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スプレンダー  作者: 黒田澪
4/6

夢と現実と少女

今回は少し短めです。

夢。



私が女性に襲われる夢を見た。

それは、目が覚めるような夢だった。



殺されそうにもなった。


でもこれは夢。


夢。


夢のはず―――――――――――――








「――――――――っ!?」


夢の夢?


そんな欺罔はすぐにかき消された。



「ん――――――――っ!?」


口が開かない。


何故だ。


何故だ!?


周りが暗くて何もわからない

この感触はタオル?



こんな状況にいきなりあっては冷静になるわけもなく


「――――――――――――――っ!」


何処だ?何処だ!?



もしかして…



蘇るのは夢の記憶


刃物を持った女性に襲われる夢


夢。


夢のはずと思っていたが。


夢じゃなかったら…?






その時だった



鍵を空けるような音が聞こえ、彼女の視界が明るくなったのは。



「たっ助けてくださ――――――――――――――」





彼女の助けが途絶えたのも。




そして、悪魔が微笑みだしたのも。



――――――――――――――――








某所



「♪~」




街中はきれいなイルミネーションで包まれていた。


時刻はもう深夜を周っていた。


そんな街中に、小さな天使が立っていた。








天使。


この言葉を聞いて悪い思いをする人は少ないだろう。

それほどいい言葉ということなのか。



なら悪魔は。



天使ではなく、それが悪魔だったら








そのいい思いは一瞬にして悪い思いに変わっていくのではないのだろうか。






「おーい?、こんな深夜にどうしたの?」



一人の女性は目の前の小さな女の子に話しかけていた。


見た目は天使だ。




「♪~」




だが、もしも―――――――――――



「鼻歌歌ってるの?」




その少女が―――――――――――



「♪~」



鼻歌が止まった瞬間だった




「ばいばい」




少女は小さなナイフで女性に襲いかかった。






少女がもしも、悪魔だったら。












―――――――――――――――――――――――――





『昨日の深夜25時ごろ、またもや切り裂き魔の仕業と思われる事件が発生しました。』


『襲われたのは、二十代と思われる女性で身分を証明するものは持っていませんでした。』





「…」





「そろそろ、対面しようかな…」





三角関係という言葉をよく耳にする。


簡潔に言うと一人の女性や男性を巡って取り合う関係のことだ。


三角関係というと三人というイメージがある。


なら、四人なら?


ましてや、何に関して取り合うのだろうか。


尊敬、恋など…


多くの人は欲求のままに求めるのだろう。



なら、殺意は?



殺意も、別の言葉でいう欲求なのではないのだろうか。












すみません、二か月以上投稿遅れました…

次回は一週間以内に更新目指して頑張ります。

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