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5 テンプレなのかな

テンプレかな

僕は今、街道のような整備された道を歩いている


どうやら、僕がいたあの場所は森の中にあるらしかったみたいで森をさまよっていたけど、途中で街道らしき道に出ることができたんだ


「この道を歩いていけば、街へ行けるのかな~」


なんだか天気もいいし、気分がいいな~


「きゃー!」

「へっ」


な、なに!?

悲鳴が聞こえたんだけど...!


気分よく鼻唄でも歌いだしそうに歩いていたら、突然悲鳴が響いた

剣を打ち合う音も聞こえている


「...これは、テンプレというやつでは?」


...行ってみようか

襲われてるようだったら、助けよう!


輝夜は悲鳴と剣を打ち合う音が聞こえる方へと駆け出した...

音の発生源では...




「くっ!」

「へへっ、こりゃ上々の成果だな」


盗賊らしき者たちに、馬車が襲われていた...


...盗賊退治で、人命救助だ!


アロンダイトを右手に握り、左手を盗賊の方へとかざした


「潰せ、盾鎚(ハンマー)!」


輝夜が魔法を発動すると、黄金色の魔力でできた盾が表れ、盗賊をハンマーが杭を打つように押し潰した


「な、なんだ!」

「うわー!」

「た、助けてくれー!」

「ぎゃー!」


ほとんどの盗賊が潰れ、死んだ


...う、自分でやっておいてあれだけどエグい…

の、残りの盗賊もアロンダイトで片付ける…!


「せいっ!」


盗賊が混乱している内に、生き残りの盗賊をアダマスの剣を振るい、その命を刈り取っていく...

袈裟斬り、横凪ぎ、降り下ろし、逆袈裟...

縦横無尽に剣を振るい、駆けていく


「はぁ!」


最後の盗賊を切り伏せた…


「ふぅ~」


僕、意外と人を殺したことに嫌悪がない...

どうしてかな...?


「...すまない、ちょっといいか?」

「へっ、はい...?」


ちょっと考え事をしてたら、冒険者っぽい人に話しかけられた


「君は助けてくれたのか?」

「えっ?...ああ、街へ行く途中で偶然通りかかったら、襲われてたみたいだったので...」

「そうか...助かった。良ければ、君も馬車に乗るかい?」

「...いいんですか?」

「ああ、俺たちも街へ向かう途中だしな...この馬車は地方の村から街へ行く人たちを送り届ける乗り合いの馬車で、その護衛が依頼だったんだが...君がいなかったら危なかったしな......御者も構わないそうだ」

「わかりました、ご厚意に甘えさせて貰います」

「ああ!じゃあ、馬車の中で自己紹介といこうか」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


盗賊の荷物を回収したあと、馬車に乗り込むと

馬車の中には若者たちが沢山乗っていた…

そして、僕の眼前には護衛の冒険者の人たちがいる


「じゃあ、改めて俺はこのパーティーのリーダーをしているホルンだ。Cランクの冒険者だ、よろしく」

「私はサブリーダーのウィンよ。同じくCランク冒険者よ。さっきは助かったはありがとね」

「俺はCランク冒険者のコドーだ!よろしくな嬢ちゃん!」

「...Dランク冒険者のバートだ、言っておくがお前の助けなんてなくたってあのくらい俺の力で何とかできた!別にお前の助けなんていらなかったんだよ!」

「ちょっと、バートなに言ってるの!」

「すまんな、嬢ちゃん。こいつの言葉で不快に感じたなら謝る」


なんだか、バートって人が突っかかってきた...

このパーティーでは、一番若いみたいだし...なんていうか素直に現実を認められないのかな...

まぁ、言葉遣いは不快に感じることには感じるけど...それより、嬢ちゃんって...


「い、いえ...えっと、僕はガグヤです。ただの旅人?です。それと...僕は男ですから」


「「「「...えっ!?」」」」


...やっぱり、女の子に思われてたみたい......


「...ホントに男か?そうは見えないな...」

「男の娘だったのね!」

「すまんな、あまりにも女々しくて…勘違いしてしまった!」

「はんっ」


ホルンさんとコドーさんからは、どストレートな言葉の暴力が...

ウィンさん...男の子のニュアンスがなんだかおかしかったですよ...?

バートには、鼻で笑われた…



...ぐすん


どうせ、僕なんて男らしさの欠片もないですよ...


「ああ、すまん。いじけてないで、なにか聞きたいことはないのか?」


...はっ!

な、泣いてても仕方ないし街について聞かなきゃ!?


「この先の街って、どんな所ですか?」

「名はビラージといって、それなりに大きな活気のある街だ」

「そうね...比較的大きな冒険者ギルドの支部もあるわよ」

「商業が盛んな街だな!」

「ふんっ」

「そうなんですか~...街に着いたら、冒険者登録しなきゃ」

「そうか、依頼達成報告ついでに案内しよう...と、喋ってる内に着いたみたいだな」


街の門で簡単なチェックを受けた後、門をくぐった


「ようこそ、ビラージへ!」


こうして、僕はビラージへと足を踏み入れた




街に到着しました


次回は冒険者登録とまた、テンプレですかね

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