僕はモテるのだろうけど、女の子に興味がない態度を取った途端、女の子が僕に対して１８０度態度を変えてきた！
“僕はモテるのだろうけど、女の子に興味がない態度を取った途端、
女の子が僕に対して１８０度態度を変えてきた！“
僕は普通に歩いてるだけで、女の子達が僕の方をチラチラ見てくるし、
前髪を急に触り出して僕に向いている目線だけは外さない！
前髪をかき上げる女の子もいたりして、なんなら僕にさりげなく触って
くる女の子もいるんだ。
最初、僕はこれがなんなのか分からなかったのだけど、、、？
どうも、女の子達は僕が気になっているんだと気づいた！
・・・ただ僕が女の子に興味がないから態度が冷たいと分かると？
急に女の子側も態度が１８０度変えてくるんだよ。
『“何アイツ、女に興味がないの？“』
『男が好きなんじゃない！』
『チッ、ムカつく！』
『私が気引いてんのにこの男、気づかないの？』
・・・こういうのが本当に面倒くさい。
先まで真っ赤に顔を赤らめてこっち見てたくせに、僕が気がない
態度を取った途端、冷たくあしらう訳？
“だから女は嫌いなんだよ。“
自分が美人とでも思ってるのか。
どうせ男なら誰にでもするんだろうが！
こんな事が毎日何回も起きると、僕の心もすり減ってくる。
何しろ、僕は女の子に興味がないんだから！
いや違うな、好きでもない女の子にそんな事されても興味なんか湧く訳がない。
好きな子ならともかく！ 好きでもないどこの誰だか分からない女の子に
そんな事されても、僕の態度は何にも変わらないよ。
＊
・・・そんな時、僕が気になっていた女の子から僕は声をかけられる。
『最近、川口君ってモテてない？』
『モテてないよ、普通だと思うけど。』
『普通じゃないよ、私の周りでも川口君の事がイイって言う女の子
が何人かいるよ。』
『・・・僕はモテてる感覚がないんだけどな。』
『モテる男の子が言うセリフよね。』
『それより、須佐美さんは？ 好きな男性居るの？』
『えぇ！？ い、今はいないかな。』
『周りにイイ男いないの？』
『いないかも。』
『“目の前に居るのに、気づいてないだけじゃない！“』
『“それって？ 私の事、川口君口説いてる？“』
『口説いてるよ、僕は須佐美さんの事が好きだし！』
『えぇ！？』
『あぁ、うそうそ！ 冗談だよ、ごめんね。』
『なーんだ、冗談か！ 本気で私の事口説いてるなら付き合って
あげてもいいかなって想ってたのにな。』
『えぇ！？ マジ？』
『うん。』
『“じゃあ、付き合いたい！“』
『えぇ！？ 冗談なんでしょ？』
『嘘！ いや、それも嘘！ 本当に僕は須佐美さんの事が好きなんだ！』
『じゃあー私達、付き合っちゃおうか？』
『うん！』
僕は女好きではないけど、ちゃんと女性が好きだ！
僕が好きな女の子だけは凄く興味もあるし気になってしまう。
だから彼女と付き合えて本当に嬉しんだ。
好きじゃない女の子に好意を持たれても困るけど、、、？
自分が好きな女の子には、僕に好意を持ってほしい！
“これって？ 普通の男の子だよね。“
好きな子と付き合えるなんって本当に最高だ！
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
