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4:異世界転移 序

はい、毎日投稿できませんでした、ごめんなさい。


あと、女主人公の名前を、ルナ・バイオロッタ → エルミーヤ に変更しました。理由としては、この先の世界観で名字があると都合が悪くなったからです。


あと、今回の異世界(地球)襲撃の騎士団を若い人だけの編成にしました。これも世界観の説明に都合がいいからです。


急な変更、ごめん

 線路を走るという非行でありながら貴重な体験をした星水と朝神は、人気の少ない路地裏で隠れることにした。


「はぁ、はぁ・・・疲れた」

「ほい、冷たい麦茶。さっきそこの自販機で買ってきた」

「・・・やっぱゼロイチはやさしいな。結婚してほしいくらいだわ」

「世間では百合だの薔薇だの人気ののところ悪いが、俺はノーマルだ」

「真面目か」


 星水は両手に持っている2本の麦茶のうち1本を星水に渡す。

 ごくごくごく、と2人は冷たい麦茶を喉に流し込む。

 運動した後の冷たい飲み物は、全身に染み渡るような快感だった。


「ぷはぁ~っ!・・・・・・ふぅ、ふふ・・・アハハハハ!にしても今日は最高の日だ!」

「なあ、聞いてもいいか?なんで星水は喜んでるんだ?」


 純粋な疑問をぶつける。

 朝神からすれば今日は今までの人生で最悪といっても過言ではない日だ。

 目の前で人が死んだり異世界からの侵略者による不安がある中で、なんで平然と・・・いや、それどころか嬉しそうなのかを。


「ん?ああ、そうだな・・・もう()()()()()()生きなくていいからかな」

「?」

「だってさ、俺たちって高校3年だろ?これからの将来、大学の受験勉強、就活、仕事と大変になるだろ?」

「ま、まあな・・・」


 話がみえてこない。


「この先の俺たちは、複雑なしがらみに囚われながら生きていくのが『常識』だった。でもそれは今日で壊れたんだよ!」

「・・・」

「こっからは戦争なんだ!考えることはたった1つ、『生きる』こと!これだけ考えてればいいんだ!ハハハハハ!!」


 理解できなかった。朝神は目の前の友人が、なにか別の生き物なんじゃないかと思った。


「り、理解できねえ・・・」

「まあ太陽は頭がいいし、受験勉強とか楽勝だったから俺の考えに共感できない気持ちも分かるけどな」

「・・・・・・ん?ちょっと待って」

「どした?」

「星水って、勉強したくないのか?」

「当たり前だろ、だって俺の頭が悪いの知ってるだろ?」


 ああ・・・なるほど。


「じゃあ、あれか?さっきあんなに壮大な風に言ってたけど、要するに『受験勉強しなくて済む』から嬉しいのか?」

「え?・・・ああ、うん。そうなるな。だって戦争になったら、そんな難しいこと考えなくていいだろ?」


 この友人はサイコパスとかじゃない、ただのバカだ。


「星水、流石に警察や軍が直ぐに解決するんじゃないか?」

「は、なんで?太陽も見ただろ、あの異世界の悪魔どもが魔法を使ってるところ。あんな人間を超えた奴ら、すぐに倒せるわけないだろ」

「いや、多分できると思う」

「?」


 今度は星水が理解できない番になる。


「あの時、異世界の人々は剣や槍のような武器は持ってたけど、(じゅう)は持ってなかったじゃないか」

「・・・・・・・・・言われてみれば」



 ♢ ♢ ♢



「はあ〜〜〜・・・・・・」

「そんな落ち込むなよ。てか、普通は無事に生きてることに喜ぶとこだろ」

「べっつに〜?せっかく常識が壊れたと思ったら、実は問題ないから安心じゃないですか〜?」


 言葉とは裏腹に、ものすごく残念そうに愚痴をこぼしているようだ。


「はあ、よく人が死んでるのに平気なもんだな」

「他人が死のうが、どうでもよくね?」

「・・・そこまで吹っ切れられると、何も言えねえわ」

「そうなん?ちなみに俺はこんなクズみたいな自分が嫌いで〜す」

「・・・そんな悲しいこと言うなよ」


 それから少し時間が経ち、2人はそれぞれの親に電話で無事かどうかを確認しする。

 2人は東京に旅行に来ており、親は自分たちの実家にいるのだが、特に問題はなかった。

 どうやら異世界人が攻めてきたのは東京だけらしい。


「さて、現状の確認のためにツイットーとかで異世界人の動向を探るか」

「急に真面目なトーンで話すとか怖いわ。てかそんなことしてる余裕あるのか」

「お、動画あったぞ、[魔法使いvs国家権力]」

「はあ?!ウソだろ?!そんな危ないことしてる暇なんてあるのかよ!?」

「甘いな太陽。世の中には救いようのない俺みたいなクズ、意外といる」


 2人は動画を確認する。そこに映っていたのは・・・・・・絶望だった。



 ♢ ♢ ♢



「撃て!撃てええええええ!」


 綺麗に陣形をとっている全身武装の国家権力が、銃を乱射する。

 銃弾は異世界の侵略者に命中する、


「な、なんだこれは!?」

「悪魔どもの武器か?」

「怯むな!進め!!」


 なのに、侵略者は倒れなかった。

 それどころか銃弾に当たりながらも平気でこちらに向かってくる。


「は?」

「た、隊長!じゅ、銃弾が効きませ、ギャアああああああ!」

「そ、総員退避しろ!たい、ガアアアアアア!」

「か、勝てるわけがないだろ!ふざけるな!!」


 銃で撃たれても死なないという事実に驚く暇もなく、彼らは蹂躙されていった。



 ♢ ♢ ♢



「ウソだろ・・・」

「・・・ふ」


(!、星水、また笑うのかな?)


「ふざけてるだろ・・・・・・え、人類終わりじゃん」


 星水は絶望の表情になる。


「・・・ぷっ!あはははは!」

「!?ど、どうしたんだ太陽?」

「いや、だって、ははは。あんだけ笑ってたゼロイチが驚いてるの見てたら、なんか・・・あはははは!」


 朝神は笑った。

 それは、命を狙われるという極限状態で溜まったストレスを発散するためか。

 それとも、目の前の友人の少し常識外れなところが面白かったのか、それは本人にも知る由がなかったが、とにかく心の底から笑ってるのだけはたしかだった。


「それにしても・・・う~ん?」

「どした?」

「なんか、海外のツイートがないような・・・」





「その鉄の板。過去の記録を見ることができるのですか?」


「「!?」」


 2人の後ろから透明な声が聞こえる。無垢で、純粋で、信奉者のような声だ。

 振り返るとそこには、金髪で緑色の目が特徴の男が宙に浮いていた。

 2人は直感的に悟った。こいつは異世界の人間だ。


「私の質問に答えなさい。そうすれば、苦しませることなく地獄へ送ってさしあげましょう」

さて、やっとここからチュートリアルが終わり始めます。


こっからテンポをあげていけたらいいなと思ってます。

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