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チーム汐田

『スキル』…それは、誰しも一人一つずつもつ特殊な力。

その力は人それぞれ。

ここ、葦原学園にはその攻撃的な『スキル』を持つものが多く集まっている…。


―――――――――――――――――――――――――


「さ~て!今日もやるかぁ~」

そういいながら学校のあとある一室に入ってきたのは葦原学園に通う一年生の一人荒木昴。

見た目は細身で一見まじめそうな生徒である。

彼はこの学校のあるグループに属している。

その名も汐田組。汐田玲和というリーダーを中心に5人が属しているグループだ。

葦原学園にはこのようなグループ、チームが多く存在している。

そのどれも戦闘を目的に。

それらのチームの目的は、『トレジャープレート』。

彼らの持つ『スキル』を強化するためのものである。


同じように彼の後ろから教室に入っていった男。

彼の名は永島郁也。

彼も同じく細身だが、昴と違いおとなしい空気を出している。

「も、ってふだんなにもやんねーだろ。」

郁也の一言に

「あ?なんだと?」

「だってそうだろ?お前はスキルも何もなしに腕っ節だけで戦ってるんだから」

「はっじゃあ今日の喧嘩、おれにやらせろよ」

「好きにすれば?何も懸ってない野試合くらい好きにやらしてやる」


そんな会話をしてるときに背後からの襲撃を受けた。

それは木刀による攻撃だった。

それに即座に気付き、昴がそれをつかむ。


「っ…やるな…」

襲いかかってきた男は長身筋肉質な体であった。

つかまれた木刀を力任せに引き抜き再び構えた。


「やる気アンなら一人でやるよな?」

郁也が教室の奥へと進みながら問う。

「とーぜんっ!」

昴がこぶしを握りしめそれを男の腹へと当てる。

その衝撃きで、男の動きが止まる。




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