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ラストワン~刻印がもたらす神話~  作者: Pー
第三章 第一部【総合アカデミー】
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13. 選択授業

 ディオクとミヴァルの二人が千花たちと共に学園生活を過ごす旨の話が会議室にて行われた。


 そして、総合アカデミーについて様々なしがらみについて聞き、その後の学園生活に活かそうとする時雨。


 そして、本日より始まる総合アカデミーの授業。


 思惑が交差する中、千花たちはどう動くのか。







 ❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐





 序列四位〈聖ドラグシャフ世界線〉総合アカデミー。


 大学のキャンパスのような広さの校舎の傍に点在する学生寮。


「今日からだったよね。授業が始まるの」


「えぇ。新たな文化を学べるなんて少し心躍るわ」


 学生寮のロビーにて朝の集合をする千花たち。


 そこには集合時間十分前にも関わらず、千花と時雨の二人がいた。


 本日の持ち物は筆記用具のみであったため、二人とも鞄だけと言う簡単な荷物となっている。


 千花と時雨は時間には早め早めの行動を心がけているため、少し早くなってしまうのだ。


「あらぁ、おはようございますねぇ」


「「おはようございます」」


 そこに、男子寮の方から元主がやってくるのに加え、後ろからはディオクとミヴァルの二人もやってきた。


「おはよう! 多王先輩! ディオク君! ミヴァル君!」


 千花の笑顔は分け隔てなく万人に与えられる救済の光。


「「救いの女神!」」


 その光にディオクとミヴァルの二人はひざまつき、目を瞑り、神々しさから千花を崇め出す。


「……!? 何してるの!?」


 二人の態度の急変に、千花は慌てて戻るように言うが全ては後の祭り。


 あちらこちらから、ヒソヒソと千花たちの空間への憶測が飛び交う。


「ああ! 私も!」


「じゃあ私も〜〜!」


 集合時間にロビーまで降りてきたミリソラシアと千百合の二人もディオクとミヴァルがひざまつている横に増える。


「なっ!? 何があったのだ!?」


 そして、最後にキャンベラが降りてきた時に最高のリアクションで叫ぶ。


「『女神』千花様の登場よ」


「『女神』だと!?」


 確実に勘違いをしており、かつて〈リングトラヌス世界線〉で戦った『女神』を思い出すキャンベラ。


「誰か止めてよぉっー!」


 千花の叫び声だけが、朝の学生寮に響き渡った。






 ________________________







『女神』千花様事件より数十分後、シャーシスとソフィア、ナーラの三人が合流し、合計十一人の大所帯となった千花たちは第百二十一期生の教室へと登校した。


 そこには、昨日食堂で揉めていたイルアとハヴィリア(プラス取り巻きの数人)の二人の明らかにギスギスした雰囲気があった。


「同じクラスだったんだね…………」


「まだケンカしてますよ…………」


 千花の驚愕に、ミリソラシアの呆れの一言はしっかりとイルアとハヴィリアに届いていたようで、ギロリと千花とミリソラシアに殺気が送られる。


 第百二十一期生の教室には、イルアとハヴィリアに迷惑していた(らん)=ボクやドルモ=リニグア、コラドグ=ジードルなどの実技試験で戦った生徒もちらほら見えた。


 もちろん、『皇王(こうおう)』アンフェアから監視の令を受けた(みどり)栄馬(えいま)の二人も既に教室に着いていた。


 総合アカデミーの自席は自由選択のため、千花たちは一箇所に固まり授業の始まりを待つ。


「皆さん、おはようございます」


 数分経った後、第百二十一期生の担当教師のエリト=二ドルリウスが教室へと入ってくる。


「本日は今後の取得科目、単位、進級、卒業について説明させていただきます」


 エリトは生徒たちに背を向けずに、黒板に青白い文字を魔法で投影させて四項目を描く。


 エリトは魔法(まほう)運用(うんよう)()の担当であるため、魔法の使用に関しては総合アカデミーでも随一の実力を誇る。


「では第一に取得科目についてですが我々『八大使徒』の担当する八つの科目から二科目受講して頂きます。選択は後ほどしていただきますのでご安心を」


『八大使徒』は総合アカデミーの教師たちの総称だ。


 それぞれ八つの科目のエキスパートである。


「そして、単位についてですが、そこで出される課題の得点にて成績をつけさせてもらいます。課題は特に決まっていません。その時の皆さんのレベルや情勢に合わせて教師が決めます」


 これは〈アザークラウン世界線〉の千花たちの通う高校と同じ手法。


 しかし、一部地球とは違う部分があり、課題は担当教師がその場で決めることと、情勢によって課題内容が変わるということ。


「進級も担当教師が次の段階に進めると判断した次の日から進級となります。例外として『五大賢人』と“天界の次次席争い”を開幕し勝利れば進級となるのでここだけは抑えておいてください」


『五大賢人』と『三大賢王』の存在は昨日、ディオクとミヴァルから聞いた通り、推薦型の総合アカデミーの看板となる八人のことだ。


 特殊な進級の例として『五大賢人』と『三大賢王』の存在が挙げられているのを見る限り、総合アカデミーでどれほど『五大賢人』と『三大賢王』が重視されているかがよく分かる。


「卒業に関しては三年在籍するか、一年の在籍と“聖人”資格の取得によって認められます」


 卒業に関しての話は千花たちは事前にディオクとミヴァルから聞いていたので衝撃を受けずに済んでいた。


「それでは取得科目についての選択を行います。そちらに投票用紙をお送りしますので、書き次第提出してください」


 全ての説明を終えたエリトは魔法による操作にて、投票用紙を各々の席へと配布する。


「選択可能科目は魔法運用科、魔法(まほう)化学(かがく)()魔法(まほう)深淵(しんえん)()魔法(まほう)剣術(けんじゅつ)()魔法(まほう)戦術(せんじゅつ)()魔法(まほう)倫理(りんり)()魔法(まほう)文化(ぶんか)()魔法(まほう)人間(にんげん)()の内二つを書いて私に渡してください」


 エリトが担当する運用科以外にも、興味深いものが多くあり本気で学びたいものにとって相当な誘惑となり得る。


 そして、数分後に全員が選択科目を投票用紙に書き、エリトに手渡す。


「集計が終わりました。総合アカデミーの授業は九十分二コマです。受講教室はそれぞれの先生方の指定する教室で受講してください。二コマの授業が終わった後はこの教室に戻り私からの連絡事項を伝えて終わりとなります。そのあとは各々の研究を進めてください」


 やはり、総合アカデミーは大学とよく似た制度になっているらしく、生徒の研究の成績を第一に考えている。


「魔法運用科はこの教室で、科学科は第一実験室で、深淵科は地下闘技場で、剣術科は第一演習場で、戦術科は第一統計室で、倫理科は第二教室で、文化科は第三教室で、人間科は第二演習場で、各先生方が待っています。速やかに移動するように。場所は校内の案内に従えば大丈夫です」


 エリトはそれだけ言い、千花たちに選択した科目を受けるように指示を出す。


 そして、遂に千花たちの総合アカデミーでの本格的な学生生活が幕を開ける。







 ❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐❑❐






『八大使徒』が集まり定例会議を開く場を生徒間では『使徒会』と呼ぶ。


「今期の派閥はどうなるのか楽しみじゃのぅ」


 会議が始まって、開口一番派閥の話を初めたのは魔法科学科のバロムア=二ドルシウスだ。


「バロムア殿、世俗に流されることはあまり良いとは言えんな」


 バロムアの発言に意を唱えたのは、魔法剣術科のワールド=クレイドール。


 ヴァルディード善竜騎士団所属のれっきとした女騎士だ。


「黙っておれ。お娘風情が。ワシの楽しみに口出しするでない」


「栄誉ある『八大使徒』の世俗(せぞく)化など言語道断だ」


「貴様程度が栄誉じゃと? 経験を積んで出直してこい。栄誉、名声、栄光。そんなものは塵芥に等しい」


『使徒会』において、バロムアとワールドの口論は大して珍しいものではない。


 生徒同士の派閥争いに介入するバロムアに、非介入を掲げているワールド。


 この二人がぶつかることは必然と言えるが、それを見ている他の『八大使徒』にとってはたまったものではない。


「それで? あの、これ、えっと、これ! 第百二十一期生のクラス分け」


 バロムアとワールドの口論に嫌気が刺している魔法深淵科のリニヴァ=リンにとっては、明確な議題というのは話を逸らすことにおいて重宝している。


 そして、彼の手元にある紙切れは他の『八大使徒』の手元にもある。


 そこには千花たち第百二十一期生の選択クラスが書かれていた。


 魔法運用科──ミリソラシア、ディオク=シャドリニウス、ミヴァル=リード、嵐=ボク、ドルモ=リニグア、コラドグ=ジードル


 魔法科学科──華彩時雨、コラドグ=ジードル


 魔法深淵科──栖本千花、多王元主、シャーシス


 魔法剣術科──千百合、キャンベラ、ハドルド=マキニウス


 魔法戦術科──華彩時雨、栖本千百合、キャンベラ、イルア=クレイドール、ハドルド=マキニウス


 魔法文化科──ソフィア、多王元主、シャーシス、ナルリッド、暗=トウ


 魔法倫理科──ミリソラシア、ナルリッド、ディオク=シャドリニウス、ミヴァル=リード、ドルモ=リニグア、暗=トウ


 魔法人間科──栖本千花、嵐=ボク、イルア=クレイドール


「あの、なに、えっとね、これ。見事に粒が別れたね」


 リニヴァの言葉の真意はただ一つ。


 第百二十一期生の選択科目の分布にあった。


 派閥を作るであろうと予想されている者がバラバラの授業をとることによって、派閥同士の衝突を避けて平穏な日々を過ごせるからだ。


 過去に、一度だけ派閥同士の衝突によりその代の生徒が数名になってしまうと言う“ブレミン通りの戦い”が引き起こされた。


 他には、『剣鬼王』と呼ばれる化け物がたった一人で歯向かってきた大派閥を叩きのめしたと言うぐらいだ。


 過去の例を見る限り、派閥の頂点に立つであろう人間は固まって欲しくない、と言うのが『八大使徒』の望み。


 しかし、派閥争いを楽しみにしているバロムアにとっては歓迎する事ではない。


「つまらんのぅ。ワシの楽しみを潰しよって」


「バロムア殿、口を慎んでもらおう。生徒たちは貴君の遊び道具ではない」


「ふんっ。世俗に関わらん騎士様は崇高なことじゃのぅ」


「バロムア殿!」


 もはや会議どころではなくなった『使徒会』だが、エリトが新たな()()を投入することにより、終止符が打たれる。


「『剣鬼王』が動きましたよ」


「……!?」


 バッ! とバロムアやワールドは言うまでもなく、静観していた他の『八大使徒』までもが驚く。


 あのヴァルアドル校長ですらエリトの言葉を待っている。


「今はまだ完全に行動していませんが、近いうちに来るかと」


 その言葉にはわざと軸をずらした内容としているが、『八大使徒』の全員は言わんとすることを理解している。


「『剣鬼王』が動くとなると、また厄介なことになるな」


 私の呟きはつい半年ほど前のこと。


『剣鬼王』は『五大賢人』、『三大賢王』、そしてヴァルアドル校長の総合アカデミーでの三つの柱を完膚なきまでに叩き潰している。


 しかし、この行為があまりにも現実離れしていたため、生徒がデマを疑い『剣鬼王』に挑みかかっていったのだ。


 結果は生徒の死屍累々とした惨事となってしまった。


 さらに、生徒の一人が()使()()()()()()()()()を侮辱したことが『剣鬼王』の怒りを買ったという。


 この事件の終息のために『八大使徒』が総出で動いたのにも関わらず全滅。


 そして、ヴァルアドル校長すらも敵わずに、この事件は『剣鬼王』の怒りが収まったことによって終わった。


 これを“『剣鬼王』の変”と言い、後世に紡がれるであろう生ける伝説となった。


「触らぬ神に祟りなし」


『剣鬼王』の強さを思い出し、沈んでいた会議室に一言が呟かれる。


 発言の主は黒髪ストレートに丸眼鏡、身長は低め、そして傍らに分厚い本を持つ典型的な文系女性だ。


 寒がりなのか丈の長いロングスカートに厚手のセーター、その上にモコモコのコートと言う具合で相当な厚着だ。


 そして、そんな厚着でも隠しきれないほどの育ちきった胸元の果実。


 だが、本人はこの胸を嫌っている。


「流石は文化科のスティア=モービット先生だ。この状況で知識を見せびらかせるとはね」


 そう言う女性は真っ赤な髪に、真っ赤なサングラスをかけるのではなく、おでこに乗せて、サバサバした雰囲気を纏っている。


 女性は綺麗な美脚をミニスカートにより顕にして、とまではいかないほどの胸元をカッターシャツにより強調している。


「貴女も同じようなものでしょう? 倫理科のサウロリア=アウレリウス先生?」


 キッと不機嫌そうにスティアがサウロイアを睨む。


「いいや。俺は違うね」


「何が違うのかしら?」


「俺は知識を学ぶことを楽しみとしている。お前と違って人と共有する楽しみ方はしない」


 これは現代教育にとっても重要なことで、知識を学ぶために学校へ行くのか、それとも知識を共有するために学校へ行くのか、の問題となってくる。


「よしなさいな、二人とも。何故こうも仲が悪いのですか?」


 スティアとサウロイアの口論を止めたのは、緑寄りの金髪をストレートにして、腰元に二本のサーベルを指した身長の高い女性だ。


 高圧的な雰囲気をしているが、決して気難しいわけではなく、どちらかと言うと生徒と共に歩く教師だ。


「頭の良い戦術科の(ぐん)=リン先生は所詮俺たちのレベルなんざ低いって言いたいのか?」


「止しなさい。『八大使徒』内で争う意味はありません」


 軍=リンはスティアやサウロイアたちとは年齢が一回り上なのだ。


 故に、スティアやサウロイアは彼女を少し苦手としている。


 とは言っても、軍=リンの美貌は年齢を感じさせることなど決してしない。


「あれ、えっと、それそれ、ボクとしてはキミにも話を聞きたいわけよ。いいかな? (けん)=トウ」


 スティアとサウロイア、軍=リンの口論が激化することを恐れたリニヴァが『使徒会』が始まり唯一一言も話していない女性に話を振る。


「わたしはどうでもいいわよ。その場、その場で対応するし。己を鍛えることだけがわたしの存在意義なんだし」


 そう話す拳=トウは真っ青なチャイナ服に漆黒のロングヘアー。


 スティアやサウロイアと同等かそれ以上の美貌を誇る女性だ。


 因みに、スティアとサウロイアと拳=トウの三人は同期であり、総合アカデミーに通っていた。


 三人とも超がつくほどの美少女であったため、総合アカデミーの三大美少女としてノミネートされていた。


 閑話休題(それは一度置いといて)


「野蛮じゃのぅ……我心(がしん)論者(ろんじゃ)は」


 ──我心(がしん)論者(ろんじゃ)


 それは総合アカデミーに存在する三大宗派の一つ。


 竜を信仰するヴァルディード善竜信仰。


 ミヴァルの『凱竜』やドルモの『水竜』といった様々な竜が信じられている


 神を信仰する征統教(せいとうきょう)


 ディオクの『骸神』といった様々な神が信じられている。


 そして、我心論者。


 己に与えた命題(めいだい)を基礎としてただひたすらに己の武を鍛え上げる。


 さらに、我心論者は己の命題を名前に刻むことにより基礎とした命題の力を使用できる。


 例えば、嵐=ボクならば『嵐』を実技試験にて使用し千花を攻撃したように。


 総合アカデミーはこの三大宗派が支配していると言っても過言ではない。


「今のは拳=トウ殿に対する侮辱か? バロムア殿」


「ふんっ。騎士様はどこにでも噛み付くようじゃな。卑しいのぅ」


「……! バロムア殿!」


 ワールドが怒りに満ちるのにも理由があり、バロムアは征統教の狂信者であり、ヴァルディード善竜信仰者や我心論者を片っ端から攻撃していくのだ。


「いいんだし、ワールドさん。わたしはこんなクソジジイのことなんか気にしないんだし」


「…………そうか。拳=トウ殿がそう言うのならば私は矛を収めよう」


 拳=トウの言葉からわかる通り、バロムアは『八大使徒』の内部から相当に嫌われている。


 ワールドはもちろんのこと表に出さないだけで、拳=トウやスティア、サウロイア、軍=リンたちといった女性陣はバロムアを腫れ物として見ている。


 エリトやリニヴァと言った男性陣も彼のことを苦手といているようで率先して話しかけようとしない。


「もう良い。ソナタ等の意見は聞かせてもらった」


 重厚感のある声色で、ヴァルアドル校長が『八大使徒』に会議の一時中断を決断する。


 異論など飛び出るはずもなく、『八大使徒』たちの口論は幕を閉じた。


「『剣鬼王』の件は捨ておけ。奴のしでかすことに付き合ってられん」


 ヴァルアドルは今回の『使徒会』にて、議題に上がったものをまとめる。


「第百二十一期生の教育にも力を入れろ。派閥の問題はどの代にも付き纏う問題だ。一度頭から追いやり、教師としての立場を遵守しろ」


 千花やハヴィリアといった大派閥の頭となる者にすらヴァルアドルは興味を示さない。


「これにて、今回の『使徒会』を閉幕する。ご苦労であった」


 ヴァルアドルの言葉を合図に『八大使徒』の面々は会議室から続々と出ていく。


 その中に唯一、どす黒い感情を渦巻かせている者がいたが、この段階で気付く者は誰一人としていなかった。

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