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ツンデレバス





あ、次降りないと。


ピンポーン。



次、止まりません。



……え? いやいや、止まってよ。



ピンポーン。



……止まらないって、言ってるでしょ?



え、何これ?



ピンポー……



だから止まらないわよ! わたしゃね、この道40年のベテランなのよ! みんな私をボタン一つで止まるやっすい女だと思ってピンポンピンポンと…… 私だってね、たまには自由に動きたい時だってあるのよ! どうしても止まって欲しいなら頭下げなさいよ? ほら、下げなさいよ。



え、っと。 お、お願いします。 お嬢様……





ふ、ふん。 あ、あなたプライド無いのかしら。こ、こんなおばさんに頭下げるなんて。 ま、まぁそこまで降りたいなら止まってあげてもいい、かなぁ。



(めんどくさいな、彼女かあんたは)



ん、んん! 次、止まりまーす♪







また、相手してね?



ブーーーン!





……後で電話をしよう。 あのバス、もう限界だと。 そしてそのうち大きい病院に行こう。 たぶん私、疲れてる。





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