モンスター:レガシーワイバーン
レガシーワイバーン
全長 約15メートル
体色 赤錆色
寿命50年と言われるワイバーン族だが、まれに100歳を超える個体が現れる。本来の深緑色の体色が錆びたような赤い体色となり、頭部を始め全身が肥大化したものをレガシーワイバーンと呼ぶ。
飛行速度はやや上昇し、大人一人を楽に包み込むクラスの火炎を吐くようになるなど、その危険さ、凶暴さは一般的なワイバーンとは大きく異なり、ドラゴン種族と呼称しても差し支えない存在となる。
(そもそも、前足の有無からドラゴン/ワイバーンを区別する方式についてはかねてよりドラゴン学会から疑問視されている。実際、巨大ではあるが脚が無く蛇のような体に翼だけを持つオヴィーアンというドラゴンもいる)
ワイバーン百体につき一体が、レガシーワイバーンに成長すると言われているが確たる証拠はない。但しその討伐難易度については、一般のワイバーンを相手にするのに十分な装備をした戦士が3、4人と言われているのに対し、レガシーワイバーンは2、30人を全滅させることも稀でないという記録が残っている。
古来からその存在は知られているがレガシークラスとなったワイバーンの子が血統的要因でレガシー化するのか、もしくは遺伝に関係無く別の理由からレガシーワイバーンへ成長するのか等、未だ謎の多い存在である。