剥いて食う
スイカじゃねぇんだから、剥いて切り分けますよ
前回大きな桃を持って帰ったお婆さん。
とりあえず上の方から皮剥いて手頃な大きさにしてみる。
「何だか真っ二つにした方が良い様な気がするけど、こっちの方が食べやすいねぇ。」とご機嫌なお婆さん。
「これはええ桃じゃ旨い旨い…じゃがちと多いの。どらいふるぅつにでもするか。」
とふと口の周りが汁で痒いので顔を洗いに行くお爺さん。お爺さんは水に映る顔を見てビックリ。何と若返っているのだ。
ふと後ろに気配を感じると、同じく顔を洗いに来たお姉さん。
見覚えのある桃の様な尻をしている。
お兄さんはピチピチなピーチに喜んだ。
遅れて気付くお姉さん、抱き締め喜びを分かち合う。
桃の効果は絶大であった。
お兄さんは桃をもう1つ食べた。
そんな驚きの日から行く月もした後、お姉さんは子供を宿す。子宝に恵まれなかった2人は大層喜んだ。
産まれた子は桃太郎を名付けられ2人に可愛がられたそうな。物覚えも早いが何より成長が早い。
産まれてふた月で掴まり立ち。
半年でオムツ離れ。
1年で身長120cm、言葉を流暢に話す様になったのだ。見た目は最早5歳児なのだが、母乳を飲む光景が異様過ぎて、お父さんは危機としていた。
そんな桃太郎にも人生の転機?
次回
桃好きの子は桃好き