロー候補一覧(読み飛ばし可)

※ご注意下さい。新しい話はありません。

作者が書きたいだけのヒーローの設定集です。

ネタバレもありません。

それでも読んでもいい、という心の広い方だけ、どうぞ!

 以下、初期設定でヒーロー候補だった順位順にご紹介します。


 第一位:テルビオン (既出)


 初期設定では種族は人間で、年齢も十九とルーナよりも年上でした。

 身長185cmくらい、肩まであるミルクティー色の髪と赤茶色の勝ち気そうな瞳はそのまま。あと、武士言葉も原案のままです。もっとソフトでしたが。


 イケメンでやさしくて強くて、料理の知識はルーナよりも上。しかも紳士な設定。

 ルーナの望みである「腐蝕を世に認めさせる」を実現させる事の出来る、唯一の存在でした。

 現在ガイウスが持ってる能力の大半も、元々彼のものでした。

(鑑定、空間収納、索敵、他)


 スラムの最底辺から拾い上げてくれた恩人である殿への恩義とルーナへの愛情との板挟みで、最後には愛情が競り勝つという王道のつもりでしたが。

 途中まではぶっちぎりで一位だったのに……!


 次々にヒーロー候補が脱落する中、最後まで残った候補でした。

 それなのに、「こんなにもいい男が、女としてはポンコツなルーナなんかを選ばないかも」という作者の勝手な思い込みから、まさかの脱落。


 エイリアン姿と触手は、登場時のインパクトと種族が「人間じゃない」を際立たせる為に付け足した設定なので、実は重要ではありません。

 今の種族「スピナ・コルツィナ・ガラバード」には、ちょいと秘密があります。


 現在は悪役として活躍中。



 第二位:ナズラム (未出?)


 神の祝福ではない腐蝕持ち。ガイウスの異母弟か異父弟。

 ガイウスとは四十以上も年が離れているので、疎遠になっていた。

 名前をナジュラムにしようか未だに迷っている。出すつもりもないのに。

 魔族の血を引いているけど、ルーナと同じく人間に近い設定。


 姿形を考える前に脱落した候補なので、この辺りの設定なし。


 炭焼き小屋で出会うエピソードも、元は彼の物でした。

 ガイウスとはサン・エリゼで偶然再会、みたいな流れのはずが。


 同じ腐蝕持ちだけど、腐蝕耐性スキルを奪われて処刑対象でなくなった分、ひたすら苦労して生きてきた設定でした。

 ほぼ奴隷に近い生活を送っていて、ルーナにも中々心を開かない。

 開いたら今度は一直線に、暑苦しい程愛してくれるという王道でしたが。


 劣等感に苛まれる彼自身に腐蝕がいかに優れたスキルかを認めさせるのがおいしいかな、と作ったキャラクターでしたが、なんかルーナと「二人だけの世界」過ぎて息苦しい感じに。

 そしてやたら「運命」を口にする設定にしてしまったので尚更暑苦しい。


 早々にヒーロー候補から脱落しました。

 結局、設定はほとんどそのままに「マリウス」としてチョロっと出てます。

 まさかの魔石状態で。



 第三位:ハーフエルフのスヤン (既出)


 ただし、「改心した」が大前提。

 元々ホーリーアローの仲間だったし、ハーフエルフだからイケメンだし、という単純な理由でヒーロー候補に。バルドやウィルよりは説得力あるかな、と。


 一度ルーナと別れるけど、偶然再会。その時にはルーナの隣には別のヒーロー候補、まあ主にテルビオンがいて、意外な程胸が痛んで恋を自覚。過去の自分の行いを悔いてルーナに告白、みたいな流れの設定でした。


 金髪に瞳は紫。憂いを帯びた王子様風。

 すがって来るイケメン、おいしいよね、とか思ってました。


 ところが作者が不用意に「分け前」発言をさせてしまい、ヒーロー候補から強制脱落。

 ごめんね、スヤン。

 自分の事をお金でカタをつけようとした男を許すような主人公なんて、絶対ダメでしょ。てか女としてもどうよ、って感じです。


 実は彼の過去をすごく作り込んでました。

 ハイエルフの話でちょこっと出しましたが、エルフはとっても閉鎖的な種族の設定です。


 人間の父親に育てられたスヤン。

 母親に一目会いたくて、成人してから母の住む森に行きますが、入ることさえ許してくれません。そこへ祖父と名乗るエルフが現れます。母親は既にエルフと再婚しており、ハイエルフの弟がいる事を知ります。

「娘の今の幸せを壊さないでくれ」と涙ながらに話す祖父と、母の幸せを願って黙って身を引くスヤン。みたいな。


 いや、もう、これだけで別の話書けますわ。

 一体どっちが主人公やら。


 結果的にイケメンの無駄使いになってしまいました。



 最下位:ガイウス (既出)


 初期設定、残念魔族。にぎやかし要員。エロ担当。これだけ。


 滑り止め的、かつ第二候補(ナズラム)の引き立て役的に作った人物。

「何かあったらこいつに丸投げしようっと!」

 安易な考えでした。はい。その通り。策士、策に溺れました。

 年齢はそのまま、六十二歳。


 多分一番割りを食ったのは彼だよね。ごめんね、ガイウス。苦労してくれ。


 容姿はバンパイヤ風味にタレ目に泣き黒子、下まつげ君を予定してました。

 が、急遽メインヒーローに決まったので、これではR18になってしまうと危惧し、肉体を丸ごと取り上げてしまいました。それでガイコツ君に。

 うん、これで安心。


 生粋の魔族だと人間の心が分からないかも、と混血に。

 ついでに色んな能力持たせたいなあ、と更に魔族の血がゴチャゴチャに。

 何かあっても、「実は◯◯の血を引いてました」で切り抜けられるね。


 更についでに意外と武闘派、魔法も得意、な設定を盛って現在の状況に。

 足りない分はルーナと成長させれば良いさ!

 引き算のテルビオン、足し算のガイウスって事で。


 見切り発車が甚だしいヒーローの誕生でした。


 いつか肉体を取り戻してあげたいなあ、という伏線から「船酔い」設定を足しました。そうできるといいなあ。保証は出来ないけど。

 容姿はまだ迷い中です。



 一瞬だけの候補者達


 ・バルド:いや、スヤンの方が説得力あるよ。

 ・デイビッド:ルーナと同じ教会にいて、冒険者になった人。兄貴分。書き忘れた。ルーナはよくお菓子をもらってた。ローズが「餌付け」とツッコむシーンは割愛してます。

 ・ダーク様:実はルーナに一目惚れした稀有な人物。出会いが悪かった。頭は悪いのに商才は意外にもある。ひらめきは良い人、いるよね、な人物。

 ・エドガーさん:商売上のパートナーにいいかな、と。妻が多すぎてボツ。

 ・メラス:未出。次章の領地開拓編に出て来ますが。登場が遅すぎるよね。当初の予定では冒険者編と本章の間に入るはずだった建築業編で登場する予定でしたが。本章を繰り上げた結果、脱落。


 上記理由でヒーローにはなりませんでした。


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