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厨ニ病患者な用務員さんの日常

ほのぼのしたギャグのつもりです

 私はしがない地球防衛官である

名はない...なんてことあるわけないが情報漏洩とか怖いから名乗るわけない


本日は私の密着取材とのことだが、普段通りで良いのであったな?ほんとにほんとだな?特別かっこいいこととかしないぞ?


そうか...しなくていいのか......





私の1日は一杯の珈琲から始まる

うむ、これが日課であるぞ


あっれー?久しぶりに珈琲作ったけどレシピ間違えたかなぁ?鍋に水入れて珈琲豆煮込むだけだと思ってたんだけど...

味噌入れるんだっけ?わっかんないや





私が配属されている基地はそこそこ大きな基地だ

私はこの時間は門衛のまね事をするのだ

おっと今の見習い君は元気の良い挨拶だったな





この朝の時間が終わると見習い共は訓練の時間だ

私は暇になる

そういえば扉の破損報告が上がっていたな

工兵の技術をも身につけている私の出番だ





ここだっ!

ここで斜め上から全身を捻るように打ち込むのだ!

ただ叩くだけなど猿でもできるぞ!帝国式剣術の奥義をしかと見るが良い!これでとどめだぁ!


ふぅ...扉の修理は終わったぞ

さすが私だな

うむ、綺麗な出来上がりである

これでは技術職人共の食い扶持を奪ってしまうのではないか?優秀過ぎる故の悩みであるなぁ





む?あそこにいるのは見習いの一人か?

どうしたんだね?

何?救護室へ急がねばならん!

こっちだ!





ふむ、また暇になってしまったぞ...中々困ったな

はっ!?この気配!司令官殿!

何?その話は本当でありますかな?

即座に防諜任務に当たりましょうぞ!





司令官殿からの話では最近侵入者の噂があるとのことだったが...

今回は他の隊員達には何も告げずにいよう...くっくっく

奴らは色々と都合が良い存在

他の者も知らぬ方が私には都合が良い

くっくっく、くーはっは、はーはっはっはっは!

おそらく侵入者の潜伏場所はあそこであるな

待ってろよ!侵入者!かわいい子だとなお良い!





仕事も終わったしそろそろ侵入者の潜伏場所(候補)を見に行こうか


ほら見たまえ、やはりここに居たぞ

全く警戒すらしておらん

無用心な侵入者よのぉ

しっかし中々かわいい子ではないか...

これは私の日ごろの行いが良いおかげであるな

くっふっふ、かわいい子ちゃん

潜伏場所を確保したからとはいえ寝ちゃってるのは良くないよぉ

だぁからこんなふうに悪いおじちゃんに捕まっちゃうんだよぉでゅふふ

所属を示す物も無し...手配書も問題なし

これはお持ち帰りしてやろうではないか!





そして私は未だに寝ているかわいい子ちゃんを車に乗せて家に帰る

さあて、家に入ってしまえばこっちのもんよ!

おや?起きちゃったかい?

まだ寝てた方が都合がよかったのだがねぇ...さあとりあえず一緒にお風呂に入るでござるよ!

くーはっは嫌がろうとも無駄無駄ぁ!か弱いお嬢ちゃんが私の力に叶う分けなかろう!私のゴッドハンドで隅々まで洗って気持ち良く鳴かせてくれるわっ!

がーっはっは!





...


......


.........

私はまた地球の平和を護ってしまったな

優秀過ぎると困るな

腕の中で寝ている小さな猫ちゃんを見ながら思う

責任持って育てなくては...

今までに拾った猫の中でこの子の気に入る雄猫がいると良いのだが...

自分の職場で社会に出るための訓練をしている子供達もこの子のように不幸になってしまわないことを祈るばかりである

『私』さんは学校の用務員さんです

厨ニ病という不治の病を患っています

とてもいい人ですよ!


あ、変なこと想像しちゃいました?ダメですよノクターンじゃないんだから!


※侵入者とは猫ちゃんです。変な妄想しないでよえっち!

※基地とは学校のことです

※司令官は校長、見習い共は社会勉強中の生徒たちです

※所属を示す物は首輪のことです


感想送ってくれると発狂して喜ぶのですよ(チラリズム)

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