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ラストワン~刻印がもたらす神話~  作者: Pー
第二章 第一部【序列争い】
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12. 氷剣使いと星使い

 世界すら凍てつかせる氷が瞬時に広がる。


 氷の向かう先は地面ではなく、空であった。


「凍れ。(それがし)獄氷(ごくひょう)で」


 広がる氷の真ん中に艷めく黒髪を後ろ手に括っている男がいる。


「星よ、我が願いに応えたまえ」


 その声と共に、()が降ってくる。


 弾丸と同じかそれ以上の速さで。


 だが──


 降ってくる星々に、剣士は腰の一振を抜刀する。


蒼滞氷結流そうたいひょうけつりゅう獄氷瞬横閃ごくひょうしゅんおうせん】!」


 冷気をまとった一閃が落ちてくる星々を全てを凍てつかせる。


「蒼滞氷結流【獄氷零結晶ごくひょうぜろけっしょう】」


 氷を使う男、グラリュード・アテムが抜刀していた太刀を納刀する。


 すると、パチンッとした音の後に雪の結晶が降ってくる。


「【星々の加護(ほしぼしのかご)】」


 かたや空に浮かんでいる男、ジェラール・ビュートは己に星々が与えし防御の加護を付与し守る。


 雪の結晶は地面に積もると、結晶が溶けるまで地面を溶かす。


 結晶は己諸共降り積もる相手を溶かしてゆく。


「危なかったな」


 まったく危機感のない、「危なかったな」が聞こえる。


「……その感情のこもっていない声で話すな。虫唾が走る」


 アテムにとって感情というものは最も重要視されている。


 剣を振るうのに無関心では弱くなる。


 逆に感情を込めて振るえば太刀筋は安定し、最高の一振となる。


 故に、アテムは何事にも無関心を貫くものを認めない。


「感情か…………悪いな。はるか昔に消えてしまったようだ」


 アテムの怒りを受けてもジェラールの態度に変化はない。


「感情が消えることなど有り得ない。人は感情を基礎に動いている。“楽しい”から遊ぶ、“悲しい”から泣く、“腹立たしい”から憤怒する、“嬉しい”から人といる、“恋しい”から愛を学ぶ。人の心に虚無などない」


 アテムは断言する。


 人には必ず何らかの感情があると。


「確かにその通りだと思う」


 それでも、ジェラールは感情のこもっていない声で返答する。


「…………貴様、これ以上(それがし)を愚弄するなよ」


 怒りに満ちた声が木霊する。


「逆に聞きたいんだが、何故そこまで感情にこだわる? 感情などあったところで意味はない」


 星空のような髪を弄りながらジェラールはアテムに問う。


「…………感情が人を人たらしめる。護りたいと思ったからこそ、貴様は守護者などやっているのだろう?」


「護りたい………………か」


 アテムはジェラールの質問に真摯に答える。


 それはアテムが根っからの武人であることを意味している。


「悪いな。私は人々を護りたくて守護者になった訳ではない。朽ちるなら星のように煌びやかに朽ちようと思っただけだ」


 ジェラールはアテムの言葉を聞いていないかのような答えをする。


 二人の間の会話は微妙な齟齬(そご)を感じる。


「貴様との対話は無駄なようだ。早々に斬り捨てるとする」


 ジェラールとの会話は成り立たないと判断したアテムは会話を諦める。


「そうしてもらえると助かる。私もそろそろウンザリしてきたところだ。他人の価値観を押し付けられるときほど、苦痛な時間は存在しない」


 ジェラールもアテムとの会話が交わらないと思い、思考を放棄する。


「蒼滞氷結流【獄氷蓮翠蕾(ごくひょうれんすいび)】!」


「【宇宙(コスモス)】」


 大きな氷でできた蓮の花が展開される。


 蓮の花は瞬時にしぼみ(つぼみ)となる。


 かたやジェラールは小さな星々を一つにまとめ、巨大な隕石を創る。


 蕾は高速回転しジェラールに飛んでいき、巨大な隕石はアテムに堕ちてゆく。


 二つの天災は二人の真ん中で激突し、大気を震撼させる。


 アテムの目の前にはジェラールが無傷で立っている。


 ジェラールの目の前にもアテムが無傷で立っている。


 二つの天災は互いにぶつかり合い消滅したのだ。


「なかなかに死なないな。さっさと死んでくれるか?」


 ジェラールは言葉の内容とは反対に無関心な声で喋る。


「仕方あるまい。(それがし)の真の剣を見せてやろう」


 アテムはジェラールの強さを認め、己の全力で相手をする。


「…………凍る。この世の全てを凍てつかせる。我が愛刀、零度剣絶狼(れいどけんぜろ)


 今まで両手に持っていた太刀が青白くひかり、縦に真っ二つに割れる。


 割れた後の太刀には凄まじい覇気がこもっている。


「ッ…………!」


 その圧は特に構えをとっていなかったジェラールに最大の警鐘を鳴らせるほど。


「さぁ、ここからが(それがし)の本気と知れ! 蒼滞氷結流【獄氷冷帯刃(ごくひょうれいたいは)】!」


 冷気をまとった一閃が繰り出される。


 その威力はつい先程見せたものを遥かに上回る。


「【星々(ほしぼし)加護(かご)】…………!」


 ジェラールは加護を発動させ冷気の一閃を無効化しようとするが、零度剣絶狼(れいどけんぜろ)によって強化された一閃には敵わなかった。


 そのまま【獄氷冷帯刃(ごくひょうれいたいは)】の威力により吹き飛ばされる。


「わかったか? 貴様程度では(それがし)には勝てない」


 この状況を見ると誰でもそう思ってしまう。


 だが、アテムはこれで終わりとは到底思えなかった。


 ジェラールの強さを知っているからこそ、最大の警戒として声を投げた。


「面倒臭いな。私の輝きが消えてしまうから使いたくなかったが、そうも言ってられないらしい」


 そう言うと、ジェラールは懐から剣の()を取り出す。


「……? 貴様、(それがし)を愚弄する気か?」


 武人のアテムにとっては剣の柄だけを取り出すことは相手を侮辱していることに変わりない。


星覇剣(せいはけん)フォーマルハウト」


 ジェラールの持つ剣の柄に小さな星々が憑いてゆく。


 そして、細長いレイピアとなる。


「星を統べる私にしか使えない代物だ。喜べよ。フォーマルハウトを使う私と遊べるのだから」


 そこまで言うと、ジェラールの瞳が黒く光る。


星導(せいどう)の魔眼“(しん)”」


 星々の導きを得ることの出来る魔眼を発動させ、ジェラールはフォーマルハウトを構える。


「面白い。貴様のような強者と剣を交えられることを誇りに思う」


 ジェラールとアテムの戦いは技の応酬ではなく、肉弾戦へと移行した。






 _______________________







 フォーマルハウトがアテムの頬を薄く斬る。


 零度剣絶狼がジェラールの右脇腹を掠める。


 このように小さな傷がだんだんとついていき、はや十分以上。


「(まさか、絶狼を抜刀している(それがし)と同等とはな。これは長丁場になりそうだ)」


「(フォーマルハウトと星導の魔眼があればすぐに終わると思っていたが、なかなか思い通りにいかないものだ)」


 二人は違う考えを持ちながらも、同じ結論に辿り着く。


 この戦いはまだまだ続くと


 しかし、二人の考えは裏切られる。


 轟音と共に()()が現れた。


 そう、エレセントである。


 だが、他の者と違いジェラールとアテムの前に現れたエレセントには二つの相違点があった。


 一つ目、エレセントは一人ではなく()()いること。


 二つ目、一人のエレセントが剣聖を蹴りながら壁を突き破ってきたこと。


「強そうなやつ二人もいるゥぅぅううう!」


「殺す殺すころころころすぅ!」


「ヤバいヤバいやばやばやばやばやばやば!」


「みーんなだーいすきーエーレセントー!」


「眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い!」


「戦うよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」


 六人が違うことを大声で喚き散らしながら二人のいる空間に降り立つ。


「……ガハッ」


 壁を蹴る道具になっていた剣聖は壁にぶつかっただけでは止まらず、ジェラールとアテムの間にまで吹き飛んだ。


「許さんぞ…………狂人風情が! オレを足蹴にしたこと後悔させてやる」


 千花たち五人を逃がしたあと、一人のエレセントにトドメを刺そうと刀を振るおうとした時に、複数人のエレセントが横から突如として現れ一瞬の間意識を失っていたのだ。


「ソナタは確か、千時剣聖…………だったか?」


「……? 貴方はグラリュード・アテムだな。悪いが手を出さないでもらおう。奴らはオレの獲物だ」


 そう豪語する剣聖だが、キャンベラの降竜秘奥(こうりゅうひおう)により大きなダメージを負っている。


 それに加え、エレセントの蹴りが思いの他ダメージになり満身創痍だ。


「お前がどうとか関係ないな。私とそこの青いが二匹ずつ貰ってやる。一人頭二人でよろしく」


 無関心な声でジェラールが指示を出す。


 それは遠回しにアテムへと一時休戦を申し出ている。


 そして、剣聖の負担を減らそうとしたのだ。


「…………まぁいい。今回ばかりは譲ってやろう」


 ジェラールの意思を受け取ったのか、渋々と言った感じで剣聖が引き下がる。


「どこまでも強情な奴だな…………。千時、貴様剣士だろう? その刀はあと一合でも打ち合えば折れる。(それがし)の脇差を貸してやる」


 確かに、剣聖の鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)はボロボロになっている。


「いらん。【生成(コール)(ザロ)】」


 剣聖の手にあったボロボロの鬼哭啾啾は眩い光を出しながら消えていった。


 その代わりに剣聖の手には綺麗な鬼哭啾啾が生成されていた。


「その力、便利だな。刀を持ち歩かなくてよいのか」


「無駄口を叩くな。さっさと斬り捨てるぞ」


 そう言うや否や剣聖は一人のエレセントへと向かって行った。


「さて…………(それがし)も行くとしようか」


「とっとと終わらせる」


 アテムとジェラールも残りの四人を斬るために動き出した。







 _______________________






 剣聖はエレセントが首を斬っただけでは死なないことを知っている。


 身をもって体験したからだ。


 故に、剣聖はエレセントの弱点を視る。


(つるぎ)刻印魔法(こくいんまほう)】第一段階。


 剣聖曰く、【鬼神眼(おにノしらせ)】。


鬼神眼(おにノしらせ)】を発動している時には剣聖の両眼は薄い赤色に光る。


 降竜秘奥(こうりゅうひおう)を使用したキャンベラと斬り合った時にも使用した。


鬼神眼(おにノしらせ)】には主に二つの力がある。


 一つは【鬼神眼(おにノしらせ)】を使用していると、眼の中に数本の薄い赤色の線が表れる。


 その赤い線は大小関係なく、剣聖の身を脅かすものだ。


 キャンベラの剣戟(けんげき)を全て避けきれたのも、【鬼神眼(おにノしらせ)】による危機回避能力があったからだ。


 二つは己の剣を振るう最善の場所、相手の弱点が薄い赤色の線で示されるのだ。


 今回の場合、エレセントの心臓に薄い赤色の線が延びている。


 つまり、エレセントの弱点は首ではなく心臓という訳だ。


「フッ!」


 エレセントの心臓に迷いなく鬼哭啾啾を突き立てる。


 しかし、エレセントもまた強者。


 そう易々と弱点を突かせてはくれない。


 鬼哭啾啾の軌道を読み、スレスレで避ける。


 しかし、エレセントは読み違えた。


 エレセントが強者だとしたら、剣聖は天上の者なのだ。


「真禍極限流【(とつ)無刀(むとう)】」


 突きを繰り出すその時に右脚を使い光速で右回転し、手首を百八十度回転させ鬼哭啾啾の持ち方を反対にする。


 そうすると右回転した時にそのまま相手を袈裟斬りにできる。


 真禍極限流の無刀技の一つだ。


 袈裟斬りにされたエレセントは刃が心臓を切り裂いていたのか、絶命する。


「嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘」


 もう一人のエレセントが抱いているのは恐怖。


 目の前で自分が死んだことと同義なのだ。


 いくら狂っているエレセントであっても己の死の匂いは分かるのだ。


「次で終わりだ」


 その言葉は剣聖がエレセントへと踏み込んだ後に聞こえた。


 つまり、剣聖の速さが言葉を置き去りにしたのだ。


「真禍極限流【(しん)無刀(むとう)】」


 殺意で生成した太刀をエレセントへと振るう。


 もちろんエレセントは殺意の太刀を回避する。


 だが殺意の太刀は囮、本命は剣聖自身が握っている鬼哭啾啾だ。


「お前、バァァァァァぁぁぁぁぁあカ!」


 しかしその程度の技術、エレセントには見破られている。


 鬼哭啾啾を振るう瞬間にエレセントが短刀を剣聖へと突きつける。


「【生成(コール)(ゾア)】」


 ガキンッ! と、鉄と鉄がぶつかり合う音がした。

 剣聖の【剣の刻印魔法(こくいんまほう)】により、剣聖自身の身体の内から数本の剣を創り出す。


 もちろん身体の内から創っているので剣は、骨を突き抜け、肉を破り、皮膚を貫く。


「お前、ほんとに人間かぉ?」


 あまりの所業にエレセントですら剣聖の正気を疑う。


 しかし、剣聖は言葉を紡ごうとしたエレセントの首を問答無用で斬り落とす。


「ふん。この程度の芸当、出来ずしてどうする」


 剣聖は当然と捉えているが、身体の内から刃を生成する痛みは相当なものだ。


「気持ち悪い。さっさと元に戻せ」


 二人のエレセントを瞬殺したジェラールが、剣聖の見た目に愚痴をこぼす。


「…………これもまた、ソナタの強さか」


 アテムもジェラールと同じで、エレセントを瞬殺していた。


「貴様らの常識の無さには辟易する」


 そう言いながらも、剣聖は【生成(コール)(ゾア)】により生み出した剣を消す。


「それにしても、コイツらは何? 同じのが六人もいたんだが」


(それがし)は〈アザークラウン世界線〉の最終兵器だと思っていたが?」


「君の頭の中はお花畑か? こんな狂った奴らを守護者(ラスト・ワン)にするとでも?」


 二人がエレセントについて考察している間、剣聖は二人とは別のことについて考えていた。


「(明らかにおかしい。人を斬った感覚があまりにも無さすぎる。命を奪った実感が湧かない。オレがついに人斬りに対して何の感情も抱かなくなったというなら納得もいくが、オレはその境地には未だに至っていない。誰を斬ろうと、相手が命あるものなら何かしらの感情が湧くというのに…………)」


 剣聖はエレセントを斬った時の感覚に納得がいっていない。


 それは十数年もの間、人を斬ってきた剣聖だからこそ分かる。


 たかだか十数年の経験である剣聖ですら理解できるのだ、アテムもエレセントの違和感に薄々気づいていた。


「千時、この人間…………人間かどうかも分からんが、何者だ?」


 三人の中で最もエレセントと対峙した時間の多い剣聖にアテムは問いを投げる。


「知らん。だが、ただの人間ではないことは確かだ」


「そんなこと私ですら分かる。お前実はバカ?」


 剣聖の言葉にジェラールが噛み付く。


「…………あんまり調子に乗るなよ。斬り捨てるぞ?」


「やってみたらいい。君じゃあ私には勝てない」


「ほう? なら一戦死合ってみるか?」


 わざと剣聖を煽っていくジェラール。


「…………少し待て。何か来るぞ?」


 ここで二人の死合を寸前で止めたのはアテムだ。


 何かに耳を澄ませている。


 二人に制止をかけたアテムが次の瞬間、三人の周りに氷の剣山を張り巡らせる。


「…………グラリュード・アテム。貴様、この光景をどう見る?」


「どうって、見た通りじゃん」


「貴様に聞いていない。すっこんでろボンクラ!」


 何故か剣聖の問に答えたジェラール。


 もちろん、剣聖にキレられて撃沈。


 一体何がしたかったのだろうか?


「ざっと見ただけでも三百はいるのだが?」


 その呟きは誰から零れたものであろうか。


「お前らが俺っちたちを殺したたたたたたたたたたたた?」


「許さない許さん許しませんんんんんんんん!」


「ひっとでなっし! ひっとでなっし!」


「ここここここここここ」


「ろろろろろろろろろろ」


「すすすすすすすすすす」


「ぶっ殺す!!」


 そう、氷の剣山の周りに現れたのは約三百人のエレセントであった。


「さて、ここまで来たら共闘でいいか?」


 アテムの最終確認の声が響く。


「仕方ない。気に入らない剣士の頼みであっても断ることは無礼だし」


「共闘は元よりしていただろう」


 ジェラールと剣聖はアテムの言葉に肯定の意志を示す。


「零度剣絶狼。零度剣真狼(れいどけんしんろう)


 アテムは太刀と脇差として帯刀していた零度剣真狼を抜刀し、構える。


「星覇剣フォーマルハウト」


 ジェラールは星々の力を行使できる星覇剣を構える。


「【生成(コール)(ザロ)】、【生成(コール)(ザロ)】」


 剣聖は【(つるぎ)刻印魔法(こくいんまほう)】を二度使い、鬼哭啾啾との兄弟刀、小太刀である鬼哭仙啾(きこくせんしゅう)の二刀流。


「一人頭約百人。臆することなかれ英雄よ!」


 アテムの喝を入れる叫びを最期に、三人は三百人のエレセントの群れに飛びかかって行った。

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