表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エレメントバトリッシュ  作者: 越後雪乃
~第一幕・運命の出会いと旅の始まり~
1/34

メインキャラ設定集

ケビン・スカーレット・ギルク


《プロフィール》

年齢:29歳

一人称:俺

誕生日:11月23日

星座:射手座

血液型:A型

シンボル:不死鳥

イメージカラー:赤

通り名︰紅蓮の執行人



《概要》

物語の主人公で炎のスキル使い。七代続いた裏社会の名門暗殺一家ギルク家の末裔で三兄弟の末っ子。9歳の時に七代目当主であった父エドワードが何者かに暗殺された事で報復を逃れる為に一家は離散。一族の血筋を残す為に母親や2人の兄達と生き別れ伯父に養子として育てられた。その後は偶然出会った旅芸人一座の娘マリアと恋仲になり彼女と結婚。息子のヒカルにも恵まれて幸せな時を過ごしていたが物語の5年前にジョーカー率いるミステシアの襲撃で住んでいた街を焼かれ、マリアとヒカルを目の前で失った事から復讐を誓い自分の能力を鍛えながら世界各地を旅している。


《人物》

性格はクールで冷静沈着、それでいて少しぶっきらぼうであまり感情を表には出さない。一方で暗殺一家の家柄に育ちながらも正義を重んじる熱いハートを持ち、弱者を弄ぶ輩には容赦なく、女性や子供の前では慈愛に満ちた優しさを見せる事が多い。幼い頃は父親の存在を恐れた周囲の人間に迫害される日々を送るも両親や兄達に励まされながら成長し、それ故に家族の存在をかげかえの無い物と認識している。迫害された体験と早くに親を失った影響から人の心情が抱える闇を読むのが得意。家族絡みの問題にもかなり敏感で中でも「親のエゴで子供が振り回される事」を一番に嫌っている。


表向きは頼りのあるリーダーとして見られるが本当は大切な人を失うのを恐れて気弱で泣き虫な面が目立っており、それでいて自分がやらないといけないと言い聞かせている。首にはマリアの遺品である指輪と家族の写真が収められたロケットペンダントを下げており、心の支えにしている。目の前で何度も家族を失った事が強いトラウマになっており、その影響でマナと出会うまでは仲間を持たずに1人で生きてきたが自分に励まされたり心情に惚れた仲間達や周囲の人間に囲まれる中でその気持ちが変化していき、過去を悔いらずに未来を生きようという思いを募らせていく。また最初こそ人に笑顔を見せる事すらしなかったが打ち解けてからは仲間の言動に笑ったり弱音を吐いたり泣き顔を見せるのが増えていき、自分の感情や想いに対して素直になっていく。


物語終盤ではアルセーヌに5年前の事件の真相を知らされた事で本筋から折れてしまい自殺を図ろうとするも仲間達の説得と長年自分を見守ってくれたマリアの幻影と対面した事で過去のしがらみを払拭し自身の力と仲間達の能力を組み合わせた新たな我流戦術を編み出してアルセーヌを討伐した。



《能力》

スキル名:紅蓮のブレイズパニッシュ

自身の気を炎に変換させあらゆる物を焼き尽くす力。これ以外にも父親からの修行で発達した五感をフル活用しての戦闘が得意で戦闘以外でもこの五感を集中させて不穏な空気を察する事が出来る。弓術に長け、技を出す際は弓矢を用いる事が殆どで仲間の能力を借りた特殊技を放つのも優れている。相手を追尾して爆裂する「フェニックスアロー」が得意技で彼の技の大半はここから派生した物になっている。能力の影響で他の人間に比べて基礎体温が若干高めであり、普段は触れた相手が火傷しないようにスーツとグローブで皮膚を隠している。



◎聖騎士ホウオウ

ケビンが隠し技《我流覚醒》でフェニクロウと融合変身した姿。騎士を連想させる出で立ちとなった他フェニクロウの翼が背中に具現化しており、飛行能力が大幅にアップしている。武器は変身前と同じで弓矢を使用し、力を最大まで込めると巨大な不死鳥に変身出来る。我流覚醒自体はケビンが子供の頃に見ていたヒーローアニメの変身ポーズを真似て編み出した技であるが初変身した際にスキル能力が未熟だった為にフェニクロウとの融合に失敗。半ば獣人らしき人間に変貌した事からそれを制止させた父親から使用する事を禁じられていた。後にフェイクの研究所で「今の自分では前に進めない」という葛藤から禁じ手を解き、完全的な変身に成功。以降はファマドからプレゼントされたブレスレットを介して自在に変身する事が可能になる。






マナ・オペラモーヴ・ジョルシュ


《プロフィール》

年齢:6歳

一人称:名称

誕生日:12月24日

星座:山羊座

血液型:O型

シンボル:山猫

イメージカラー:ピンク

通り名︰百花の姫君


《概要》

ケビンの最初の仲間になった少女で植物を操るスキル使い。世界の均衡を守る国連警察の警視総監アルフレッド・ジョルシュの娘であり、生後間もなく母カルラが強盗に殺害され、妻の死を哀れんだ父親に手放され、リトルタウンの孤児院に置き去りにされていた。去り際に母親の指輪を託されていた事から自分の両親が何処かで生きていると密かに信じており、ミステシアに孤児院を襲撃されケビンに救われたのを機に両親を探す為に彼に同行する。


《人物》

性格は明るく無邪気でパーティを盛り上げるムードメーカー。その反面極度の寂しがりかつ甘えん坊で1人でいる事を恐がっており抱き締めて貰わないと泣き止まず、夜寝る時も添い寝してもらわないと寝られない程。親の名前や顔は勿論、愛情や温もりも知らないで育った為に家族への憧れは強く、仲間達その物を家族のように認識しており、召喚獣達にも呼び名を与えて対等に接している。


特に自分の命を救い、親探しに協力してくれるケビンと同性メンバーであるエルザに対しては初対面時から懐いており、2人が自分の元から離れるのを何よりも恐れ、またケビンらもマナの心があまりにも不遇過ぎているのを痛烈に実感しており、その結果彼女に対して過保護になっている。序盤は自身の能力が未熟であるが故に足手まといにしかならない事にコンプレックスを抱えていたが同じ悩みを抱えるリュウガとキドマルに触発されて彼等と兄妹の絆を結び、チームで強くなる事を誓っている。


《能力》

スキル名:大輪の一花ウッドフローラル

気を植物のエネルギーに変換する力。花を具現化させての技を繰り出す他、茨や蔦を召喚して相手の動きを封じたり光合成を生かした回復技も使える。得意技は薔薇の花を模した巨大な気弾を放つ「ローズフォール」。能力自体は元から存在していたが最初は無自覚故に発動出来ず、ワンダ戦でケビンとジャッキーを守りたいという強い思いが実って覚醒。その後は召喚獣がいない事で力も弱いままだったがトキシック戦で転生したリンクスが自分の召喚獣になった事で能力が完全開花した。能力自体は強力な反面、身体への負担も大きい事から滅多に前線に立つ真似は無く、戦闘ではリュウガやキドマルとのチームプレーで参戦している。


※実はジョルシュ夫妻の実子では無く6年前に死産したと言われているエルザの子供であり、出産時にアルフレッドの手引きでカルラが産んで急死した子供と取り違えられていた。この為自分の存在を危惧したスペンサー財団に拐われた際にエルザの異母兄であるブライアンからエルザの過去と己の出生の真相を知らされ、このまま一緒にいれば将来的にも望ましくない未来になる故、彼女からは身を引いた方が良いと告げられるも繋がりを超えてエルザが自分をずっと守ってくれていたのは紛れも無い事実である、どんな事情があろうとエルザは母親になってあげると約束してくれたと論じて戻ると決意。財団崩壊後、エルザに「マナのお母さんになって」と打ち解け6年越しの再会を果たした。







ジャクソン・コスミック・ウェルパ


《プロフィール》

年齢:27歳

一人称:俺、もしくは俺様

誕生日:2月14日

星座:水瓶座

血液型:AB型

シンボル:龍

イメージカラー:青

通り名︰大海の仕事人


《概要》

ケビンの相棒で水のスキルを操るギャンブラー兼賞金稼ぎ。紛争国の出身で子供の時にマフィアに身売りされミステシアの傘下組織である《ブルーノファミリー》の用心棒として働いていた。ケビンと会う前は娯楽都市エボルブテラーにてブルーノファミリーが運営する巨大カジノ《フォーチュン》の仕切り役を任され、運営妨害に当たる人間の始末を命じられていたが本音ではイカサマばかりの運営方式に反発して足抜けしたいと願っており、マナがブルーノファミリーに誘拐されたのがキッカケで自分以上の強運を持つケビンと共闘、組織を壊滅させ仲間になる。


《人物》

一見すると上から目線の俺様系だが根は人情に厚く、一度惚れた相手にはとことん付き纏うのをポリシーとする世話焼き好き。しかし同時に余計な事を言い過ぎたり厄介事に巻き込まれやすい苦労人でもあり、パーティーの中では弄られキャラに確立されている。仲間内からは“ジャッキー”の愛称で呼ばれ、マフィアに所属していた縁から周囲の人間に敬称を付けて読んでおりケビンを「旦那」、マナを「姫」、エルザを「姐さん」、ガデフを「親分」、リュウガを「ヤング」、キドマルを「プリンス」、ラビを「ウサ吉」、ユリウスを「兄上」、レオナルドを「お兄様」、レベッカを「シスター」、フィオナを「エンジェル」と読んでいる。


組織のパシリだった自分を変えた恩からケビンへの信頼は熱く「影となって支える」と宣言するなどその絆は深い。一方でケビンも「俺の相棒はこの男だけ」と豪語しており、旅を通じて相棒としては勿論、人生で初めての親友としても成長していく。他にも女性へのアプローチに強い拘りを持ち、マナやエルザにやたらと献身的な態度を見せるが度が外れ過ぎてストーカーみたいな行いしか出来ず、それでエルザにお仕置きされるのがお約束事に化している。一方でマナに対しては自分と同じ孤児である事や「周りに頼れる人間がいない辛さ」を経験してきた生い立ちから妹同然に可愛がっており、マナにとっては兄貴分にしてもう1人の父親とも呼べる存在になっている。


幼少の頃に産まれ故郷のプリピヤでエドワードと出会い、彼に世話を焼かされた過去を持っており、尚且つ奴隷商人であるビルスに連れ去られる際に自分の命惜しさに彼を再起不能にしていた。その為ケビンがギルク家の人間であると知った際にこれらの過去を打ち明けて謝罪するも父親が自分等を引き合わせてくれたようなモノだと逆に諭され、彼との絆は途切れる事無く今に至っている。



《能力》

スキル名:憤怒の激流ハイドラビッグ

自身の気を水に念じさせて自在に操る能力。水流を利用した遠距離からの戦法を得意とし、目眩ましや足止めといった妨害も使用。性質上広範囲に及ぶ技を多用出来、水辺に落ちても溺れる事は無い。操る量が増やすと岩や鉄に穴を開ける程の威力になる。基本はドラグーンを召喚させ使役するコンビネーション技が大半だがジャッキー自身もマフィア間の抗争で鍛えた喧嘩殺法の達人故に水を変化させた長爪を両手に纏わせての接近戦もこなす。得意技はドラグーンを呼び出し、極太の水塊を放出する「ドラゴインパクト」。


◎聖騎士ワイバーン

ケビンとの間に実力の壁を感じたジャッキーがドラグーンを説得し、見様見真似で我流覚醒を発動した結果生まれた姿。服装はケビンとほぼ似ており両腕にはドラグーンの爪を収納したガントレットが装着され、爪をメインにした奇襲攻撃を得意とする。初変身後はケビンが所有していたもう一つのブレスレットを譲渡されそれを変身ツールに置き換えている。





エルザ・フォーリッジ・フィーニー


《プロフィール》

年齢:25歳

一人称:私

誕生日:7月7日

星座:蟹座

血液型:O型

シンボル:天馬

イメージカラー:緑

通り名︰旋風の舞踊士


《概要》

風のスキル使いでギルクファミリーの纏め役。本業はミステシアの支配で絶望する人々を勇気付けるべく世界を回るフリーの踊り子。観光地として名高いサンサシティでの公演中にケビンらと出会い、街に現れたミステシアの幹部ジョーカーと彼の護衛人であるボルバとの戦闘を得てケビンの強さを認め同伴を決意。外観とは反対にどんな相手にも物怖じしない物腰と毒舌で男率の多いパーティーを束ねる姉御役で常に率先して仲間を引っ張っていく。



《人物》

美人だが根は超が付く程の勝気かつ男勝りで怒るとかなり怖い。最初は美貌と躍りでの立ち振舞いから客寄せパンダのように扱われてきた事もあって男性不振かつ他人に強い猜疑心を抱く面が強調していたがケビンと過ごしていく中で緩和されていき、以降はそれを逆手に取る素振りが多くなっていった。過去に死産した経験がある故に子供への愛情は深く初対面時から親を探すマナの事を気に掛けており、マナが自分を「ママ」と呼んで懐いている事から母親代わりとして彼女を可愛がっている。その母性愛から家族と別れて旅をするリュウガとキドマルに対しても色々気遣っていて2人からは姉のように慕われている。


ケビンとは最初の頃こそ反発し合うも過去のトラウマを受け入れた上で自分を愛してくれる素振りを認め、同時にマナがケビンを父親代わりとして接していく姿勢から共に「親」として彼女を育てる決意を固める。一方でジャッキーからは際どいアプローチをされその度に彼にお仕置きするのが定番と化しているが心の奥ではケビン同様に恋愛感情を秘めており、後にケビンと共に三角関係の形で交際する事になる。



《能力》

スキル名:華麗なる旋風ダンシングサイクロン

気を風に変換させる能力。戦闘では愛用品である二対一組の鉄扇を武器として使用し、踊りで鍛えた足腰と柔軟性を生かしてダンスのような華麗な振る舞いで戦う。鉄扇はスキルで巨大な扇へと結合出来、それを操っての豪快な風起こしも可能で扇から圧縮させた風の刃を飛ばす「カマイタチ」を軸にした技を繰り出す。また風に乗って流れる自然の声を聞き取る事も可能でこの力を利用して危険を察知するのも得意。




ガデフ・アメジスト・シュトロゼム


《プロフィール》

年齢:33歳

一人称:ワシ

誕生日:2月27日

星座:魚座

血液型:B型

シンボル:羆

イメージカラー:紫

通り名︰岩壁の武人


《概要》

職人の町ガイズタウン出身の男で大地のスキル使い。過去にはトレジャーハント組織「クローバー」の一員として働いていたがお宝欲しさに略奪や虐殺を繰り返すようになった組織のやり方に反発してチームを離脱。その後ガイズタウンに流れ着いてからは過去の罪滅ぼしとして運送屋として働き、住人達の統治者を務めている。ケビンらが国連警察から追われている事を新聞で知り、手を尽くして一度は逃がすも直後にトキシックの奇襲で毒に犯された所をケビンに救われそれがキッカケとなって「自分が止めても助けに来る程の命知らずを放ってはおけない」という気持ちからパーティーに加入する。


《人物》

性格は豪快かつ少々頑固で一度決めたルールは絶対に貫く主義。過去に殺しを犯した事から命への尊さや尊厳には人一倍敏感であり、自分は高評価な人間ではないと責めている。一方でその境遇から人を見る目が養われており、年長者として要所要所で仲間を励ましている。面倒見の良さはパーティー随一で若手メンバーであるリュウガ、キドマル、マナの3人を「リュウちゃん」、「チビ助」、「嬢ちゃん」と読んで見守ったりマナの親代わりを努めるケビンに「自分は父親だと堂々と自信を持て」と言って励ましている。


《能力》

スキル名:大陸の咆哮グランドアース

地面を掘り起こしての衝撃を放出したり岩や砂等の地面を形成する物を自在に操る事が可能。鍛え抜いた怪力が自慢でスキルを使わなくても充分に強い。半端な攻撃では全く怯まないので持久戦では敵無しとなる。ジャッキーと同じ広範囲系の能力だが威力が凄まじいので味方を巻き込むのもしばしばある。

得意技は地面を拳でかち割りそのエネルギーを相手にぶつける「ジャイアントクラッシュ」。




リュウガ・バレンシア・コルタス


《プロフィール》

年齢:19歳

一人称:俺

誕生日:3月14日

星座:魚座

血液型:O型

シンボル:狼

イメージカラー:オレンジ

通り名︰氷雪の貴公子


《概要》

リゾート地で有名なクラウンセントラルで暮らす青年で氷のスキル使い。セントラルの名医であるファマド・コルタスの息子で父親の診療所で助手兼雑用として働いていて暴漢に襲われたケビンを偶然見つけて自宅に招き、後に幼馴染みであるキドマルを助けていた事からケビンを「兄貴」と呼ぶようになる。ジャッキーらがフェイクに連れ去られた際には一緒にいながら何も出来なかった絶望に陥るもケビンに激励され、自分のやりたい事を実現するべくパーティに入ると公言。加入してからは自分と同じ若輩であるマナとキドマルの兄貴分として2人を見守っていく。


《人物》

面倒見の良いお人好しで自分より小さな子供への愛情は深く、マナやキドマルに付き添って2人を励ます機会が多い。中毒とも言える程にシガレットが好物でそれを咥えている自分は格好いいと酔い痴れている。見ず知らずながらキドマルを助けたケビンに感服しており、また他のメンバーにも彼と対等にしたい理由からジャッキーを「叔父貴」、エルザを「姉御」、ガデフを「おっちゃん」、ユリウスを「ユーリ兄」、レオナルドを「レオ先輩」、レベッカを「ちい姉」、フィオナを「フィオ姉」と読んでいる。


物心付いた時から父親の仕事振りを見て育ち、自分から後取りになりたいと口にしたりして両親からは将来が楽しまれていたが実際は親の敷いたレールの上は歩かず、「自分の未来は自分で決める」と断言していたが結局叶わずに親元に残っている。故に出会った当初から自由に旅をするケビンに強い憧れを見せ、それでいて親への呪縛から仲間になりたいと言い出せずにいたがケビンを羨ましがる自分を信じた両親に背中を押され、何があっても彼に着いていくと覚悟している。


《能力》

スキル名:極寒の爪牙グレイシャファング

自身の気を低温に変化させる能力。吹雪を起こしたり強力な冷気で相手を氷付けにしたり「守備」「連携」が得意で氷塊で防壁を作る、遠距離からの技を凍らせて不用にする、ジャッキーやエルザの能力を借りての合体技を披露したりする。戦闘では趣味のフィギュアスケートで鍛えたスピードとパフォーマンスを組み合わせたトリッキーな動きで相手を翻弄して大人数をも巻き込む氷の力で一蹴する戦法が自慢。得意技は永久表土の爆風で氷漬けにする結晶型の衝撃波を放つ「ブリザードバースト」。



※最終決戦後は父親の後を継いで実家の診療所を存続させる事を誓い、本格的な修行を兼ねてレオナルドが創設した診療所で住み込みで働くようになる。この時、「レオ先生に一人前と認めて貰うまでは家に帰ってくるな」と父親と約束し、代わりに電話や手紙でやり取りをしている。





キドマル・サンライト・サクラヅカ


《プロフィール》

年齢:10歳

一人称:僕

誕生日:5月5日

星座:牡牛座

血液型:A型

シンボル:虎

イメージカラー:黄色

通り名︰閃光の幼闘士


《概要》

リュウガ同様セントラルで暮らす少年で雷のスキル使い。病弱な母・ヨシノと2人暮らしで家事と母親の看病を1人でこなしている。ヨシノが急病になった時にファマドが治療してくれた縁と礼からその息子であるリュウガと出会い、兄弟同然の幼馴染みとして育った。ケビンとは暴漢に絡まれた所を救われ、自分が逃げた後に彼がその男に刺され負傷したのを悔やんでいたが自分を責めずにその身を案じてくれた器と優しさを体感。弱い自分との決別とケビンのように強くて優しい男になりたいという夢を叶えるべく旅に出る事を決め、ヨシノをコルタス夫妻に託してリュウガと共にパーティに加入。マナを加え、トリオとして行動するようになっていく。


《人物》

年齢の割には礼儀正しく振る舞いも行き届いてかなりのしっかり者。母親の体が理由で学校には通っておらず、リュウガに勉強を教えてもらっている。ラビとは物語の2年前に雨の中で倒れていたのを拾い、以来一緒に暮らしている。


年上の人間に対しては常に敬語で接し、自分より小さな子供や動物相手には標準語で会話するのがルール。家事全般は主婦クラス並に完璧で料理に関してはその味をケビンからお墨付きを貰う程であり、エルザと交互に料理番を努めている。自分が産まれる前に父親が死亡している事から年上の男性であるケビンやガデフを父親のように慕っている。


《能力》

スキル名:眩きの迅雷シャイニングボルト

「人を傷付けたくない」という秘めた優しさで能力を殆ど使わないで過ごしてきたがケビンの背中を見て自分も変わりたいと懇願。その結果、溜め込んでいたエネルギーによって大幅に力が強化され戦闘時にはエネルギーの増幅で髪の毛が薄い青緑に変色する。性質上、遠距離攻撃を得意としていて基本は妨害や気絶など後方支援に適しているが閃光で形成した光の刀を使っての近接戦も行える。得意技は雷の球弾をサッカーボールのように蹴って命中させる「ライトニングシュート」。




※最終決戦後はクラウンセントラルに戻り、ヨシノやコルタス夫妻の後押しで学校に通う事になる。また、将来は得意分野である料理の腕を生かした仕事がしたい事や母親のような病を背負いながらも懸命に生きる人達の力になりたい願いから栄養士の資格を取ると宣言し、勉強に打ち込んでいる。




ラビ(ラビネス・ザ・チェリーマウンド)


《プロフィール》

性別:雌雄同体

年齢:推定約2歳

誕生日:不明

血液型:不明

好物:雑色性で何でも食べる

好きな定位置:主人の頭の上・肩・枕元・膝の上

シンボル:蝶

イメージカラー:銀色

通り名︰運命の反逆者


《概要》

キドマルに保護され育てられている自称「ペット」の兎。外観は普通の兎だがその正体はミステシアの科学技術によって産み出された殺戮兵器用生物。「ラビネス」という名前はキドマルが付けた物で産みの親であるフェイクからは被検体の名称である「PX-07」と呼ばれている。人間の細胞を移植した上で筋力の増幅実験を繰り返した結果、他の改造生物に引けを取らない強さと運動能力を取得するも人使いの荒さから脳の改造が行われる寸前に研究所を脱走し、衰弱していたのをキドマルに拾われ育てられていた。


《人物》

キドマルからは「大事な家族で一番の親友」と呼ぶ程大切にされており、ラビ自身もその愛情から強い忠誠心を抱いている。人の細胞を移植されている影響で言葉を話したり人間に変身したりする事が可能。人間時の姿は7歳~8歳位の金髪の美少年で小柄ながらも怪力自慢なのが特徴である。変身前の名残で耳と尻尾だけ残るのがネックなのでその点に置いては自分で工夫して隠している。


普段は主人同様礼儀正しい常識人だが事あるごとに中二病みたいな台詞を口にしたり人間を比喩したりする言動が目立ち、その度にキドマルに制止されている。周りの人間は基本様付けで呼んでおり、例外としてキドマルを「マスター」、リュウガとマナを「坊っちゃん」「お嬢様」と呼んでいる。


過去のトラウマから見知らぬ人間に触れられるのを嫌っており、反して一度心を開いた相手には異様な程に懐いたり甘えたりするのでキドマルと同じ立場にいるケビン達を第二の主人として定めて忠誠を誓っている。


《能力》

アルミラージの特徴でもある額の一本角は化け物と見られないように普段は引っ込んで隠しているが怪しい空気を悟ると角を伸ばしてそれを関知する。


他にも人間と動物体への変身を繰り返す事が可能であり変身を解放してからは公共施設等に人間の姿で入れるようにもなった。スキル使いでは無いので召喚獣は持たない代わりに自身の憧れと評していた蝶をシンボルに置き換え、化身として纏わせている。戦闘では主に肉弾戦を得意とし「気」を手足に集中させての格闘家スタイルを見せる。得意技は拳をめり込ませて重複した衝撃波を打ち込む「拳王一閃」と蝶を模した気を大量に放つ「群蝶夜行」。




ユリウス・カーマイン・ギルク


《プロフィール》

年齢:31歳

一人称:俺

誕生日:1月10日

星座:山羊座

血液型:B型

シンボル:グリフォン

イメージカラー:黒

通り名︰誠の闇刑事


《概要》

ギルク三兄弟の次男で闇のスキル使い。

父親の死後、母子家庭になった母親を援助してくれたコーラルへの恩と父親の敵討ちから警察官の道に進み、26歳の若さで警部補へ昇格。

海外部署であるモンテローゼ支局に勤務していたが弟のケビンが容疑者扱いされた事とその裏に因縁の敵であるビルスが絡んでいる事実を突き止めるべく、コーラルに招集され帰国。ビルスの逮捕後は父親の命を奪った放火魔を捕らえる為に表向きは有給消化と偽り、レオナルドやレベッカと共にケビンのパーティに加入する。


《人物》

刑事とは思えない荒々しい性格と銀髪にバンダナと言った特攻スタイルな風貌の持ち主だが警察として人命を第一優先し、汚い真似を悉く嫌っている。勉強は苦手だが運動神経は抜群であり、三兄弟では一番ヤンチャ者と扱われるが両親への熱意と愛情は兄弟間で一番強い。

警察学校に在籍時から射撃訓練の成績はトップを維持しており、卒業式にコーラルからプレゼントされたリボルバー拳銃を武器として愛用している。


兄や母親からは「ユーリ」、レベッカからは「ユー君」、弟のケビンからは「ちい兄」と呼ばれている。マナに対しては組織の令嬢である故に最初は「お嬢様」と呼ぶもケビンが我が子同然に面倒を見ている事から姪っ子と認識していき、警察側の人間にも「自分はこの子の伯父」だと広めていく。


《能力》

スキル名:暗夜のダークネスバレット


レオナルド・クリムゾン・ギルク


《プロフィール》

年齢:33歳

一人称:僕

誕生日:5月8日

星座:牡牛座

血液型:A型

シンボル:ユニコーン

イメージカラー:白

通り名︰純白の名医


《概要》

ギルク三兄弟の長男で光のスキル使い。

幼い頃に高熱で生死の境を彷徨った経験があり、それ故に「同じ立場の人間を助けたい」の一心から医者になる道へ進んだ。

ケビンと再会する前は国境なき医師団(MSF)に参加していたがユリウスからの誘いを受けて帰国。ビルスを巡る騒動後は父親の敵討ちを果たすべくケビンの仲間になる。


《人物》

長男だけあって弟への配慮と思いやりは根強く、また家族を纏める立場でも遺憾なくその存在を発揮している。性格は穏やかで心優しくも医師である立場からユリウス同様、命を弄ぶ輩には容赦ない。

ケビンが自分等と別れてから孤独な人生を送ってきた事に胸を痛めており、故に彼の仲間に対しては「ひとりぼっちだった弟に希望を与えてくれた」と感謝と尊敬の念を抱いている。


兄弟の中では父親の血を色濃く受け継いでおり、興奮した時や戦闘時には普段の穏やかな面とは一変し、サディストのように好戦的になる。ユリウスからは「兄ちゃん」、ケビンからは「兄者」と呼ばれそれ以外の人間からは名前の頭文字を取って「レオ」と呼ばれている。


《能力》

スキル名:朝影の一刀プリズムカットル

父親直伝の投げナイフの達人でメスに見立てた光の刃を放出する



レベッカ・セラドン・ティアモ


《プロフィール》

年齢:28歳

一人称:ウチ

誕生日:5月12日

星座:牡牛座

血液型:AB型

シンボル:九尾の狐

イメージカラー:灰色

通り名︰白衣の暴れ巫女 


《概要》

レオナルドのフィアンセで共にMSFに参加している看護師で回復と防御を重視した守りのスキル使い。格闘家の父親の元に産まれ、後取りとして厳しく育ってきたが本人は「戦う立場より守る立場の人間になりたい」という本音から父親と喧嘩の末に勘当され看護師への道に進んだ。レオナルドとは病院時代からの同僚で家系や生い立ちも受け入れた上で彼に愛情と信頼を置いている。



《人物》

とにかくイケイケで押し進むコギャル系な一面が目立ち、軽口を叩いてはレオナルドに注意されるも懲りる様子は見せない困り者。しかしながら医療従事者としての責任は強く、「相手の痛みは自分の傷」という独自の思想を抱いている。


幼少の頃から父親の指導で鍛練を積んできたので身体能力は計り知れず、特にパルクールやキックボクシング等の足技を流用した戦法を得意とする。また母親が出産と引き換えに死亡した事や自身も過去にある病の手術を受けて子供が産めにくい体になった事から親子間の問題には人一倍敏感になっている。


身分としてはケビンの義兄弟に当たり、彼を「ケイちゃん」と呼んで信頼を置きエルザに対しては「エリー」と呼んで数少ない女友達になる。レオナルドとユリウスからは「ベッキー」の愛称で呼ばれてるが子供の頃は有名人みたいな響きがする理由でからかわれた過去があり、信頼の置けない人間からそう呼ばれるのを嫌っている。



《能力》

スキル名:魅惑の魔法陣トリックガーディアン

自然系のスキル能力で無いので戦闘に関しては不得意に近く、スキルを使用する際は後方支援に回る時だけに限られている。主な技構成はシールド、パワー増幅、ヒーリング、拘束等で残りの面は肉弾戦でカバーしている。



フィオナ・スパイク


《プロフィール》

年齢:28歳

一人称:私

誕生日:9月22日

星座:乙女座

血液型:B型

シンボル:犀・玄武

イメージカラー:金色

通り名︰虚像の女侍


《概要》

複製系のスキル使いにしてその美貌で世界各地で裕福な男を謀り、破滅させてきた女詐欺師。普段は冷静ながら人を騙す時はとことん地獄に落とすという心情を持ち、その巧妙な手口は国際警察すらも一目置かれている存在。ユリウスが新人時代に初めて逮捕した人間であり、その時に更正のチャンスがあると説得され釈放された過去から彼に目を付けている。





《人物》




《過去》

実はフィオナという名前は偽名であり、その正体は戦乱時代の末期から栄えた暗殺剣術“疾風流”継承者 アラシヤマ家の末裔で本名はミヅキ・アラシヤマ。幼い頃から剣術の訓練に没頭し、13代目当主でもあった祖父ゲンドウからも一目置かれていたが一方で度を超す男尊女卑主義者であった父ツルギのネグレクトによって家では親達による喧嘩が絶えず、毎日暴言を聞かされて育った経緯から無意識の内に心に鍵を掛けるようになっていった。

本編の15年前に起きた火災で家族と家を失い、その後は浮浪児となりスリや置き引きを重ねる日々を過ごしていた所を自称“凄腕ヒットマン”のスパイクと出会い、彼に同伴して各地を転々としていた。この時、スパイクが元マフィアの人間だった事、当時交際していた女性が妊娠したのを機に堅気になろうとしたが叶わなかった事、後に自分が所属していたマフィア組織と敵対組織との抗争で交際相手の女性が命を落としその報復として両組織を1人で壊滅させた事を教えられた。


スパイクが自分と似た立場に置かれてきたのを知ったミヅキはお互い幸せになる方法を探そうと決めたがその矢先、スパイクは組織の生き残りの人間からミヅキを庇って負傷、自分のようなはみ出し者にはなるなと伝えて息を引き取った。それを看取ったミヅキは生き残りの人間達をスパイクの形見のナイフで一網打尽に。これがキッカケとなってミヅキは自分の行く末を照らしてくれたスパイク、そしてスパイクが生涯愛した恋人フィオナの分まで生きるという決意からミヅキという名を捨て、2人の名を受け継いだのだった。


スキル名:鏡写しの(ミラージュヴィジョン)

自分の視界に入った人間に成り済ましたり相手の戦法を念写して自分でも使用出来るようにする。それ以外には念写した物を相手に写して成り済ませたり屈折率を利用して自分の幻影を生み出してやられたと惑わしたり錯乱させる等のトリッキーな使用方がある。フィオナはこの応用で自身が愛用する名刀《黒死蝶》とそれを写し取った幻刀アスラを召喚しての二刀流戦闘を得意としている。

得意技は《アスラ》を結界に変えて相手を封じ込め、《黒死蝶》で居合斬りを披露する「疾風流奥義・抜刀風切」。











◎召喚獣

ケビン達の能力の化身とも言える獣の総称。

普段は術者の肉体に宿っており、各々の紋章を手に湧き出す事で呼び出される。何れも戦闘に特化した因子を持ち合わせており戦闘における後方支援や遠距離・空海への移動手段としても重宝される。全ての召喚獣が個性的な自我を持っており、術者達と意思疎通が可能。マナは彼等に親しみやすさを込めて各々の名前に因んだ愛称を付けている。



○炎獣フェニクロウ(フーたん)

不死鳥を模した炎の召喚獣。

代々ギルク家を災いから守る3体の守護神の内の1体にして召喚獣のリーダー格。ギルク家の伝承上では燃え尽きる事の無い無限の炎で如何なる災いも焼き払い、一族を脅かす者を退けてきたと言われている。口から吐く火炎弾と翼の羽ばたきで引き起こす熱風が得意技。体が炎で出来ているので銃弾や斬撃は聞かず、分身体を生み出す事にも特化している。

一人称は「僕」で基本的には穏やかで無益な争いを嫌う平和主義者。ケビンとは彼が子供の頃から傍らで支えており、ケビンが一番悩みを打ち明けやすい相手と称されている。



○海獣ドラグーン(ドーラ)

龍を模した水の召喚獣。

フェニクロウと似た体質を持ち斬撃や銃弾を無効化したり自身の体を分裂する事も可能。巨大な爪や牙による奇襲攻撃を得意とし、口から吐く水流弾は鉱石すら貫通する程の威力を誇る。また身体が液状化しやすい体質の為に海や池、小さな水溜り等にも潜伏して外の様子を監視している。頭に血が上りやすく、舐めた態度を取る相手に対しては見境無く襲う程に狂暴で人に指図されるのが嫌いだが術者であるジャッキーには忠実で憎まれ口を叩きながらも彼を信頼している。



○天獣ペガクロス(ペガちゃん)

天馬を模した風の召喚獣。

翼を羽ばたかしての突風はどんなに重い物をも吹き飛ばし、蹄での踏み付けも強烈。普通に地上も走れるが本人は飛びながらの走行を好む。また足の筋肉も強靭で飛行能力を持たないビッグベアを運搬する事も可能。性格は端麗で心優しく、自分の大切な人を守るなら命懸けになる等誇り高いプライドの持ち主。フェニクロウやドラグーンと並び、空中戦を得意としている。



○陸獣ビッグベア(クーさん)

羆を模した大地の召喚獣。

召喚獣達の中では一番大柄でその巨体からは想像付かない程の俊足の持ち主の他、鋭い嗅覚を生かして仲間や敵の捜索も行える。頑丈なボディからの突進と太い爪での切り裂きが得意。主同様怪力自慢で一度組み付かれたら振り解くのは難しい。飛行能力を有しておらず、海上移動等はペガクロスに運んでもらっている。恐ろしい外見に似合わず根は繊細かつ寂しがりで一度ガデフから別れを言われた時もそれを受け入れる事に迷う一面も見せている。




○氷獣ヴォルフ(ヴォルヴォル)

狼を模した氷の召喚獣。

力はビッグベアやトラピカに劣るも召喚獣の中では最速の俊足とスピードの持ち主で武器は口から放つ冷凍弾。ビッグベア同様に嗅覚が特化していて敵や仲間を探索したり匂いから手掛かりを探る役を担う事も多い。あらゆる物を凍らせる特技を活かして水面や急斜面も難なく走れる。性格は物静かで文字通りの一匹狼ながら褒められると甘える素振りを見せる所謂ツンデレ系。リンクスに好意を持ち、それ故トラピカと争う事がしばしばある。



○雷獣トラピカ(トッティ)

虎を模した雷の召喚獣。

スピードに劣る反面攻撃に優れており、口から電撃弾を飛ばしたり体から大量の雷を放出する。好奇心旺盛なヤンチャ気質だが術者であるキドマルの事は弟のように接している兄貴肌な一面も持つ。ヴォルフとは親友にしてリンクスを巡る恋敵でもあるがいざとなればズバ抜けたチームプレーを披露する。



○草獣リンクス(リンリン)

山猫を模した花の召喚獣。

召喚獣達の中では一番小柄だが動きは身軽で素早く、爪を使った連続引っ掻きや猫パンチ、体を丸めての体当たりや口から放つ衝撃波が得意技。2本に分かれた尻尾でサインを描いて感情表現をする事が特技。元はガイズタウンでマナが保護した野良猫であり、ヒュドラに嬲られて瀕死状態になるもフェニクロウら4体の召喚獣の力とマナのスキル能力の余波を受け進化した。マナと同じく甘えん坊ながら本気を出した時の余力は凄まじく、周囲の自然を元通りにする程の再生の力を持つ。



○暗獣グリフォーネ(グーグー)

グリフォンを模した闇の召喚獣。

上半身が鷲、下半身がライオンになっており鷲の飛行力とライオンのパワーを兼ね備えている。アクロバット飛行が得意で闇のエネルギーを弾丸にして打ち出す。ギルク家に伝わる3体の守護神の一角で伝承上では底の見えない強大な闇で如何なる災いを飲み込み、一族を守ってきたと言われている。術者であるユリウスと同じで血気盛んながら相手の一歩先を予測する鋭い直感を持ち合わせている。


○光獣ユニコルン(ユーニン)

ユニコーンを模した光の召喚獣。

ギルク家の守護神の一角で伝承上では永久に輝く程に眩い光で如何なる災いを消し去り、一族に希望と繁栄を齎したと言われている。平和主義で自分から戦いに望む事は少ないがいざとなれば額の角を光の刀に変えて敵を一刀両断する冷淡さを見せる。



○霊獣フォクスター(フォンフォン)

九尾の狐を模した治癒の召喚獣。

普段は子狐の姿で過ごし、戦闘時にはレベッカのスキル能力の波動を貰って本来の姿に変身する。武器は尻尾の合間から飛ばす紫の火の粉。



○破獣ライノセラス(ライノン)

犀を模した破壊の召喚獣。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ