死の黒衣
書き直し再開?かな?
「この役立たずどもが!!」
「さすが獣……そして、単純な獣は人には勝てんのだよ。熊さん」
「てめえもいい気になってんじゃねえ!!」
ゲオルガは怒りに震え、味方を罵倒し、倒れたものを蹴る飛ばす。その様子に、ギムレントはにやにやと笑い、ゲオルガを獣とまた言う。煽られ震えるゲオルガの米噛みに血管が浮かび、一瞬姿が消えるが突如として、ギムレントの目の前に現れ、鋭い蹴りを打ち込む。
「死ね!!糞ジジイ!!」
フォッホッホッホッ……
「な!?」
「さてどうするかな?」
ゲオルガの蹴りは何者かに止められた。ソイツが持つ長柄の何かでゲオルガの蹴りを受け止められて、不適な笑い声で笑い頭から纏う黒くボロい布から覗くのは、淡い紫の火が二つ。ゲオルガは後方へ飛び下がり、すぐに間合いを取る。
「ちい……なんだそりゃ……」
「それより仲間を気にしたら?」
「ぐああ!!」
「ぎゃあ!!」
声が森に響いた後、血が雪を染める。二つ転がる鉄熊は、ほどなく光の泡となり消えていく。ジーフェンとスケルトン達がまだ残る連中を睨み、カリンは武器を構える。弓を引く葵はまた一人に狙いを定める。勢いだけの連中は一歩足を下げ、顔に恐怖の色が見える。ギムレントの前に居続ける異様な存在は、長柄の物を構え、ぼろい帯に巻かれてた先端がほどけていく。現れたのはよく見る大鎌と違う鎌、シィアーの鋭利な刃が輝いた。纏う布から覗く紫の火は火のはずなのにとても冷たく感じる。
「な、なんだありゃ……」
「紹介しよう私のお気に入りの一人……黒衣の王・クーガだよ……」
恐怖にひきつり始めた一人が問う。それに答えるギムレントの目はギラつき、口元は笑っていた。クーガと呼ばれたそれは、異様に輝く刃の大鎌を持ち、時おり黒衣から覗く顔は淡い紫の火が怪しく揺らめき、見えてしまった顔の一部は異様にしわくちゃで、口から黒煙が漏れでている。
ハァ……
「ひぃ……」
鉄熊の連中はクーガが見て声をあげる。ゲーム時代ならば何のことはない……ただ、この状態で見るその魔物の目は段々と命が吸われていくようで、足が震え出す。そして、耐えきれなくなった一人が走り出す。
「も、もう無理だ。すまねえ!!」
「てめえら!!逃げんな!!!」
「ははは、獣は引き際は知ってるな……さて……お前は?どうする?」
武器を投げて逃げ出す鉄熊の生き残り達、悲鳴をあげて、一目散とはこの事だろう。怒鳴り逃げ出す連中を止めようとするが、離れていくのは早かった。一人残った大熊は逃げる連中にも怒りを露にする。
「覚えてろよ……てめえら、覚えてろよ……」
「負け犬、いや負け熊の遠吠え?ですかね?」
「クソジ!?」
ハァァァ……
ゲオルガの言葉を笑うギムレントに、ゲオルガは怒りに任せて言い返そうと振り返ろうとした。だが、それは止まる。首筋に冷たくも生暖かくも感じる。そして耳元に吐息の不快な音と感覚が伝わる。見えたぼろ布に胴に回された輝く鎌の刃に状態を理解する。
「さあ、どうするよ?熊さん?」
「なめんなよ!!ジジイ!!」
「お?」
「ギムレントさん!」
ギムレントの挑発にゲウルガはその怒りをクーガにぶつける。強烈な肘鉄を打ち入れ、クーガがよろめいたところ抜け出す飛び上がる。上空に上がれば、そこからギムレント目掛けて降っていく。スケルトン達は即座に盾を構え陣を作り、ジーフェンが駆けつけようとする。
「〔ワイバーンキック〕!!」
「ギムレントさん!」
「ギムさん!」
轟音と共に舞い上がる雪煙に邪魔されジーフェンらは対応できず。スケルトンは砕け散り吹き飛ぶ。盾の壁のなくなったギムレントに一気に詰め寄り、勢いをつけて拳を突き出す。
「死ねえ!!ジジイ〔タイガーエコーフィスト〕!!」
「〔デスサイズ〕」
ギムレントの命令が下りゲオルガの背に鎌を振り上げてその灯る火は刈り取る相手を捉える。波動の拳が当たる前に、ゲウルガに大鎌が振り下ろされて、その一撃はゲウルガを斬り、その振り下ろした勢いを利用しクーガは回転を加えて、大鎌で薙ぎ飛ばす。
カッカッカッカッ
「どうだ?PKされる気分は?まだ、してないけど?」
笑い声のなか、新たな轟音と衝撃が木々に積もった雪を落とす。木の根元に沈むゲオルガに杖を突きつつギムレントがその後ろをジーフェンら仲間たちがいつの間にか復活を遂げたスケルトン達がクーガが沈む一人を取り囲む。ギムレントがゲウルガの前に立つと見下した最高の表情で笑っている。
「てめえらも……変わんねえだろ……」
「ん?」
「俺らと変わんねえだろ。はっ、PKやる奴をPKして善人気取りか!!ゴラ!!笑わせんな!!俺らと変わんねえてめえが言う獣だろうが!!」
突然にゲウルガはギムレントたちに変わらねえと怒鳴り散らす。まるで狂ったように何が違うんだと笑いながらギムレント達に言葉を投げるぶつける。善人ぶるなと同類だとギムレントに浴びせかける。それを聞いたギムレントの表情は一瞬、ゲオルガの言葉にショックを受け唖然としたかの様に無になる。ゲオルガは口元をギムレントのように緩ませかけたが、ギムレントのその無の表情は一瞬だけでたったその時だけで、すぐにゲオルガに隙を与えることなく、にんまりと笑顔を見せてゲウルガに顔を近づけて相手の言葉などまるで気にしないようでぶつけられた言葉を投げ捨て、歪んだ言葉をぶつけ返した。
戦闘シーンをもっとうまく書きたいですね。
内容がすこし変わっていますのですいません。




