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第十話

第十話


すべてがわかった。


あの空間の正体。


俺の周りの違和感。


整理すると、こういうことだ。


今朝、トラックとぶつかりそうになったあの坂でみた景色。


あれは、パラレルワールドというものだったのはないだろうか。


俺は、何の偶然かその世界に紛れ込んでしまったのだと思う。


その世界は俺の求めるものがすべて手に入る世界。


例をあげると、球技大会、結衣ちゃんのメアド、時計などだ。


・・・そうだ、なんで気づかなかったのだろう。


なんでも手に入る世界なら・・・


人を殺しても。

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