主人公視点でエンディングを見てやる!
俺は今村長の家にいる。
「で、どうやってその悪竜を倒すんだ?俺、剣なんて使ったことないぞ。」
「いや、剣を使うところまで伝説どおりにしなくてもいいです。」
あれ村長にこんなセリフあったっけ?
「へぇ。で、お供の竜はどうするんだ。」
「先日、この村の警備隊の一人が見つけた竜の卵があります。」
「どこに?」
「お待ちください。」
村長は奥の部屋に入っていった。
そして五分ぐらい過ぎた。
「こちらです。」
その卵は薄い黄色い色をしていた。
「きれいですね。」
「そうだな。」
「さて勇者様、決断のときです。」
「悪竜を倒すのか倒さないのかを。」
ここが「Dragon Tamer」の世界だということは分かった。
・・・ゲームのエンディング見てないなそういえば。
よし、なんなら主人公視点でエンディングを見てやる!
「分かった。倒してやる!」
「ありがとうございます!」
「村長、私もついて行きます。」
「分かった。勇者様をサポートしてあげなさい。」
「ありがとうございます。」
「改めてよろしく、アリシア。」
「はい、よろしくおねがいします。」
「アリシア、まずは村を案内してあげなさい。」
「分かりました。では、ついてきてください。」
「ああ。」
そして俺とアリシアは村長の家を出た。