表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

初めて、自分の家に

前回は、初めてのクエストをクリア!そして、剛さんの所に

レベルの話、家具屋があるかの話、新しい盾を買いたいという話

一番最初に早く話が終わりそうな、家具屋がどこにあるかの話を

したら、何だか早く終わりそうな気がしません…。


「あ、その話はいいので…あと2つ聞きたいことがあるんですが、

 いいですか?」

私が剛さんにそう聞くと、剛さんはニカッと笑って、

「なんでも答えるぞ!」

と言ってくれた。

「で、その聞きたいこととは何なんだ?」

剛さんがそう聞いてくるので、私は盾の事を聞いてみた。

「すみません、盾…ってありますか?」

剛さんはまた、ニカッと笑って答えてくれた。

「あるぞ!どんな盾がいいんだ?防御力が上がるものにするか?

 あ、女の子っぽい可愛い盾もあるぞ。…防御力は低いが」

う~ん…可愛いのが欲しいって言ったら欲しいけど…防御力が

下がると、あんまりよくないと思う。

「じゃあ、防御力が15…位の盾ってありますか?やっぱり防具だけじゃ

 心配…ですし、いつか盾を使うときになった時に、使えなかったら

 ダメですからね」

私がそういうと、剛さんは並べられた盾を見て、「う~ん…」と言っていた。

「初心者が簡単に使えるものはさすがに防御力10までだな」

うーん…まあ、10くらいあったら、平気かなぁ…

防具もあるし。

「じゃあ、それでいいですよ」

私はそう言って、剛さんから盾をもらった。

鉄5個ほどだし、意外に安いのかも…ほかの盾の値段を見たら、全部

金10個くらいだった…。

「あ、あと、レベルが上がった…ってさっき出たんですけど、レベルが上がると

 いい事ってあるんですか?」

私がそう聞くと、剛さんは「確か…」と言って、前の村長の事を思い出している

らしい。

何で前の村長さんなんだろ?

なんか関係があるのかな…

「ああ、そうだ、レベルが上がると、攻撃力、防御力、HP、SP、MPが上がるぞ」

SPとMPはよくゲームにあるやつかな?SPが攻撃で、MPが魔法だった気がする。

まあ、攻撃ができる範囲が広がると思うと、凄い事なのかも。

「ふむふむ…」

私が剛さんの話にうなずきながら聞いていると、剛さんは苦笑いをして、私に

こう言った。

「で、前の村長が言ってた、村長レベル…なんてものもあるらしいぞ。

 俺は詳しいことが分からないから、そのことは彩音ちゃんにでも聞いてくれ」

剛さんにそう言われたので、明日にでも聞きに行こうかな?


という事になった。

とりあえず今日はもう帰ろうと思う。

何でかと言うと、その後も剛さんの話が続いて、夕方になっていたからだ。

このままじゃ夜になってしまうので、私はとりあえず自分の家に帰ろうと思う。


そして、私は自分の家に帰ってきた。

なんとなく、家の中に入ると、落ち着く。

あ、あと、この家の中にモンスターが入ってくることもない。

なんとかバリア…というものがついているらしい。

そのバリアは町や村にもかかっていて、森の中にある家などにはそのバリアが

ついているらしい。

「なんか飲もうかな…今日は疲れたしゆっくり休むとするかぁ~…」

私は冷蔵庫に手をかけた。

そして、開けてみると…なんとそこには紙の付いた箱?と、飲み物が入っていた。

そこにはこう書かれていた。

『小鞠ちゃんきっと何かくのを忘れているでしょ?

 しょうがないから、私が作った、レタスサラダを入れておくわね

                          沙良より』

おおお!沙良さん優しい!確かに私、何にも買ってなかったわ。

「…いただきます」

私はそう言って、レタスサラダを食べた。

「んっ!美味しい!やっぱり沙良さんはこう言うの慣れてるのかな…」

何だか、自分の作る料理よりすごかったから、これから自分の作るやつと比べると

沙良さんのは本当にすごかったんだなぁ…とか思いそう。

「もぐもぐ…とりあえず、これ食べたら、この家の内装とかもちゃんと見てみようかな」

私はそう思って、早めにレタスサラダを食べ終わらせた。

「さてと。さっそく中をちゃんと見て回ろうかな。そういえば、ちゃんと全部の部屋とか

 見てなかったかも。あと…自分の部屋にベッドとかなかったらどうしよう?!」

まあ、そんな事は無いだろうけど。

とりあえず、一番最初の部屋は~…っと。

確かこの部屋…だった気がする。

「ふむふむ、意外と広いから物置きとかに使えそう…かな?」

畳3畳くらい…かな?

「ここは良しと…。この隣にも部屋があった気がする。行ってみようかな」

私はそう言って、隣の部屋に行ってみた。

「ここは意外と狭いかも…畳1畳位かな?こっちは何か飲み物を保管する場所って事で

 いいかな。よし、ここもオーケー、次の部屋は…上の階かな?あ、あと、ベランダも

 見てみたいかも」

という事で、とりあえず、上の階に行ってみることにする。

そして、私は上の階に行った。

以外にも奥に廊下が続いている。

じゃあ、この家は意外と大きいってことなのかな?

「とりあえず一番近い部屋は~…っと、ここにあるのか」

一番最初の部屋は階段の隣にあった。

ここは行きにくいからあんまり使わないと思うけど…自分の部屋にするってこともないかな。

私は一応その部屋を見ておくことにした。

あとから使うことになるかもしれないし、一応どれくらい広いのかも見ておきたい。

私はそう思って、その部屋の中に入った。

「一応広いな~…誰かを招いたときに…ってそれはリビングでいいのか。

 う~ん…何の部屋にしよう?」

そのことは後で考えることにして、次の部屋も見てみたいと思う。

次の部屋は…あ、ここが総さんが言っていた、自分の部屋にすれば?って所だ。

その中に入ると以外にも広かった。

「おおお!ここになら大きいベッドも置けるし、机といすもあんまり小さくなくてもいい!」

ここはいいな~…あ、ちゃんとベッドはあった。なかったらどうしょうかと思っちゃった

けどね。

「ここもオーケーで、次の部屋は~…ってもうこんな時間か。お風呂に入ってもう寝よ」

私はそう思って、お風呂に入った


今日はもう疲れてしまったので、とりあえず寝ることにする。

じゃにと私の体力が限界だ~…

そして、私は新しい自分の家で初めて睡眠をとった。


そして次の日…

私はすぐに家を出て、アップルタウンに向かった。

家具を見に行くのと、何か材料を買いに行くからだ。

私はその間、何匹ものモンスターを倒した。

「あ、また出てきた。今度はレベル3…か」

私はそう思いながらレタスの森を抜けた。


そして、アップルタウンに着いた。

「さてと、早速行くか…」

私はそう言って、一歩前に出た。ん?なんか見覚えのある人が歩いて行った気がする…

まあ、そんなの私は気にしないけどね。

とりあえず、家具屋…と、材料を買いに行こうかな。

あ、そういえば、盾とか身につけてなかったかも。

身に着けて…っと、これでよし!

あと、材料とかってどこで買うんだろ。沙良さんとかに聞きに行こうかな。

私はそう思って、とりあえず沙良さんの所に行くことにした。

「すみませーん、沙良さんいますか?」

私は不動産屋に行って、沙良さんの名前を読んでみた。

すると、ちょっとしてから沙良さんがやってきた。

「はいは~い、あら、小鞠ちゃんじゃないの~どうしたの?」

沙良さんがそう聞いてきたので、私は材料をどこで買っているのか聞いてみた。

すると、沙良さんはにっこり笑って、私に案内してくれると言ってくれた。

沙良さんがそういってくれるならお言葉に甘えて案内してもらおうかな。

まだ地図を見ないといけないから、面倒くさいんだよね。だから、それなら案内して

もらおうかな~…って。


そして、私たちは不動産屋を出て、沙良さんがいつも材料を買いに行っているという

場所に向かった。

すると、そこはほぼスーパーと同じだった。

だけど、ちょっと中の感じは普通のスーパーとは違う感じがした。

材料がいろいろあるのだ。

「ありがとうございます、沙良さん。所で…沙良さんが良く作る、おすすめの料理とか

 ありますか?」

私が沙良さんにそう聞いてみると、沙良さんはにっこり笑って、

「いいですよ~」

と言ってくれた。

やっぱり優しいなぁ…沙良さんは。沙良さんもお仕事とかあるはずなのに。

「私が好きなのはカレーかしらねぇ?まあ、料理とかじゃないんですけど、

 村長さんなら作りやすいのが一番かな~って思ったんです。いいですか?」

うんうん、沙良さんはちゃんと私の事を思ってくれてるなぁ…

「はい、それで良いですよ、やっぱり作りやすくておいしいのが一番ですからね!」

私がそういうと、沙良さんが「そうですよね~」と言ってくれた。

そして、私がかったのはレトルトカレーを買って、あとは、普通の生活にも使う、

2000ml位の水を3本と、500mlの水を5本買って、私たちのお買い物は終わった。

なんか、沙良さんの買った物が物凄い量だった気がする。

とりあえず、お礼を言っておこう。

「今日はありがとうございました」

私が沙良さんにそう言うと、沙良さんはにっこり笑って、こう答えてくれた。

「いいの、いいの、小鞠ちゃんはこの村に来たばっかりだし、知らないことも

 多いでしょうから、ちゃんとほかの人に聞くのよ?」

私は沙良さんにそう言われて、「はい、分かりました」と、言った。

まあ、今の時点でもう色々聞いてるから、その心配も平気なんだけどね。

この村とこの町は仲良くしてくれる人が多いから、私もすぐに色々聞けたから、本当に

感謝してる。

「それでは、私は村長の仕事もあるのでもう行きますね」

私はそう言って、その場から離れた。


確か、剛さんが言ってた場所ってここだよね?

剛さんが家具屋の場所を地図に書いてくれたから、分かりやすいとは思ったんだけど…

どこだろ?その家具屋って。ここが一番端っこならここらへんかな?

でも、ここにはそれらしきものがないというか…

ここにはどこにもお店がなくて、ただ横に壁が続いているだけだった。

あ、ここに看板がある。今度ここに何か新しいお店ができるらしい。

「今度来てみようかな~…っと。今はどこに家具屋があるか探さなきゃ」

私はそう思って、もう一回周りを見てみた。

やっぱりお店らしきものはここら辺にはない。

そこで、私はいったん武器屋の方に行って、剛さんに話を聞いてみた。

すると、私が言っていたのは一番下の端っこの方で、家具屋があるのは真ん中の道の

端っこだった。

ここって道が多いからよく間違えるんだよなぁ…

私はそう思って、武器屋の外に出た。

そして、私は真ん中の道の一番端っこに着いた。

「!ここかな?」

その場所には看板に家具屋とついた店があった。

中の方は窓から見えて、いっぱい家具が置いてある。

これから家具を選ぶのが楽しみだなぁ…

私はそう思いながら、家具屋の中に入った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ