第19話 魔物ハンター妖子 第7の警鐘
カイコ「今日は、メガドライブのゲームにしてみましょうか~」
チョコ「黒くて無骨なデザインが素晴らしいハードだな!」
ミコ「とてもセガっぽいです」
カイコ「それで、ゲームはこれね~」
チョコ「おおっ、女の子! 主人公の妖子だな! なかなか可愛いじゃないか!」
ミコ「チョコ姉様向けのゲームと言えそうですね」
カイコ「パッケージの絵は、主人公が寒さで凍えているような感じね~」
ミコ「もっとも、ゲーム中ではチャイナ服を着てますけどね」
チョコ「おおっ、それはいい!」
カイコ「いいんだ……」
ミコ「そういった意味も含めて、チョコ姉様向けのゲーム、ってところでしょうか」
チョコ「ともかく、ゲームスタートだ!」
☆☆☆☆☆
カイコ「操作としては、Bボタンで攻撃、AかCボタンでジャンプね~」
チョコ「攻撃で剣を振るんだな。チャイナ服で剣を振る、なかなか萌える!」
カイコ「HPのゲージがあるから、その分まではダメージを受けても大丈夫よ~」
ミコ「あと、攻撃ボタンを押しっぱなしにすると、バリアを張れます」
チョコ「おお、こんな感じか!」
ミコ「敵の弾はバリアが防いでくれますよ。敵の体当たりは無理ですが」
チョコ「ありがたい機能だな!」
ミコ「しかも、ボタンを離して少しするとバリアは消えるんですが、
消える前にもう一度攻撃ボタンを押せば、バリアを飛ばせます」
チョコ「飛び道具にもなるのか! 至れり尽くせりだな!」
ミコ「さらに、飛ばしたバリアは戻ってきます。
なので、攻撃ボタンを連打していれば、何度も何度も飛ばせますよ」
チョコ「おおおっ! 結構楽しいな、これ!」
カイコ「まぁ、楽しいだけのゲームではないみたいだけど~」
チョコ「ほう」
ミコ「難易度が高いらしいんですよ、このゲーム」
チョコ「なるほど。でも今のところ、バリア飛ばしでサクサク進めて、楽だけどな」
ミコ「途中からですよ、厄介なのは。
ジャンプで飛び越えていくような場面が出てくるのですが……」
カイコ「そのジャンプがくせものなのよね~」
チョコ「ジャンプがくせものって、ジャンプなんて、だいたいどのゲームでも一緒……」
ミコ「とは言い切れないんですよ」
チョコ「ぐぅ、落ちた」
カイコ「もちろん、落ちたら一発で死ぬわ~」
チョコ「くっ……。しかもなんか、操作しにくかった感じが……」
ミコ「そうなんです。ジャンプって、ゲームによっては強弱を調節できたり、
ジャンプしている途中でも若干の調整ができたりしますが、
このゲームでは、そういうのはまったくないんですよ」
チョコ「ちょっと面倒だな」
カイコ「残り人数が残っているあいだは再挑戦可能だから、頑張ってね~」
ミコ「初期の残り人数が5人と多めですしね。
ちなみにコンティニューは7回までできます」
チョコ「なんだ。それなら楽勝っぽいな!」
カイコ「そう簡単には行かないと思うけどね~」
チョコ「ま、どんどん進むぜ! おっ、なんか赤い玉があるぞ!」
ミコ「HP回復アイテムです」
チョコ「おおっ、ありがたい!」
カイコ「ちなみにこのゲーム、アイテムはその赤い玉と、
1UPする妖子ちゃん人形の2つしかないのよ~」
チョコ「それだけかよ!」
ミコ「パワーアップもないので、純粋なアクションゲームと言えるかもです」
チョコ「パワーアップもできないのかよ! この手のゲームだったら、
衣装が変わってパワーアップするのがお約束だろうに!」
カイコ「文句を言っても仕方がないわ~。与えられたルールで遊ぶしかないのよ~」
チョコ「そりゃ、そうだけどよ~。モチベーション下がるよな~」
ミコ「チョコ姉様、ステージをクリアするとご褒美グラフィックがありますよ?」
チョコ「よっしゃ! 素早くクリアしちまうぜ!」
カイコ「一気にモチベーションが上がったみたいね~」
☆☆☆☆☆
チョコ「おや? 風が吹いてきたな」
ミコ「なんか敵が飛んでいて、そいつが風を起こしているみたいですね」
カイコ「そんな風の中、上に登っていかないといけないのね~」
チョコ「ジャンプの調整もできないから、失敗すると痛そうだ」
ミコ「慎重に行きたいところですが、時間制限もありますしね、このゲーム」
カイコ「ゆっくりもしていられないのね~」
チョコ「だが、このオレを止めることなどできない!」
ミコ「ご褒美のために気合いが入りまくったチョコ姉様は無敵ですね」
チョコ「ふっ、そのとおりだ!」
カイコ「なんて油断してると、ジャンプに失敗するわよ~?」
チョコ「くっ……!」
ミコ「しかも、ジャンプ失敗で時間をロスしますしね……」
チョコ「大丈夫だ! 今のオレなら時間すら超越できる!」
カイコ「いやいや、それは無理でしょ~?」
ミコ「とかなんとか言ってるあいだに、登りきりましたね」
チョコ「ボスの登場だな!」
カイコ「花の上で戦うのね~」
ミコ「風を起こしていたあいつがボスなんですね」
チョコ「おりゃおりゃおりゃおりゃ! ご褒美~~~~~!」
カイコ「凄まじい気合いね~」
ミコ「バリアを飛ばし続けてたら、あっさり撃沈しましたね、ボス」
チョコ「どうだ、オレの実力は!」
カイコ「今のはどちらかというと、ボスが弱すぎただけって感じかも~?」
チョコ「カイコ姉がオレを認めてくれない!」
ミコ「実際、このボスは弱いみたいですし」
チョコ「ミコまで追い討ちをかけてくるとは! いじいじ……」
カイコ「ほらほら、いじけてないで~」
ミコ「ご褒美グラフィックですよ~?」
チョコ「凝視!」
カイコ「チャイナ服姿の主人公の一枚絵、って感じね~」
チョコ「ちらりと見える太ももがいい感じだな!」
ミコ「この調子で、どんどん進みましょう」
チョコ「おうよ!」
☆☆☆☆☆
(ステージ2は火山面。途中から洞窟に入っていく構成)
チョコ「ま、ステージ1で操作に慣れてるから、このくらいは楽勝だ!」
カイコ「あまりにも順調すぎて、つまらないわね~」
ミコ「ダメージを受けたら服がボロボロになっていく、とかいうシステムだったら、
わざとギリギリまで攻撃を受けて、ハラハラドキドキの展開になりそうですが」
チョコ「お~、そうだったらよかったのに!」
カイコ「企画段階ではそういうアイディアもあったみたいね~」
ミコ「正確には、ダメージを受けたらチャイナ服の裾が短くなっていく、
という感じだったようですね。ボツになってしまいましたが」
チョコ「そうなのか! とっても残念だ!」
(そんなこんなで、炎が噴き出してくる地帯へ)
カイコ「タイミングを見計らって通り抜ければよさそうね~」
チョコ「待たなきゃいけないのは、オレとしてはつらいけどな!」
ミコ「がんがん進んでいきたいタイプなんですね」
チョコ「洞窟の縦穴を交互にジャンプしつつ登っていくのも、実にめんどい!」
ミコ「まぁまぁ。ここを抜ければボスですから」
チョコ「ボス、待ってろよ! すぐにたどり着いてやる!」
カイコ「チョコの場合、ボスとの対戦が待ち遠しいというよりも……」
ミコ「その先のご褒美が待ち遠しいんでしょうね」
チョコ「当然だぜ!」
(というわけで、ボスまで到達)
カイコ「なんか、変な怪人っぽいのが出てきたわね~」
ミコ「火竜鬼という名前のようです」
チョコ「竜だろうが鬼だろうが関係ない! ただ打ち倒すのみ!」
ミコ「それはそうですね。倒さなきゃ進めませんし」
カイコ「炎を吐いてくる敵なのね~。名前から予想はできたけど~」
ミコ「地面に当たった炎がそのまま地面を這ってくる感じですね」
チョコ「しかもこいつ、でかいくせに意外とすばしっこいな!」
カイコ「丸まって端から端までジャンプするのね~」
チョコ「だが、止まったところで攻撃連打!」
ミコ「お~、倒しましたよ!」
チョコ「さあ、ご褒美だ!」
ミコ「といっても、チャイナ服姿の主人公の一枚絵なのは同じですけどね」
チョコ「いやいや、ポーズがいい! 太ももだってかなり見えてるし!
これは今後が楽しみですな! じゅるっ!」
カイコ「じゅるって、チョコ……」
ミコ「まぁ、チョコ姉様ですから」
☆☆☆☆☆
カイコ「ステージ3は……水辺、かしらね~?」
ミコ「魚が飛び跳ねてますね」
チョコ「弾まで撃ってくるけどな。いったいどんな魚なんだか」
カイコ「随分と攻撃が激しくなっきてるわね~」
ミコ「バリアを上手く使って弾を防ぎながら進んでいく感じですね」
チョコ「敵の種類は少ないけど、緑色の敵が誘導弾を撃ってきたりとか、
蜂が突っ込んできたりとか、なんだか厄介な攻撃してきやがるな!」
ミコ「さらには、ジャンプで足場を渡っていく必要がありますしね」
チョコ「だが、どうにか抜けたみたいだな!」
カイコ「動く足場に乗って移動ね~」
チョコ「ふう、一段落……」
ミコ「おや? どんどん沈んでませんか?」
チョコ「むっ、ほんとだ!」
カイコ「でも、飛び移れるような場所なんてないわよ~?」
チョコ「うおっ、どうすれば……!」
ミコ「あ~、水に落ちてしまいました」
チョコ「どうしろっていうんだ、こんなの! ……お? 死んでない?」
カイコ「水の中に潜っていった……ってことかしら~」
ミコ「そうみたいですね」
チョコ「おいおい、息できないだろ!」
ミコ「きっと、長く息を止めていられる特技を持っているんですよ。
それもギネス記録級の!」
チョコ「そうなのか! さすが妖子! チャイナ服パワー、恐るべし!」
カイコ「なんだか、ありえない設定が勝手に追加されていくわ~」
ミコ「カイコ姉様、細かいことを気にしてはいけません」
カイコ「そっちこそ、息ができないとか、気にしてるくせに~」
ミコ「それは細かくありませんから」
カイコ「あっ、ボスが出てきたわ~」
チョコ「これはつまり、妖子が窒息しないうちに素早くボスを倒せ、
というミッションだってことだな!」
カイコ「いや、違うと思うけど~」
ミコ「このボス……エビとかザリガニとか、そんな感じなのでしょうか?」
チョコ「なんでもいいから、素早く倒さないと! オレの妖子が窒息してしまう!」
カイコ「窒息はしないってのに~。それと、妖子ちゃんはチョコのものじゃないし~」
ミコ「まぁ、時間制限もありますから、素早く倒したほうがいいのは確かですね」
チョコ「岩場に乗って、バリア飛ばしだ! そりゃそりゃそりゃ!」
ミコ「飛んでくる誘導弾は、バリアか剣で対処、ってところですね」
チョコ「よし、クリア! 妖子がドザエモンになるのは防いだぞ!」
カイコ「溺れたりはしないわよ~」
チョコ「ちっ、人工呼吸のチャンスが……!」
カイコ「なにを言ってるのよ、まったく……」
ミコ「さて、お待ちかねのご褒美ですよ?」
チョコ「やっぱりチャイナ服のままだけど、水中を漂ってる感じがグッドだな!
今回は両足とも太ももが見えてるし!」
カイコ「はいはい、よかったわね~」
☆☆☆☆☆
ミコ「ステージ4は、洞窟内って感じでしょうか。コウモリも出てきますし」
カイコ「ヘビもいるみたいね~」
チョコ「ていうか、スタートからいきなり攻撃激しいぞ!?」
ミコ「足場を渡ってると、下からヘビが登ってきますしね~」
チョコ「まぁ、ヘビだけだったら、弾を撃ってこないからどうにかなるけど……」
カイコ「うっ、木のウロから、イモムシみたいなのが……」
ミコ「クモもいますね」
チョコ「カイコ姉の同類がたくさん出てきたな!」
カイコ「ちょっと、同類ってどういうことよ~?」
チョコ「いや、ほら、カイコってイモムシと似たような見た目だし、
糸も出すからクモとだって同類みたいなもんだろ~?」
ミコ「本音スイッチをオンにしてみましょう。ぽちっ!」
チョコ「カイコ姉って、なんか気色悪いから」
カイコ「き……気色悪いって……。ひどっ……!」
チョコ「はっはっは、冗談だってば!」
カイコ「……ほんとに冗談だったのかしら……」
ミコ「あっ、今度は木の枝を伝って登っていくみたいですね」
チョコ「うひっ、コウモリがきつい!」
カイコ「3匹くらいいっぺんに出てくるのね~」
ミコ「バリアを飛ばしながら、剣も連打して倒していくしかなさそうですかね」
チョコ「それでもきつい……。死ぬ~!」
カイコ「あっ、赤い玉! HP回復ね~」
チョコ「ふ~、助かったぜ!」
ミコ「と、ひと息ついてもいられないほど、次々と敵が出てきますね」
チョコ「さくさく進むべきか……って、うわおっ!」
カイコ「進んだら進んだで、今度は大量のコウモリが出てきたわね~」
ミコ「ですが、バリアと剣で上手く切り抜けましたね。ちっ……」
チョコ「おいっ!」
カイコ「ブラックミコ降臨ね~」
チョコ「くそっ、ミコも敵なのか!? ……まぁ、ボスまで来たぞ!」
ミコ「でっかいヘビですね」
カイコ「頭を持ち上げて、なにか飛ばしてきてるわね~」
チョコ「バリアを斜め上に飛ばして、剣を連打してれば問題なさそうだな」
ミコ「あ……攻撃が止みました」
カイコ「わっ、飛んだわ~!」
チョコ「今どきのヘビは飛ぶのか!」
ミコ「実際、木から木へと飛び移るヘビなんかもいますけどね」
チョコ「とりあえず、ジャンプしたヘビの下をくぐって難なく突破!」
カイコ「今度は反対側から出てきて、また頭を持ち上げて攻撃してきたわ~」
ミコ「この繰り返しみたいですね」
チョコ「だったら楽勝だ! おらおらおらおら!」
カイコ「ご褒美に向かって、気合い充分ね~」
ミコ「気合いの入りすぎで、目が血走ってますけどね、チョコ姉様」
チョコ「勝てばいいのさ、勝てば! ほれ、撃破!」
ミコ「おめでとうございます」
カイコ「今回のご褒美グラフィックは……あら、妖子ちゃん、服がボロボロね~」
チョコ「大サービスだな! 胸の辺りまで切れてるのがいいぜ! じゅるり!」
カイコ「また、チョコはそんなことを……」
ミコ「いえ、これがチョコ姉様の本質ですから」
☆☆☆☆☆
カイコ「それじゃあ、最終面の開始ね~」
チョコ「おや? まだステージ5だけど、これで最後なのか?」
ミコ「そうですよ。ステージ数は少ないですね」
チョコ「意外に短いんだな」
ミコ「ここは見てのとおり、雪の面です。足場に雪が積もってます」
カイコ「ちなみに、斜面だと滑るから注意してね~」
チョコ「そうだろうと思ったぜ!」
ミコ「ですが、ステージ4のコウモリ地帯なんかと比べると、攻撃も少ないですね」
チョコ「あれは異常なほどだったけどな」
カイコ「これなら簡単にクリアしちゃうかしらね~?」
ミコ「ちっ……」
チョコ「おい!」
カイコ「まだブラックミコのままなのね~」
ミコ「ふっふっふ」
チョコ「ま、ミコがブラックになってるからって、べつに弊害はないか。
突然腕を引っ張って邪魔したりはしないだろ」
ミコ「はて、それはどうでしょうかねぇ?」
チョコ「邪魔したら、夕飯の時間が遠のくだけだぞ?」
ミコ「くっ……! ミコはブラックになりきれませんでした……」
チョコ「これでミコは倒した! あとはラスボスだけだな!」
カイコ「ミコは中ボスだったのね~」
ミコ「違いますって! それに、まだラスボスではないです!」
チョコ「ふむ。なんか、回転する足場があるな」
ミコ「回転している中心に宝石があるので、それを全部破壊すると先に進めます」
カイコ「敵も出てこないし、簡単ね~」
チョコ「しかし、壊したがなにも起こらないぞ?」
ミコ「回転している足場に乗って、一番上まで行ってください」
チョコ「おおっ、いきなり移動方向が変わった!」
ミコ「そのままずっと、足場に乗ったまま進んでください」
カイコ「敵は出てくるのね~」
チョコ「足場が小さいのに敵が出てくるって、結構大変だな!」
カイコ「と言いながら、しっかり倒せちゃうのはさすがね~」
チョコ「足場の移動も終わった! そろそろボスか!?」
ミコ「いえ、まだです。さらに先に進んでいってください。
あまり、変わり映えはしませんが……」
チョコ「長いな、このステージ!」
(そして、ようやくラスボス戦)
チョコ「敵も女の子みたいだな! じゅるっ!」
カイコ「チョコ……」
ミコ「フェリアムって名前らしいです。分身してきますよ」
チョコ「お~っ! 女の子が増えるってことだな!」
カイコ「喜んでどうするのよ……」
ミコ「分身を全部倒せば、本体との戦いになります。
中央の像からも攻撃が来るので注意が必要ですが」
チョコ「本体も弾を飛ばしてくるけど、大して脅威ではないな!」
カイコ「あっ、倒したわ~」
チョコ「ラスボスってことは、ここから第二形態に変身か!?」
ミコ「と思いきや……」
チョコ「むむむっ!?」
カイコ「これは……クリア、ってこと~?」
ミコ「そのようです」
チョコ「なんだよ! ラスボス、あっけなかったな!」
カイコ「エンディングは、一枚絵つきのスタッフロールね~」
ミコ「絵がモノクロなのは、ちょっと味気ないですね」
チョコ「最後の一枚絵だけはカラーだったけどな!」
カイコ「エンディングでストーリーシーンが無いのも寂しいわね~」
ミコ「ラスボス以降、あっけなさすぎです」
チョコ「まぁ、オレとしては、クリアできたしご褒美グラフィックも見れたし、
それなりに満足だけどな!」
カイコ「それなりに~?」
ミコ「少しは不満があるってことですか?」
チョコ「うむ。ご褒美と言うからには、もっと際どい絵もほしかったな、と!」
カイコ「あ~……。やっぱり、チョコはチョコだったわね~」
ミコ「そうですね、チョコ姉様はチョコ姉様でした」
☆☆☆☆☆
今回はメガドライブの「魔物ハンター妖子」か。
中古ですごく安くなっていたのを買ったような記憶があるな。
かなり難しかったとうに思うが、何度も挑戦して、俺もどうにかクリアできたゲームだ。
攻略本もないのに自力でクリアまで行けたのは、全5ステージと短めだったからだろうか。
バリアを張って、それを飛ばして攻撃するアクションは、独特なシステムでなかなかよかった。
アクションゲームとしての続編が出てくれたら、おそらく買っていたと思うのだが……。
☆☆☆☆☆
【ゲーム解説】
「魔物ハンター妖子 第7の警鐘」
対応ハード:メガドライブ 発売元:メサイヤ 発売日:1991年3月22日
アニメとのメディアミックス作品。アニメはOVAとして発売された。
このゲームは横スクロールタイプのアクションゲーム。主人公がチャイナ服っぽい衣装なのが特徴。
また、難易度も高めで、パワーアップ要素もない。
なお続編として、PCエンジンのCDロムで2作品発売されたが、それらはどちらもアドベンチャーゲームとなっている。