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セルデシア・インザ・リューリク  作者: 創手カケラ
ウラジオン
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ザハル・フレンズ

大地たちと別れ、一人町の中を進むザハル。あちこちでPKギルドが打ち負かされたことを祝う騒ぎが起きてて、賑やかである。その中を進みながら、メニューを開き耳に手を当てて念話を始める。程なく念話の相手が応答した。

「よー、ザハル!!本当に来てくれたのか!!」

「当たり前だろバルザック。まあ色々あったけどさ、どうにか来たぞ」

「ハバローフからウラジオンだもんな……一人で来たのか?」

「あ、いや、一人じゃないんだ。運よくサムライの冒険者に会って一緒に大地って日本人で」

「日本人?なんでロシアサーバーに?」

話の相手をバルザックと呼ぶ。通話画面のプロフィール。メイン職業はヤマトサーバーで言うところのサムライに当たる。ロシアサーバーのみ実装のコサックと表示されている。ザハルの言うサムライに相手のバルザックは、驚きと疑問の混じった声で聞き返す。それにザハルは、祝い道行く人を避けつつ、答えを返していく。

「えっと、大地さんのギルドのギルマスが、少数精鋭でアイテム収集にこっちに来てたとかって言ってたな……うんで、その仲間がウラジオンにいてその人に会いに行く途中で、同じくウラジオン目指してた俺と会ってここまで」

「大地さんって人んとこも大変そうだな……」

「会うとそう言うの全然感じないんだけどね……あ、バルザックはどこにいるんだ?」

ザハルが大地のことを話してて、ふと思う。俺らより大変な状況のはずなのに、落ち着いていて困ってたり大変さは微塵も感じない。普通なら人のことなど構ってられないのにと思ってしまう。

そう思いながら話を続けてて、本題に話が戻る。相手のバルザックも思い出したように声をあげてその事の話に戻る。

「あ、ああ。そうだな。俺は今、宿屋のプーシュカってところ。ほら宿屋街でいつも利用してた。エリムに、ナーナも一緒だ」

「はいよ。あそこな宿屋のプーシュカ……皆は何も?」

「はじめは大変だったけど、まあスティレット中心の連合がPK一掃したからね。静かにしてれば安全さ。あーけど、ナーナが始めのころ取り乱して?ちょっ、ナーナっ、やめっ殴んな!!いたっ!?……」

「ん?おーい……切れた?」

バルザックの話だとどこかの宿屋・プーシュカにいるらしい。だが話の途中でナーナの話を使用としたところで、騒がしくなり、痛そうな音や女の子の声が聞こえ、最終的にはバルザックの方から、念話が切れる。心配はしてないが、何があったか想像がつき首をかしげて呆れた苦笑いを浮かべてしまう。

「ナーナもまた……にしても、スティレットってこんなにすごいんだな……」

町の騒ぎにバルザックの口からも出たスティレット。ロシアサーバーの極東地域で最高クラス。ロシアサーバー全体でも名が通る戦闘系ギルド。今では英雄のような存在にまで名が上がっている。ゲームが肌で感じ実体験となり、ひとつの行動がここまでになる。ゲームと読んで良いのか分からなくなることが起きている。

えー、ユニーク数も経験したことがない3000人を越えました!!

お気に入りも少しずつですが今も一人二人と増えて本当にありがとうございます☆

二次創作と入っても作ってるものがこう読まれるのはほんと嬉しいです☆

さらにロシアサーバーを捏造(公式ではないからね)して、キャラを増やしてと造っていきますよ!!

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