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セルデシア・インザ・リューリク  作者: 創手カケラ
道連れ四人とヴォトカの四人
33/94

ギルドマスターズ

精霊の光、松明やかがり火の灯り。その回りの暗い顔で座り込むもの、張り詰めた顔壁に寄りかかり他者を見つめるもの、なんのやる気もなく寝転び虚空を見る呆けた顔。そんな彼らの中を通り抜けて川沿い通りに着く川の水、せせらぎが冷たくだが心地よくも思えた。暗い水面に写る月と星にもとの世界では遠退いたものが見れるのだなと目を閉じる。ただやはり、雪残るこの地域。心地よくも思うが長居するには、川から上がってくる空気が冷たすぎるので、さっきのような連中が居ない。

「聞かれて困ることじゃないんだろうが……人がいないから選んだか?」

裏道に入り、奥に進む暗いなかに一角ランプに灯りが点った場所があり、扉の看板にはロシア語で月光ルチー・ルヌイが書かれていた。ドアを開ければドアベルが雰囲気に合った音を奏でる。

「いらっしゃい……お一人で?」

「いや、呼ばれてきたんだが……」

「それは、失礼しました」

「ギムレ、こっちだ」

店のなかも雰囲気良く、静な少し薄暗い店。ただ客はほとんどおらずで淋しい。カウンターでコップを磨く男性。店の雰囲気に合った品のよい老人のバーテンダーが出迎える。奥のテーブル席から声がして、見ればイワンがギムレントを呼んでいる他に見たことあるような人物と見知らぬ方が居る。

「来たぞイワン。お?ランゲルンか?」

「よっ、ひさしぶり。元気だったか?」

「まあ、ボチボチよ……そちらの方は?」

イワンともう一人は、五百人規模の戦闘系ギルド・嘘つきウサギルジェーツクローリェカのギルドマスター・ランゲルン。狼牙族で、ロシアサーバーでのスワッシュバックラーに当たる職業・フサリアの青年。昔、彼のギルドの精鋭とギムレントの精鋭陣の混合部隊で、レイドに参加したことがあり、その後も交流があった。その彼の奥に座る人物は、見たことがな席に着く前に訪ねた。

「ああ、こいつは、シュトロボフ。生産系ギルド・ベレスタ商店のギルドマスターだよ。大手生産系並ぶギルドでよ。俺のギルドはこいつのところと色々組んでてさ。薬を卸して貰ったりこっちはアイテム渡したり」

「シュトロボフと言います。ホントの大手にはまだまだ追い付きませんがね」

「はじめまして、私はギムレントと言います。日本サーバーで、カムイワッカの森と言うギルドのマスターを務めてるのですが……訳あってこちらで活動してます」

「日本の方なんですか?大変ですね……」

「まあ。向こうは向こうで上手くやってるみたいだから……心配はそこまでしてないよ」

「ギムレントさんのギルドはすごいですね」

ベレスタ商店のギルドマスター・シュトロボフ。種族はエルフのようで物腰柔らかな好青年の姿である。装備は軽鎧で魔法攻撃職が良く着ているタイプ。シュトロボフとギムレントはお互い挨拶し、ギムレントが日本サーバーから来たと聞き、なんの問題も内容な口ぶりにシュトロボフは尊敬の眼差しを向ける。ギムレントはイワンの隣の席に座り誰にと言うわけでないが訪ねる。

「ところで、この集まりは何なんだ?」

「そう言えば、自分もランゲルンさんに誘われてきたので……」

「実は俺も知らないんだよね……イワン?」

「うん……まあ、まずはこれだ」

ランゲルンとシュトロボフも呼ばれた身のようで、三人の問いはイワンに向かう。腕組みして、目を瞑ってたイワンは目を開けて答えるかと思ったが……どこからか取り出したボトルが一本テーブルに置かれる。

「い……まじっすか……」

取出したるは、ウォッカのボトル。そして、洒落っ気のないショットグラスが四つ。ギムレントは苦笑いで思わず声が漏れてしまう。

「まずはヴォトカで乾杯だ」

サモナーの召喚獣の上限って16種?とか色々聞くけど、一種一個体換算なのかな?やっぱり?

スケルトンとかわらわら系などで勝手に考えてしまうのは一種ニ個体以上とか考えてしまう?いいかな?いいよね?二次創作だし←フェニックスとかは一種一個体じゃないとダメだろうけど……ゴーレムもニ個体以上と思ってしまうけど、あれも一個体だよな……←

どんなのなんだろう?


嘘つきウサギなどのカタカナルビは合ってるかは分かりませんが←ロシア語翻訳でつけてます←

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