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34.付けるフリして

「んん……ん? ん〜……」


 希世子が首の後ろへ手を回し、眉根を寄せて唸っている。


「どうした、三上?」


 そこへ倫行がきた。


「ネックレスがうまく付けられなくて」


 留め具がかけられなかったのだ。


「俺が付けてやろう」


「ありがとう(かかったわね)」


 しかし、これは、ネックレスがうまく付けられないフリだった。

 うなじフェチの倫行を悶えさせようという作戦だった。


「お願いするわ」


 希世子は、ネックレスを渡して背中を向けると、長い髪を纏めてサイドによけ、己のうなじを倫行の眼前にさらした。


「(フフフ。さあ、佐藤君、私のうなじを)」


「できたぞ」


「(早ーーーーーーーーーーい!)あ、ありがとう」


 希世子は、平静な顔でお礼を言った。

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