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42 魔女の毒

 お待たせしました。

「二人とも、ちょっとそこに座りなさ……い?」


 急に身体がズッシリと重くなったような気がしたかと思えば、座ろうとした瞬間に膝が重力任せに座布団に落ちた。

 瞼が重い……こんなときに、俺は眠いのか? 寝ていい状況じゃねぇだろ?

 2人を説得する言葉も、須藤女史を納得させる解決策も何も思いついていないが、少なくとも相談に応じるなりしなきゃいけないのに、こんな時に俺は……。

 集中しろ! こういう時のためのリミットカットだ。

 信じられない事だが、まるで徹夜四日目に入るような眠気だった。今日は朝からこれでもかと惰眠を貪ったはずなのに、どうしてこうなる? ここ最近の体調不良といい、俺は何か病気になったのか?

「どうしたの、お兄ちゃん?」

 気がつくと妹と須藤女史が、テーブルを挟んで向かいに座っている。

 妹は行儀悪く胡座をかきながら、不思議そうに小首を傾げて俺を見つめている。

 一方で須藤女史はキチンと正座して、俺の異変に気づいたのか怪訝そうな表情をして、その大きな瞳で俺を捉えている。お下げにされていた髪はおろされていて、彼女の細い肩をしっとりと覆っている。しばらく見ない間に、髪をのばしたようだった。

 俺は胡座をかいて座り、2人には見えないように足を抓りながら、小さく咳払いをしてから語りかけた。

「えっと……まぁ、まずは、とりあえず、2人ともありがとう。しかしだ……」

 こんだけ世話になっておきながら説教とは、なんとも後ろめたいものだ。

 だけど2人のためにも俺のためにも、言わなきゃなるまい。

「なに勝手に人ん家に入ってんのさ? 否、たしかに今更だけどさ……事前なり事後なりに連絡してよ。唯さ、なんで電話出なかったのさ? 須藤さん、俺ん家にこっそり通うくらいなら、相談しにきてよ。言ったよね……頼れって。その……確認するけど、まだ俺と結婚しようなんて考えてるの?」

 俺の言葉に、須藤女史は真っ直ぐに俺を見据えて、小さな唇をゆっくりと開いた。

「はい。裕一さん、私には無条件であなたを頼る事は出来ません。その点は、裕一さんも納得なさっているはずです。だから唯先輩の行動を理由に、強引に謝罪という援助の理由を作ったのですよね? 私は確かに子供ですけど……どうすれば裕一さんは私と結婚を考えてくださいますか? 私はこのとおり、準備は万端です」

 強い決意を向けてくる彼女に圧倒されながら、俺は瞼をシバシバと開閉させて眠気を押さえつけ、なんとか言葉を絞り出した。


「君ね……自分が何を言っているのか、本当に理解してる?」



 ◇ ◇ ◇ ◇



 いや、君の考えかたは実に立派だと思うよ。

 君の状況も理解しているつもりだ。

 でも、よく考えてみてくれ。


 俺なんかと結婚したところで、ロクなことないよ。


 たしかに俺は収入も安定しているし、君の要望に応えるだけの力はあるつもりだ。

 でもね、それくらいしかできないんだよ。

 夏休みの間、この部屋に通いながら思わなかった? 俺は相当、手間のかかる男だよ。

 それにね、頭が固い、融通が利かない、仕事優先、気が利かない、トロいし、ケチくさいし、ファッションセンスないし、不器用なくせに目標だけ高くて空回り……、ね? もう駄目でしょ? 完璧な残念男子さ。さらに付け加えるなら、もうすぐオッサンだしね。

 娯楽もない、刺激的な冒険もない、オシャレもときめきもない平凡で安定した生活が俺にとっての幸せでね、仮に結婚しちまったら、きっと毎日がつまらないよ。

 こんな真面目にやってるだけの、視野の狭いつまらない男と結婚なんか考えちゃだめだよ。


 君は若いから、ちゃんと楽しい青春を送るべきだよ。


 俺なんかと結婚したら……否、そもそも家庭に入ってしまえば、自分の時間は限られてしまう。

 君は人並みに友達と遊んで、恋愛をして、学業や仕事をやりながらもっと世間を見渡して、自分の幸せを見つけたいと思わないのか?

 確かに今の君にはそれが出来ないだけの困難が訪れている。そしてそれは、君だけの問題じゃないことは分かる。だからこそ、妹の提案で俺と結婚するのが良いのだと、君は納得したのかもしれない。

 でもね、君はそれで今は納得しても、数年後には後悔するんじゃないかな?『大変だったけど、だからってなんでこの男と結婚したんだろう? もっと考えたら、他にいい方法があったんじゃないか?』って、世間が見えるようになった“大人になった君”は思うんじゃないかな?


 悪いことは言わないから、やめなさい。


 とりあえず、こういう問題に詳しい人に……俺にはアテはないけど、会社の同僚にそういうのとつながりある奴が一人はいたと思うし、相談し……て、みる……みようか。


(やばい……落ちそう)


 とにかく、大人を頼りなさい。

 妹がここまで巻き込んでしまった以上、俺はこれ以上君を無視できない。

 とってつけた理由に聞こえるかもしれないが……そう……いうわ、けで、俺は…………。



 ◇ ◇ ◇ ◇



 “ゴギャン”


「わべしっ!」

 意識が一瞬だけ落ちてすぐにテーブルに額をぶつけて、俺は眠りの世界に足を踏み込まずに済んだ。良い眠気覚ましになったぜ。

「お兄ちゃん!?」

「裕一さん!?」

 妹と須藤女史が慌てた様子で身を乗り出してくる。

「痛たたた……。うん、大丈夫だから。それで話の続きだけど……」

 額をさすりながら話を続けようとするが、

「あれれ……」

背筋を伸ばした瞬間に体重が後ろに傾き、支えようとした腕に力が入らず、そのまま床に仰向けに倒れていく。

 いつの間にか視界に入った天井が何故か回っているように見えて、明るいのか暗いのかよくわからなくて、体感時間が遅くてゆっくりと……。

(まったく、どうなってんだよ?)

 頭打つな……と思った瞬間、

「もう……無理しちゃ駄目だよ」

いつの間にか妹が俺の背後に回っていて、しっかりと抱きとめてくれていた。

「いっぱい食べて、お風呂に入って、眠くなったんだね。話の続きは明日にして、もう寝ようよ。ユッチ、お兄ちゃんの右を持って」

「えっと……あ、はい」

 妹と須藤女史に左右から支えられて、力任せに立たされる。俺自身は、どういうわけか脱力しきっていて身体がまったくいうことをきかない。

(いや……だから2人とも待ってくれ……って!?)

 なんとか目は見えているし、声も聞こえる。だけど、言葉が出ない。

 2人に制止を呼び掛けることもできず、力仕事で息を切らした女の子2人にベッドに寝かされて、タオルケットをかけられる。

 朦朧とする意識の中で最後に見たのは、心配そうに俺を見つめている須藤女史の冷たく光る大きくて綺麗な瞳と、楽しそうに笑っている妹の姿だった。


「おやすみ、お兄ちゃん」


 目の前が暗くなり、妹のその言葉を最後に、俺の意識は落ちたのだった。



 ◆ ◆ ◆ ◆



『良い物をあげるわ。もう必要ないし、あなたにあげる』


 生贄に満足した魔女は、私に二つの薬を渡してくれた。

 どちらも錠剤で、お兄ちゃんが愛用している頭痛薬と同じ形をしていた。


『睡眠薬よ。使い方次第で、色々なことが出来るわ』


 睡眠に導く“睡眠導入剤”と、睡眠を安定持続させる“睡眠安定剤”だった。

 

『そのまま錠剤でのませても良し、砕いて粉にしても良いわ。どちらも30分程で効果がでるけど、使うときはどちらか一つを用法用量を守って使うこと。でないと臓器や脳に大きな負担をかけるわ』


 睡眠導入剤は寝付きが悪い症状に対して使う速効性の睡眠薬で、これによる眠気にはリミットカットしたお兄ちゃんでも勝てないらしい。ただし、すぐに眠りに落ちても、2時間もすれば体を揺すぶったくらいで簡単に起きてしまう短時間型なんだそうだ。

 対して睡眠安定剤は、夜中に頻繁に起きてしまう症状に処方される。眠りに落とす程の効果はないが、一度眠ってしまうと薬が切れるまでちょっとやそっとじゃ起きなくなる長時間持続型だ。だだし、体内時計が確立された規則正しい生活をしている人間なら定時に目を覚ましてしまうが、魔女が用意したこの薬は効果時間が長く、覚醒したところで体内から薬が抜けきるまで重度の倦怠感が続くことになる。個人差もあるがこの薬は抜けきるまでに、おおよそ18~24時間かかるそうだ。

 こんなものを、いったい何に使う気だったのか?

 目の前の魔女は私の問いに、ニッタリと粘り気のあるような気味の悪い笑みを浮かべて答えた。


『もちろん、彼を苦しめるためよ。苦しめて、弱り切ったところを優しく介抱して眠らせて、身も心も手に入れるのよ』


 そういうことか。


 だけど、その時の私には既に使い道がなかった。

 だってユッチを見つけたばかりで、お兄ちゃんを私のものにする気なんかなかったから。

 それでも、薬の効果が気になったから何度かコッソリ使ってみたことがあって……別に、眠ってるお兄ちゃんに何かしようなんて、これっぽっち……しか考えてなかったよ。

 私の膝の上に頭をのせたり、服を脱がせてみたり、いくらツツいても頬擦りしても起きなかったり……睡眠導入剤ならすぐに2時間、睡眠安定剤なら早寝さえしてしまえば朝まで、無防備な寝顔のお兄ちゃんを堪能させてもらいました。安定剤を飲んだ翌日はクタクタだったみたいで、その日だけはお兄ちゃんのいるアパートを訪ねて、気怠そうなお兄ちゃんをお世話して、そのまま泊まったりして……疲れきって何も手につかなくて弱気になったお兄ちゃん、可愛かったなぁ。


 なるほど、これは素晴らしいお薬だ。


 その時に魔女から貰った薬は使用期限が過ぎてもう使えなくなったけど、ユッチがお兄ちゃんとの結婚を決意したときどうしても必要になって、夏休みの前に今度は私から魔女に依頼した。

 驚いたことに、魔女は何の代償も求めることなく嬉々として同じ薬を渡してくれた。


『ねえ、あなたは彼を壊す気なの? 壊れた彼は、あなた好みに造り直されているのかしら?』


 どうやら魔女は、私がお兄ちゃんを壊してしまうことを望んでいるみたいだった。私がお兄ちゃんを手に入れようとしていると思っていたようだった。

 残念だけど、私の目的はお兄ちゃんがユッチと……私と同じ名前の、私のなりたかった理想と結ばれることだった。

 大好きなお兄ちゃんを私が見つけた最高の女の子と結婚させて幸せにしたい、それが私の最初の望みだった。

 だけどユッチに出会って、ユッチと過ごしているうちにそれは変わってしまっていたの。私がユッチにこだわり続けたのは、ユッチの存在が私の夢だったからなんだよ。

 お兄ちゃんに恋してすぐに失恋してしまった(ゆい)は、最初から妹じゃない(ゆい)を探していたのかもしれない。


 そして私は、独りで生きるお兄ちゃんの自信を喪失させるために、所長を脅して残業させ、後半はピルケースの中の頭痛薬とすり替えた睡眠安定剤で疲弊させた。

 急な泊まりを実現するべく、お風呂上がりのスポーツドリンクに睡眠導入剤を盛って眠らせた。

 薬は2時間もすれば切れるけど、それまでにユッチがこの部屋で寝てしまえば……さすがにお兄ちゃんは寝ている女の子を無理やり起こそうなんて考えないだろう。

 さて、あとはそのままズルズルと、お兄ちゃんの生活を私の理想(ユッチ)の色で染め上げていこう。

 それにね、ユッチはもう本気なんだから、ちゃ~んと責任取ってあげてね、お兄ちゃん♪


 それからね、お兄ちゃん……早くユッチを名前で呼んであげて。


 『結衣(唯)』


 名前を囁きながら、私の代わりに私の理想の姿を抱き締めて、キスをして、永遠を誓ってよ。

結衣(ゆい)”をお兄ちゃんのお嫁さんにしてよ。

(ゆい)”の代わりに、ね?



 さあ、あとはユッチが徹底的にお兄ちゃんの城(生活)を再起不能なまでに叩き潰して、改築するだけだ。私はユッチの影となって、それを手助けしていこう。

 お兄ちゃんが結衣(ゆい)(理想の私)無しで生きられなくなって、結衣(ゆい)(理想の私)に依存して、結衣(ゆい)(理想の私)を生涯手放さないって決めたとき、私の……お兄ちゃんとは決して結婚できない(ゆい)の夢は叶う。


 さあ、お兄ちゃん……早く、“理想の(ゆい)”と結婚してよ。


 早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、速く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く早く早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、はやく、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、早く、ハヤク…………でなきゃこのまま、“妹の(ゆい)”が壊しちゃうよ。


 ねえ、お兄ちゃん……早く結衣(わたし)と結婚して。



 ◇ ◇ ◇ ◇



「さてと……お兄ちゃん寝ちゃったから、私たちももう寝よう」


 お兄ちゃんが寝息を立て始めたのを確認して、私は達成感を感じながら伸びをする。

 今はしっかり休んで、明日からはお兄ちゃんの生活を……城内を徹底的に蹂躙していこう。

 ユッチはいきなり眠ってしまったお兄ちゃんを、何が起きたのかわからないというように呆然と見つめている。

 私は努めて笑顔でユッチに囁いた。

「とりあえず、今日のところは添い寝でもしてみる? 大丈夫だよ、すぐには起きないから。恥ずかしいかもしれないけど、夫婦になったらもっと凄い事するんだし、今のうちに慣れておいたほうがいいよ、ユッチ」

 ユッチの肩がほんの少しだけ跳ねたような気がした。立ち上がり無言のまま俯いていて、視線をお兄ちゃんから離せないみたいだけど……想像しちゃったかな? ああ、残念……ユッチの長い髪で顔が隠れちゃって、照れたお顔が全然見えないよ。

 さて、とりあえず私はお兄ちゃんが使ってる寝袋を使おうかな? お兄ちゃんと一緒の布団で寝たいところなんだけど、それはもうユッチの特権だ。私は寝袋に染み付いた残り香だけで良い。

 でもいずれは、お兄ちゃんから離れないといけないね。


 お嫁さんの結衣(ゆい)がいる以上、妹の(ゆい)は退かないとね。


(まあでも……小姑としてしばらくはユッチのフォローはしていかないといけないから、まだまだ先の話だと思うけど……っ!?)

 寝袋の用意をしようと、お兄ちゃんの仕事部屋の鍵を隠し場所から取り出していた時だった。


 細くて白くて綺麗な……まるで刃物のように冷たい手が、背後から私の肩を掴んだ。


「えっと……ユッチ、どうしたの? ……痛いよ。あはは……やだな、どうしてそんな怖い顔してるの?」

 白くて細い指が、お兄ちゃんのシャツ越しに私の肩に食い込んでくる。そこまで強い力じゃないはずなんだけど、いつもの大人しいユッチからは信じられないくらいの力で、痛いほどに握り締めてくる。

 振り向いてみれば、ユッチの冷たいように光る大きな瞳が、さらに冷たくて……まるで私の心臓が凍ってしまうくらいの冷たさで、無表情で私を睨んでいる。

「唯先輩……裕一さんに、何かしましたね?」

「私は何も……痛っ! ユッチ、やめて!?」

 ユッチに向き直った瞬間、今度はユッチの両手が私の首を掴んだ。白い指が、私の首筋にグイグイと爪が刺さるほどに食い込んでくる。

 ユッチのその手を掴んで何とか引き剥がそうとしたけど、離れない。


 怖い……ユッチ、怒ってるの? なんで!?


「裕一さんに何をしたんですか?」

「私は……その、お兄ちゃんに…………」

 ほんの少しだけユッチの手の力が緩んだ気がして、私は力いっぱいユッチの手を私の首筋から引き剥がした。爪の食い込んだ首筋の肌に触れてみると、僅かだが血が出ていた。


「裕一さんに……何をしたんですか?」


 距離をとった私にゆっくりと迫ってくるユッチが怖くて、私はお兄ちゃんに睡眠薬を飲ませてしまったことを正直に話した。

 それでも止まる様子を見せないユッチがさらに怖くなって……今日の体調不良も私が薬を飲ませ続けていたせいだとを話したところで、


 “パンッ”


白くて小さな掌が、私の頬を弾いた。

 痛い……一瞬だけ意識が飛んだ気がした。ふと気がついて見れば、ユッチの掌が赤く腫れているみたいで、相当な力で振りぬいたみたいだった。

 こんなに痛いのは初めてだ。

 気がつけば私はユッチを見上げていた。あまりの恐怖とショックのあまりに腰が抜けてしまったみたいだ。

 目の前にいるのは、いつもの可愛いユッチじゃなかった。無表情で氷のように、刃物のように、吹雪の夜のように冷たい目で、静かに私を見下ろしている。


 小さな唇が、ゆっくりと開く。






「唯先輩……あなたは最低です。これ以上、裕一さんに触らないでください」

 裕一の体調不良の睡眠薬トリックは、数年前に入院したとき処方された睡眠薬についての看護士の説明から思い付きました。実際はここまで上手くいかないと思いますが、その辺は魔女こと薬剤師・美緒が裕一のために作ったそういう薬なんだとスルーして頂きたく存じます。


 唯が兄と結衣を結婚させることにこだわった理由も、少し載せてみました。自分には決して叶わぬ夢を、なりたかった自分の姿に託す……そんな経験、ありませんか?


 さてさて、あと2~3話頑張れば、結衣のターンに入れるかな?

 作者的にそろそろ結衣視点でガンガンやりたいところなんですけど……もうちょっとかかるのかな?


 仕事の都合で更新ペースが遅くなっておりますが、これからもよろしくお願いいたします。

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