表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

第1話 穏やか日常

召喚物は良く読むのですが、主人公が元の世界に

帰れないと涙を流すシーン。

残された家族も同じなんだろうなと。

 「ユリ姉っ!早く!早く!」

「ゆうちゃん、そんなに走ると転ぶよ。

パパ、ママ行ってきます!」

「ああ、行ってらっしゃい。」

「行ってらっしゃい。」

子供達を登校を見送りながら、自分も出かける為に車に乗り込んだ。

「はい、あなたお弁当。」

「ああ、ありがとう。じゃあ、仕事に行ってくる。」

「今日は遅いの?」

「いや、今日はそれほど遅くはならないと思うぞ。」

「そう、良かった。2人が旅行計画を話したいみたいだから。」

「分かった。なるべく早く帰ってくる。」

「お願いしますね。」


 自分が岡崎圭一、そして妻の楓、長女の由利恵、長男の雄一の一般的な4人家族だ。

裕福では無いが貧乏というわけでもない。

妻もパートをしつつ、家事もしっかりやってくれている。

癖のあるウェーブが掛かった短めの髪型をしていて

ほんわかとした雰囲気をしている。

高1になった娘もなにかと妻を手伝ってくれるから、

心強い。

ツヤのある長い髪をポニーテールに纏めている。

部活の弓道部で鍛えられているせいか女性らしさも

残してつつ凛とした雰囲気もある。

バレンタインには後輩女子達からチョコをかなり貰ったらしい。

そんな長女に幾分かシスコン毛がある小4の息子が

懐いている。

妻の散髪により髪は短めにしてあるが、

髪が伸びてくると女の子によく間違われてるようだ。

娘も弟の面倒を良く見ている。

学校でも親友の平山静流ちゃんとの話など娘は楽しそうだ。

息子は姉自慢をして幾らか引かれつつ、楽しくやっているみたいだ。

そんな穏やかな日常がいつまでも続くと思っていた。

あの旅行先での出来事が無ければ。


お読み頂きありがとうございます。

果たして連載出来るか怪しいものです(^_^;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ