お母さんの話
前回は、公共事業で作っていたベンチが完成!
そして、後に郵便屋さんができるとのこと。
小鞠はクエストを受けるが、そこでは新しい街、マンゴータウンに行かなければ
いけないという。
『ガタンゴトン…』
私は電車に乗って、一番最初の日を思い出した。
あの時もこうやって外を眺めていた気がする…
そして、そこには山がいっぱいあったの。だけど、その後からは忘れちゃって…
私はいろいろなことを考えながら、電車に揺られていた。
『次は~マンゴータウン~マンゴータウンでございま~す』
あ、降りなきゃ。
私はそう思って、電車から降りた。
そこは、とってもかわいい街だった。
すべてに装飾されていて、主に黄色がメインに使われている。
だからマンゴータウンなのか。
私はそう思いながら、奈美ちゃんに教えてもらった、家の場所まで行った。
…ここであってるよね?
とりあえず、私はインターホンを押してみた。
『ピンポーン』
そして、30秒ほどしてから、ある女の人が出てきた。意外と若そう…かな?
私がそんなことを思っていると、その女の人は私に「何か用ですか?」と
言ってきた。
まあ、そうなるよね。知らない人が家の前で突っ立ってるんだもん。
「あの、私はマカロン村の村長で、小鞠と言います。あなたの娘の奈美さんから
クエストを受けて、やって来ました」
私がそこまで言うと、その女の人は「はぁ…」と、ため息をついた。
「どうせ、あの子の事だから、美咲ちゃんのお母さんと仲直りしろって
言ったんでしょ?私は絶対仲直りなんかしないわ、話したくもないもの」
奈美ちゃんのお母さんは、そう言って家の中に入ってしまった。
…さて、どうするかな。
仲直りしてもらわないと子供の方も仲直りできないんだよね~…
…あ、オルゴールの事なら何か知ってるかも!
「あの!一つだけ聞きたいことがあるのですが!少しお時間
よろしいでしょうか?!」
私は奈美ちゃんのお母さんの家の前でそう叫んだ。
「ちょっと?!私の家の前で叫ばないで!」
うーん…奈美ちゃんのお母さんって呼びにくいからお名前聞こうかな。
「あの、お名前教えていただいても…」
私がそう聞くと、奈美ちゃんのお母さんは
「私の名前は渚よ、これでいいかしら?」
と言ってくれた。渚さんかぁ~可愛い名前っていうよりきれいな名前だな~
「あ!もう一つ!」
私が一歩前に出てそう言うと、渚さんが
「あーあ!分かったわよ!とりあえず中入りなさい!ほかの人に変な目で
見られるから!」
私が返事をする前に、渚山に手を引っ張られて家の中に入れられた。
わぁ~!すごい可愛い!外見だけじゃないんだぁ~!
あ、でも中はそんなに黄色くないかな?
水色が主に使われてるかも。まぁ、渚さんっぽいって言ったら渚さんっぽい
かな…?
私たちはリビングに行って、椅子に座った。
「で?何?」
渚さんにそう聞かれて、私は奈美ちゃんのオルゴールの事について聞いてみた。
私がそう言うと、渚さんは少し考えてから答えてくれた。
「ああ、そのオルゴールはね、美咲ちゃんと一緒に出掛けた時に買ったやつ…
と言うか、一緒に作ったやつよ」
作った?つ売れる所なんてあるのかぁ~…今もあるなら私も作ってみたいなぁ~
「そしたら、美咲ちゃんも自分のを作るんじゃ…」
私がそう言いかけると、渚さんが私に向かってこう言った。
「美咲ちゃんのお母さん…小織さんと言うのだけど、小織さんがそんな物いらない
と言って…それで、奈美が美咲ちゃんと話し合いながら作ったんです…」
渚さんはちょっとうつむきながら話してくれた。
「実は、奈美ちゃんのオルゴールがないんです」
私が渚さんにそう言うと、渚さんは驚いた。
「ええっ!?それ本当なの?」
渚さんにそう聞かれたので、私は頷いた。
「…美咲ちゃんが取ったんじゃないかしら?」
渚さんがそういったので、私は渚山にどうしてそう思ったのか、理由を聞いてみた。
すると、渚さんはムッとした顔でこう言った。
「だって、今の話を聞いて村長さんもそう思うでしょ?!きっと欲しくなったのよ!
だから、取ったのよ!」
う~ん…確かに欲しいとは思うけど…でも、取られたときにはまだ仲良しだったし…
親友なら貸してほしいとか、聞きたいとかも言えるよね?
「…ありがとうございました。また何かあったら私に言ってください」
私はお辞儀をしてそう言い、渚さんの家から出た。
…そういえば、さっき渚さんがこっちにも村があるって言ってたな。
とりあえず、こっちの村長さん…もいるのかな?いたらご挨拶しなきゃ。
私はそう思いながら、ここの住民さんにここの森の名前と村の名前を聞いてみた。
「ああ、ここの森の名前は、ニンジンの森ですよ。それで、村の名前はビスケット村
です」
ニンジンとビスケットかぁ~ま、言いやすいし平気かな。
「ありがとうございます」
私はそう言って、ニンジンの森に入った。
出来るだけモンスターに会いたくはないけど…
ここのモンスターが何なのかは見ておこう。
え~っと…見た目はウサギ…かな?まあ、ニンジンの森だからね…
私はそう思いながらビスケットの村に着いた。
ここがビスケットの村…!
ここは地図がないから住民さんたちに聞いていくしかないかな。
私はそう思いながら近くの住民さんに、まず、村長さんがいるんか聞いてみた。
「村長ですか?いますよ~あの大きい丸い形の家がありますよね?ちょっと高い家…
あそこが村長の家ですよ!」
私はお礼を言って、その場所に向かった。
そして、私はその家の中に入った。
「すみません、村長がいると聞いたのですが…」
私がそう言うと、奥から男の人が出てきた。
「村長はいま出かけております。あと五分ほどで帰ってくると思いますが…ん?
見ない顔ですね…引っ越してきた方ですか?」
男の人にそう聞かれたので、私はこう答えた。
「いえ、隣のマカロン村の村長です」
私がそう言うと、その男の人は深々とお辞儀をして、
「あなたがマカロン村の新しい村長ですか。僕はこの村の副村長の光と申します」
光さん…よく来るかもしれないし覚えておこうっと。
「ところで、来たという事は何か用事が…」
光さんにそう言われたから私はあわてて
「いえ!ビスケット村に来たので、こちらの村長に挨拶でも…と思ってきただけ
ですから!」
と言った。すると光さんが
「いえいえ、でももうすぐ帰ってくると思いますので…」
光さんにそう言われて、私はそばにあった椅子に腰かけた。
それから三分後…
「ただいま~ってあれ?お客?電話してくれたらよかったのに~」
わぁ~!この人がビスケット村の村長!とっても優しそうな人だなぁ~
「電話しても出ないじゃないですか~…村長は」
光さんがため息をついてそう言った。
「あ、この方が村長です。名前は…」
光さんがそう言いかけると、その優しそうなお姉さんが私に向かってそういった。
「私は柚よ!ここの村長なの!あなたは…ここの村の住民じゃないわよね?」
柚さんがそう言うと、光さんが私の事を説明してくれた。
「ああ!そういう事ね!マカロン村の村長さん…あ、名前は?」
私は柚さんにそう聞かれたので、私は
「小鞠です。柚さんよろしくお願いします」
と言った。
「オッケー!小鞠ね!これからよろしく!」
そして、私は役場を出た。
私はもうビスケット村ですることないからな~…
もう帰るか。
私はそう思って、電車に乗った。
もう夕方か~今日はホテルに泊まろうかな。あんまり夜のモンスターとは
戦いたくないし…うん!ホテルに泊まろう!
『ガタンゴトン…』
…やっぱり電車に乗ると思い出しちゃうな…
でも、この電車ってそんなにすごい電車なのかな?だって、いつもはこんな村には
行かないし…見た目は普通だけど私が乗ったあの電車だけすごいとか?
…考えてても仕方ないか。
私はそんなことを思いながら電車から降りた。
そして、私はホテルに向かった。
う~ん!やっぱりホテルの温泉は気持ちいいなぁ!
確か銅30だったよね?
この温泉にふかふかベッドで銅30だから安いよね~
さてと、明日起きたら奈美ちゃんの所に行って、渚さんと話したことを
伝えようっと。
そして、私はふかふかのベッドで眠った。
次の日
「ふぁぁ、よく寝た~やっぱりふかふかンベッドは最強だな~」
私はまず、レストランに行くことにした。
にしても、どこにあるんだろう?レストランって。今まで見たことないから…
一番上の道にあるのかな?
私はそう思いながらモンスターを倒していき、レベルが4になったという文字が
目の前に出てきた。
「あ、やっとレベル4か~…意外と遅かったな~…」
でもいつも戦ってたらすぐに上がるのかな~?
私はそんなことを思いながらレタスの森を抜けた。
さてと。着いたし、一番上の道から探していこうかな。
「一番上の道は~っと。あ、あったあった。普通にあったわ」
私が一番上の道を歩こうとしたとき、目の前にレストランと言う看板がついた
家があった。
私はとりあえず、中に入った。
「すみませ~ん!」
私がそう言うと、奥から奈々さんと進さんが来た。
「あ!村長!やっと来てくれたんだネ!待ちくたびれたヨ!」
奈々さんがそういった。すると、進さんが
「あの…今日はメニュー…どうなさいますか?」
と言った。
あれ?この人たちって外国人じゃ…あ、でも名前からしてそれは違うか。
そういえばあの時進さんだけ喋ってなかったかも…?
「それじゃあ、お勧めとかありますか?」
私がそう言うと、奈々さんがこう言った。
「進は奥に行ってて!私が接客するから!」
進さんはえへへ…と笑いながら奥に行った。
「私たちのおすすめはこれだヨ!チャーハン!一番大きく載ってるでしょ?
あ、でも、ほかの所とはちょっと味が違うから!普通の所とは違うんだヨ!」
う~ん…チャーハンかぁ~…この前カレーを食べたから麺類もいいかなって
思うんだけど、全然チャーハン食べてなかったからなぁ…
「じゃあ、チャーハンでお願いします」
私がそう言うと、奈々さんは「分かったヨ!」と言って奥に行ってしまった。
…それにしても、人多いなぁ…こんなに人が多いのに二人でやってるんでしょ?
でも、進さんは接客がうまくないから奈々さんに任せて、料理は進さんがやってる…
それだと、接客一人、料理一人になっちゃうよね?だったら大変そうだけど…
私がそんなことを考えているうちに料理が完成したらしい。
「村長?料理完成したヨ!ボーっとしてないで早く食べてネ!じゃないと
冷めちゃうヨ!」
私は奈々さんにそう言われて、気が付いた。
あれ?そんなに時間かかってないよね…?…すごいな
私はチャーハンを食べて、奈々さんたちにお礼を言い、レストランから出た。
さてと、マカロン村に行って奈美ちゃんの所に行きますか~!
そして私はマカロン村に向かった。




