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転生先はダンジョン主  作者: 匿名
5/6

初めての外出

まぁ…運命の相手がわかるという点では嬉しいけど…


この話は頭の端に放置しておこう…




それで問題がまた出てきた。動物をどうするかという点だ。ポイントで出すかダンジョンに外からの動物を招くか。


こんなに自然がいっぱいな場所に生き物が全然いないのは寂しい。

本に頼ってみるか…


するとそこには、ダンジョンは倒すことにより多くのポイントが加算されます。しかし撃退すれば撃退ボーナスが発生し倒すよりかは多少少なくなりますがポイントが加算されます。ですので、外からの動物をダンジョン内を出入りさせるのも手の内だと言えます。


と書かれてあり


『じゃあ、外からの生き物を出入り出るようにしてっと…外の偵察に行こう!!』




しかしここで癒羽は思った。私がいない間にダンジョン内に侵入者が入ったらどうなると。するとそれはすぐに解決した。




外出中に侵入者が現われれば頭の中に着信がいきますゆえ、すぐにダンジョンを思い浮かべれば一瞬で戻ってこれます。


本には既に書かれている状態だった。


『この本すごいね…すぐに解決してくれる。便利すぎ。それはともかくそれでは出発〜』


期待混じりの1歩を。










外を見渡してみると木、木、木…木しかなかった。

『森?』



どこを見ても同じ光景が目に入り、癒羽は考えた。

『木の上からなら周りが見えるかな?』


ここで一つの手を思い出す。ここはファンタジー。1番最初に属性に重力があったはずと。


『重力があるなら自分にかかる重力を無くせば浮けるのでは?空を飛べるかもしれない』


考えたら即実行。試してみるとすぐに出来た。


『うわぁー。空飛んでるよー。すごいー。』


木よりも高い位置につくと周りを見渡してみる。




『少し離れたところにかなりでかい国?みたいなのがある』


国?は障壁で囲まれており入口はでかい門がそびえ立っていた。


『まずは動物達を探しながらあの国?に向おう。そうしよう』



数時間後……



『え!?え!?何なの?動物?ここにいる動物はかわいい小動物にすら角や鋭い牙があるの?』



遭遇すると一目散にその角や牙で襲いかかってきた。まぁ、私は撃退したけど。



もんもんと考え事をしながら足を国?の方へ進めていると1台の馬車が破壊され女が1名その他は鎧を着ているもの数人とボロい服を着ているものが多数。いかにもな場面に出会した。うわぁ…と思いながらもバレると面倒くさそうなので退散します。え?助けないのかって?いやだな〜私そんないい人間じゃないから(笑)と1人で自問自答しながらその場を去った。



『うーん!!やっと門までついたよ。』


ここまでくるのに狼や熊、少し怖くなった小動物などに襲われたが無傷。門までつくと気が抜けて両手をバンザイ状態にして背伸びをしてしまった。





『それじゃあ、あの門の前に並んでる列に並ぶかー』



そう。門の前には列が出来ており何かを調べている感じだった。わたし大丈夫かな。





少しすると順が回ってきて《次の方どうぞ》という声が聞こえた。


《ここでは犯罪歴と目的を確認しています。犯罪歴はこちらの水晶に手をかざしてもらいます。》


手をかざすと何も反応がなかった。


《犯罪歴はないようですね。次に目的をお願いします。》


『観光に来ました〜』


観光という名の偵察ですけどね(笑






あっけなく通ることができここの門番は大丈夫なのかと少しだけ心配になったよ。私には関係ないけどね(笑



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