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鬼対峙

だんご三兄弟ー◯◯◯ー

怒りに身を任せ走り出す桃太郎。

その先には頭に角を生やした鬼集団3人、団子屋の看板娘をかつぎ道の真ん中を堂々と歩いている。


桃太郎の接近に気づいた鬼は後ろを振り返った、が

「問答無用」


飛脚もビックリな助走で放った桃太郎の拳は3人の急所にめり込み、一瞬で娘さんを救い出した。咄嗟の事で判断が出来ず、鬼はうずくまり吐き出している。


うち2人はおそらく団子が喉に詰まったのだろう、さらに苦しそうだ。

「待ってくれ!仲間が死にそうだ、生命だけは助けてくれ!!」


桃太郎は首を傾げる

「団子屋の主人も町娘も同じ様に言った筈だが?」


怯える鬼は仲間を捨て逃亡、息が出来ず倒れた鬼は何とか吐き出し朦朧としている。


脅威が去った後町娘が口を開く

「助けて下さりありがとうございました、何とお礼を言ったら良いか…」

桃太郎の顔には安堵からか、薄ら涙が

「いや本当に良かった、居なくなったら俺泣いてた。」

「強いのに寂しがり屋なのですね、早くお店に戻りましょう。助かったと思うと店主が心配になってきましたわ。」

2人は帰路につく…


一方その頃逃げ出した鬼と言うと仲間の首領に状況を説明していた。

「して…何があった?」


「鬼と対峙して逃げてまいりました…」


ザワつく集落、力に屈した鬼の行動は?

次回

鬼謝罪

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