初めてのクエスト
前回は、森を抜けて役場に行って、VHフォンをもらった!
そして、さっそく初めてのクエストを受けたいと思います!
よし!じゃあ、初めてのクエストだから張り切っていかなきゃ!
そう思いながら、私はレタスの森の中に入った。
真梨奈さんは森の入り口にいるから、終わったら、私に伝えに
来てねと言っていた。
「え~っと、確か、アップルタウンからマカロン村に行く途中に
蛇っぽいモンスターにあった気がするから、もしかして、その
モンスターかも!」
私が来るときに真ん中らへんで蛇っぽいモンスターにあった気がする。
とりあえず、真ん中の方に行ってみようかな。
そして、真ん中の方に行くと、私の思った通り、蛇のような
モンスターがいた。
私はとりあえず、そのモンスターに攻撃を当ててみることにした。
当てると、相手のHPと、相手の名前が見れるからだ。
私がそのモンスターに攻撃を当ててみると、そのモンスターの名前が
出た。
「やった!私の思った通り!」
私が攻撃を当ててみると、そのモンスターの頭の上には、スネイク
という名前が出ていた。
そして、私はそのモンスターのHPを見た。
ちょっとしか攻撃が通っていないらしい。
「相手のHPは10くらい…かな?う~ん…なのに何でちょっとしか
攻撃が入らないんだろ?」
私はそう思ったが、今考えてもしょうがないので、あとで剛さんの
所に行こうと思う。
私はその後もスネイクを倒し、やっと5匹倒すことができた。
「さてと、真梨奈さんの所まで行くか~」
私はそう言って、真梨奈さんの所に行った。
「あ、真梨奈さ~ん!倒してきましたよ~!」
私が真梨奈さんの所に戻ってそのことを話すと真梨奈さんは
「ありがとうございました!」
と何回も言って、自分の家に帰っていった。
「あ、彩音ちゃんに電話しないといけないんだった」
そして、私は彩音ちゃんに電話を掛けた。
「あ、もしもし?クエスト終わったよ~」
私が彩音ちゃんにそう言うと、彩音ちゃんに
「はい!それでは、また役場に戻ってきてください!」
と言われたので、私は役場に戻ろうと思う。
そして、私は役場に戻って、さっきの椅子に座った。
「クエスト完了できたんですね!よかったです!あ!クエストを完了すると、
その人がほかの人に言ってくれて、クエスト数が増えるんです!
たまにお礼として何か物をもらえることがあるかもしれないので、それは
もらっちゃってください!」
ふむふむ、ってことはクエストが出たらできるだけ受けた方がいいと…
「はい、分かりました」
私がニッコリ笑って、答えると、彩音ちゃんが何かを思い出したように
「あっ!」と言った。
あ、そういえば車をもらいに来たんだっけ。
「そういえば!私としたことがあることを忘れていました!」
うんうん、いい調子。
「前の村長さんにも渡したんですけど、この車を村長さんに差し上げます!」
やっぱり。あれ?でも、アップルタウンからマカロン村での道で、車が通れるような
道なんてあったっけ?
「ああ、アップルタウンからマカロン村への道は少々遠いので、また明日役場に
来てください!車が通れる場所をご案内します!」
彩音ちゃんにそう言われてしまった。
そういえば、クエストに苦戦していて、いつの間にか夜になっていたのだ。
「はい、分かりました。それでは、また明日役場に来ますね」
私はそう言って、帰ろうとすると、彩音ちゃんに待って!と、止められてしまった。
「あの、今日はマカロン村のホテルで寝た方がいいですよ。確か、小鞠さんのお家は
ちょっと遠かったですよね?夜になると、昼のモンスターとは違い、とてつもなく
強いモンスターが出てくるので、今日はホテルに泊まった方が安心ですよ!」
ふむ。それならホテルに泊まろうかな。ここで死ぬのも嫌だし。
「うん、ありがとう、彩音ちゃん。今日はそのホテルに泊まることにするよ」
私がそういうと、彩音ちゃんは安心したように、役場を出て、帰っていった。
そして、私もそのホテルに行って、泊まることになった。
なんと、マカロン村のホテルでは朝食もくれるらしい。
ここでは旅人が多いんだとか…
本当かなぁ…?電車でこれるくらいなのに。
とりあえず、今日は色々な事があって、疲れたから、今日はゆっくりしようと思う。
所で、私は村長だから、一日目は無料でいいらしい。
まあ、そのホテルは普通でも銅30で止めてくれるから意外と安い方…なんだと思う。
あ、この世界は銅が一番低くて、その次が鉄で、鉄と金の間が銀、その次が金になっている。
だから、銅30というのは意外と安い…んだと思う。
そして、次の日の朝がやってきた。
とりあえず今日は役場に行こうと思う。
私は急いで役場に向かった。
そして、私は役場に着いた。
するとそこには彩音ちゃんがいた。
「わあ…彩音ちゃん、もういたの?早いね?」
私がそう聞くと彩音ちゃんはにっこり笑ってこっちを向いてきた。
「あ…村長さんもう来てくれたのですか?!早いですね!あ、私ですか?私は村長さんが
いつ来てもいいように早く来ているんですよ~!」
ほお、すごいなぁ…彩音ちゃんは。私も見習わなきゃなぁ…
「あ!車の通り道を教えるんでしたね!車が通れる場所は、この役場の後ろの方に
あるんですよ!」
後ろ?後ろにそんな道あったかなぁ…
「ふむふむ…後ろにそんな道ありましたっけ?」
私が彩音ちゃんに聞いて着ると、ちょっと目をそらして私にこう言いました。
「えーっと…あ!ちょっと案内し忘れてたんですよ!あははは…」
なんかちょっと変だなぁ…何かを隠している気がする。
「え~っと…何か隠してません?」
私が彩音ちゃんにそう聞くと、彩音ちゃんはそっぽを向いてこう答えました。
「え、何にも隠してませんよ?」
う~ん…とても怪しいなぁ…
「えっと…私たち、これから一緒にクエストとか、公共事業…とかもやるんだよね?」
私がもう一回彩音ちゃんに聞いてみると、彩音ちゃんは「うっ…」と言って、
真実を話してくれました。
「…実は…そんな場所、もともと無くて…昨日の夜、私たちで作ったんです…」
「…やっぱりそうだと思った。彩音ちゃん?次からは嘘は無しですよ」
私がそう言うと、彩音ちゃんはしゅんとして、私にこう言ってきました。
「やっぱり村長さんに嘘はいけなかったですよねぇ…」
しゅんとしている彩音ちゃんを見ると、ちょっと胸が痛くなる。
可愛いからなぁ…。
「とりあえず、この村はアップルタウンまでの道が来るまでいけないって所が
旅人さんにはいいんだと思うよ」
私が彩音ちゃんにそう言うと、彩音ちゃんは、
「そ、そうですよね!あ、でも、あの場所どうしましょう…土に変えて木の苗を
植えるとか?」
と、言っているので、私は何かいい案がないかと考えていると、彩音ちゃんが
何かを思い出したように私にこう言った。
「あ!そういえば…まだあの場所ちゃんと出来ていなくて、ちょっとくぼみが
出来てるな~…って感じになってるんですよ~」
う~ん…何かいい案は…あ!そうだ!あれならみんなが喜んでくれるかも!
「これならどうですか?その場所に、公共事業で何か建てるんです。それなら直す
手間もなくなりますし、村の住民たちも喜ぶはずです」
私が彩音ちゃんにそう言うと、彩音ちゃんは「おお~!」と言って、その後を
続けた。
「やっぱり村長さんの考え方は他の方たちとは違いますね!」
…みんなが喜んでくれるならいいかな。
そして、私は考えた。
何でかと言うと、今の車をどうやって家に運ぶかだ。
う~ん…家に持っていくとしても、レタスの森で通れる場所が今のところないし…
あ…そしたら、レタスの森以外の所でこの車を使う…でも、そうすると、
いつ使うかわからないんだよなぁ…
あ!それならそもそも使わないって言うのは…それなら、きっとレベルが上がって
いって、そこら辺にいるモンスターもスラスラ倒せるようになって、簡単に
来れるようになるんじゃ…
「あの…彩音ちゃん?私、車いらないです!もし、車がいる時になったら、
彩音ちゃんに言いに来るから!」
私が彩音ちゃんにそう言うと、彩音ちゃんは「はい!分かりました!」と言って、
無事解決。
という事で、ここから私の自由な村長生活が始まるのだ!
…とは言ってみたけど、実際にはそんなこと言うキャラじゃないんだよなぁ…
まあ、自由な村長生活が始まるというのは本当なんだし、平気か。
とりあえず、今まではチュートリアルみたいな感じだったからなぁ…
これからが楽しみだなぁ…!
私はとりあえず、役場を出て、アップルタウンの方に行こうと思う。
何でかと言うと、ちょっと家具屋さんがあるか探してみたいからだ。
まずは、盾もほしいと思っていたから武器屋に聞きに行こうと思う。
そして、私はアップルタウンに着いた。
あ、今思い出したけど、剛さんにレベルの事も聞こうと思う。
私はとりあえず、マカロンの村を出ようと思う。
そして、私はマカロン村を出て、レタスの森に入った。
私はレタスの森でずっと戦っていたから、私はもう戦いには慣れっこです。
そして、何回か戦っていると、レベルが上がったと、私の目の前に表示された。
いつの間にかいっぱいモンスターを倒していたようだ。
とりあえずは約剛さんの所に行って、レベルの事を聞きたいと思う。
そして、私はアップルタウンに着いた。
私はまだ武器屋への道を覚えてないからまだ地図を見ないと武器屋まで行けないから、
早くこの地形と、どこに何のお店があるかを覚えないとなぁ…
とりあえず私は、武器屋に行った。
そして、いつものように剛さんがニッコリ笑顔で私を待っていた。
「よう、小鞠!何かようか?!」
うん、剛さんは元気と言うより元気すぎるんだよなぁ…
私は剛さんみたいな熱血系は嫌いだ、だけど、剛さんならなんとなく平気な気がする。
とりあえず、剛さんにレベルの事と、家具屋さんがあるのかという事と、いい盾を
買いたいという事を言おう!
「あの…ここって家具屋はあるんですか?」
私がそう聞くと、剛さんはニカッと笑って答えてくれた。
「ああ、家具屋なら一番隅っこにあるぞ!俺も一番最初分からなくてなぁ…」
とりあえず、早く話が終わりそうな家具屋さんの話を聞いてみたんだけど…
長くなりそう。