表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

異世界転送 ー赫星の呼び声ー

AI人狼アイランド

挿絵(By みてみん)

「え・・・?

 私の体が透けて・・・」


何これ?

宙を浮いている?

漂っている?

感覚がふわふわと揺れて、どこが上で、どこが下かも分からない。

青紫に染まった空間が、柔らかく揺らめきながら広がっている。


指先に、かすかな光が触れる。

小さな星たちが、まるで呼吸をするみたいに瞬いていた。

星と星の間を、白い霧のようなものが静かに流れていく。

音も、重力も、すべてが遠くに置き去りにされたような――そんな、夢の中みたいな感覚。


すごく綺麗・・・

このまま、どこまでも漂っていけそうな気がする。

これって、まさかの異世界召喚?

ワクワク、ドキドキの冒険が待っていて・・・

イヤな現実を忘れて、夢のような世界へ行けるかもしれない・・・


でも。


アレ?

あそこに、不自然な赤い光が滲んでる・・・


周囲の星々の優しい光の中、そこだけが異様に濃く、重たい赤。

近づくほどに、胸の奥に小さな痛みが広がっていく。

――行っちゃダメ!

本能が、そう警告している!


挿絵(By みてみん)


それなのにあそこに向かって体が・・・

抗えない力に引き寄せられていく・・・


体の自由が、利かない・・・

「やめて!」と叫びたいのに、声も出ない。


本当にあそこにだけは行きたくない!

行きたくない!

行きたくない!

行きたくない!

行きたく・・・

行きたく・・・

行きたく・・・

行きた・・・

・・・・・

・・・




ノベルゲームを主に制作しています。

今回はソーシャルゲームの開発に挑戦!

販売。即完結の売り切りとは違い、追加、追加のノベルになりますのでコチラにも投稿することにしました。

ゲーム版は風景描写を完全カットし主人公のセリフ、心理描写と登場キャラクターたちの会話だけでの構成に切り替えてお届けしています

※2025/6/公開予定

もしよろしければゲームも遊んでみてください


Google PLAY(AI人狼アイランド):https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ahc48.aiwolf&hl=ja

HP(AI人狼アイランド):https://ahc-48.com/home/aiwa_top/



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
(中の人が)日本人狼協会の無料会員です。 あ。Androidでも遊べるのかな? 見てみよ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ