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第17話 奇々怪界

チョコ「ミコだ!」


ミコ「え……? 突然叫んで、どうしましたか?」


カイコ「確かに今回は、ミコの順番になるけど~」


チョコ「そうじゃない! 巫女なんだ!」


ミコ「ああ、巫女さん、ということだったんですね」


カイコ「とすると……やっぱり、アレかしら~?」


チョコ「そうだ! 奇々怪界! 巫女が主人公のシューティングゲームだ!」


ミコ「お~! 実にチョコ姉様らしいセレクトです!」


カイコ「でもこれ、シューティングの分類でいいのかしらね~?」


チョコ「いいだろ! 正確にはアクションシューティングになるのかもしれないけど!

    ただ、このゲームの場合、巫女シューというジャンルだと言いたい!」


カイコ「はいはい、それはいいから、さっさとスタートしましょうね~」


ミコ「プレイするのはミコですけどね」


カイコ「チョコの場合、巫女さんを自分で自由自在に操作したい、

    なんて言い出しそうな気がするのに~」


チョコ「ふっふっふ! 自分で操作したら、じっくり見れないじゃないか!

    小夜ちゃんの姿をじっくりねっとり堪能させてもらうつもりだ! じゅるっ!」


カイコ「小夜ちゃん、逃げて~!」


ミコ「そういう名前なんですね、主人公の巫女さんは」


チョコ「ともかく、ミコ! いい感じで操作して、オレを萌えさせてくれ!」


ミコ「い……息を荒くしないでください、チョコ姉様。キモいですよ?」



 ☆☆☆☆☆



ミコ「とりあえず、ゲームスタートです」


カイコ「あら、可愛いキャラね~」


ミコ「そうですね」


チョコ「まさにオレ好み!」


カイコ「はいはい、それはいいから~」


ミコ「なんだか、敵も可愛らしいデザインです」


チョコ「幽霊だな!」


カイコ「攻撃は、Ⅰボタンでお祓い棒、Ⅱボタンで御札、って感じね~」


ミコ「ふむふむ。8方向移動で、向いている方向に御札を撃つんですね」


チョコ「強制スクロールじゃないから、純粋なシューティングではない気もするが……」


ミコ「ですが、ミコ的にはシューティングでいいと思います」


カイコ「あっ、ミコ、なんか燃えてる~?」


ミコ「はい」


チョコ「そしてオレは萌えてる!」


カイコ「それはもういいってば~」


ミコ「御札を撃つだけだと、普通にシューティングですが、近寄ってお祓い棒を使えば、

   敵を吹き飛ばせるっていうのも、独特でいいですね」


チョコ「ま、敵が弾を撃つようになると、至近距離からでも問答無用で撃ってくるから、

    お祓いしている余裕なんて、ほとんどなくなるみたいだけどな!」


ミコ「むぅ、そうですか、残念です」


カイコ「それと、パワーアップも説明しておくわね~。まずは御札系。

    青い御札を取ると飛距離がアップ、赤い御札で貫通力がついて、

    黄色い御札でサイズが大きくなって、二重の御札でスピードアップよ~」


ミコ「一度に全部言われても、すぐにはわかりませんよ……」


カイコ「まぁ、基本的に出たアイテムはどんどん取ればいいと思う~」


チョコ「ただ、青い御札は取るたびにボスの耐久度が増えるらしいけどな!」


ミコ「うっ! 罠っぽい感じですか?」


カイコ「う~ん、そうでもないわよ~? 飛距離が短いとボスに当てるのも大変だし~」


ミコ「なるほど、それなら気にせず取ってしまうことにしましょうか。

   ところで、もう片方の武器、お祓い棒のパワーアップはどうなんです?」


カイコ「あら、そんなのないわよ~?」


ミコ「ないんですか」(しょぼーん)


チョコ「あからさまに落胆してるな! そこまでお祓いが気に入ったか!」


カイコ「アイテムとしてのお祓い棒は出てくるけど、それは1UPアイテムだしね~」


ミコ「それは取りたいですが」


カイコ「でもちょっと特殊だから、出現させられるかどうかは怪しいかもしれないわ~」


チョコ「得点の百の位と十の位をゼロにした状態で、特定の場所を撃つと出るらしい」


ミコ「得点合わせ系ですか。確かに、めんどくさそうですね」


カイコ「あまり気にせず、先に進んじゃうほうがいいかもね~。

    他のアイテムもあるけど、その辺りは出たときにでも説明するわ~」


ミコ「了解しました。お願いします」


チョコ「いろいろ説明を聞きながらも、ゲームはしっかり進んでるな!」


ミコ「そりゃあ、そうですよ。まだステージ1ですから、楽勝ですし」


カイコ「それにしても、井戸の中からカボチャが飛んできたり、

    建物からは、ろくろっ首が伸びてきたり、なんだか楽しいゲームね~」


チョコ「途中から鬼のような難易度になるゲームだったりするみたいだけどな」


ミコ「ふむ……。それは、燃えてきますね!」


カイコ「ふふっ、頑張ってね~!」


チョコ「頑張ってオレを萌えさせてくれ! じゅるり!」


ミコ「……なんだか、頑張れば頑張るほど、小夜ちゃんがピンチになりそうです」



 ☆☆☆☆☆



チョコ「おっ! そろそろボスも近そうだ!」


ミコ「ふむふむ」


カイコ「一応、道中に落ちてるカギを取ってくるのが、ボス戦の条件なんだけどね~」


チョコ「取り忘れるとか、ステージ構成やカギの配置的に、ありえなさそうだけどな」


ミコ「アイテム、問答無用で全部取ってきてましたしね」


チョコ「さて、音楽が変わった! ボスの登場だ!」


カイコ「ボスは漢字で名前が表示されるのよ~」


ミコ「豆頭(まめあたま)……ですか?」


カイコ「豆頭(ずず)って読むのよ~」


チョコ「ずず!」


ミコ「なんか、響き的にいいですね、ずず!」


チョコ・ミコ「ずず! ずず! ずず! ずず!」


カイコ「そ……そうやって同じ言葉を連発で叫ぶの禁止~!」


チョコ・ミコ「ベラボー! ベラボー! ベラボー! ベラボー!」


カイコ「ああ、もう! それを思い出したから、やめてって言ったのに~!」


チョコ「カイコ姉をおちょくるのによさげだな!」


ミコ「そうですね」


カイコ「そうですね、じゃない~! そんなことより、ボスを倒しなさいな!」


ミコ「いえ、もう倒しましたので」


チョコ「早いな!」


ミコ「まぁ、ステージ1ですからね」


カイコ「ボスを撃っていくと畳が1枚ずつ剥がれていって、4枚全部剥がれると、

    つかまっていた七福神の1人を助けることができるのよ~」


チョコ「そういう解説を入れたかったんだな。ボス戦の進行とともに」


カイコ「ええ……。私の重要な任務は失敗に終わったわ……」


ミコ「任務に失敗したカイコ姉様は、さらし首の刑ですね」


カイコ「重すぎよ~!」


チョコ「だったら、さらし者の刑で!」


カイコ「嫌だってば~!」



 ☆☆☆☆☆



  (ステージ2へと進んだミコ)



チョコ「なんか、ステージ1と大差ないな!」


カイコ「見栄えは少し変わってるんだけど、それでも似たような感じかしらね~。

    BGMも同じだから、印象が変わらないのかもしれなけど~」


ミコ「ちょっと残念ですね。シューティングなら宇宙ステージとかもあってほしいです」


カイコ「巫女さんが宇宙に行くわけないじゃないの……」


チョコ「いや、それはそれで面白くていいんじゃないか?」


ミコ「息ができないと思いますけどね」


チョコ「ロボ巫女さんだったとか、そういう設定があれば!」


ミコ「そんな小夜ちゃん、嫌ですよ」


チョコ「それはいいとして、このゲーム、BGMは結構いい感じだよな!」


ミコ「そうですね。ボスのBGMもよかったですし」


チョコ「ま、ボスのBGMもこの先ずっと変わらないけど!」


ミコ「むぅ。やっぱりちょっと残念です」


カイコ「あっ、ところで、ここは右に行くと別ルートに進めるみたいよ~」


ミコ「別ルートですか。意外に複雑なマップになってるんですかね?」


カイコ「そういうわけでもないわよ~。ここは2つのルートから選べるだけだし~」


チョコ「これもゲームセンターからの移植だけど、もとは1本道だったらしいな」


ミコ「アレンジ移植というやつですね」


カイコ「そうなるけど、アレンジというほどの追加要素でもなかったみたいよ~?」


チョコ「だが、完全移植ではない!」


カイコ「いいじゃないの。そもそも、画面サイズからして違うわけだし~」


ミコ「そうなんですか」


チョコ「ゲームセンターのは、縦長の画面だったらしい。そりゃ、完全移植は無理だ!」


カイコ「そういう場合、完全移植するなら、画面の左右の端をカットして、

    中央付近だけ使うって手もあるけどね~」


ミコ「ゲーム画面のサイズとしては小さくなって、なんだか嫌かもですね」


チョコ「ゲームは迫力のある大画面で遊びたいもんな!」


カイコ「うちのテレビじゃ、サイズは小さめだけどね~」


ミコ「仕方がないです。経済的な余裕はないですから」


チョコ「ま……まぁ、悲しくなる話はそこまでにして、先に進めるんだ!」


ミコ「はい。あっ、お地蔵様です」


カイコ「そうそう、そこのお地蔵様の下辺りを攻撃すると、水晶玉が出るわよ~」


ミコ「おお、本当です!」


チョコ「黄色い水晶玉は、ボス以外の敵を全滅させる効果があるな!」


カイコ「ⅠボタンとⅡボタンの同時押しで使えるわよ~。もちろん使い捨てだけど~」


ミコ「ここぞというときに使いましょう」


チョコ「同時押しだから、とっさに使うのは少し大変かもだけどな!」


カイコ「あと、水色の水晶玉もあって、ボス以外の動きを一定時間止められるのよ~」


ミコ「結局、ボスには効かないんですね」


チョコ「ボスとはタイマンだからな! 卑怯な手は使っちゃダメだ!」


ミコ「倒しさえすればいい気もしますが……」


チョコ「勝ったほうが正義、という考え方にはオレも賛同するが!」


カイコ「賛同しないで~。って、ほら、ボスよ~!」


チョコ「雷様キター!」


ミコ「雷を撃ってきました! って、当たり前ですね」


カイコ「雷が着弾したところは、しばらく炎が燃え続けるから、注意する必要があるわ~」


ミコ「とはいえ、離れて撃っていれば楽勝です」


チョコ「すでにフルパワーアップ状態だしな!」


カイコ「先のほうのステージで死ぬと、復活が大変らしいけどね~」


ミコ「死ななければいいのです!」


カイコ「さすが、ミコ。すごい自信ね~」


チョコ「2人目を救出したな! 七福神だから、残り5ステージか!」


カイコ「そのあとに、もう1ステージあるから、あと6ステージだけどね~」


ミコ「ネタバレされました!」


カイコ「こ……これくらいいいでしょ~?」



 ☆☆☆☆☆



  (その後も順調に進み、ステージ3をクリア。ステージ4の終盤へ)



チョコ「さて、お待ちかねのボスまで、もう少しだな!」


ミコ「なにやらチョコ姉様がウキウキしているみたいです」


カイコ「…………」


ミコ「なんでしょう。可愛い女の子のボスでも出るのでしょうか?」


チョコ「いやいや、そうじゃない。ある意味、対極に位置する感じか……」


カイコ「…………」


ミコ「いまいちわかりませんが……。あっ、出ましたよ、ボス!」


チョコ「というわけで、山婆(さんば)……すなわち、カイコ姉の登場だ!」


カイコ「言うと思ったわ~!」


ミコ「お婆さんが包丁を投げてきてますね」


チョコ「まさにカイコ姉! ああ、恐ろしや恐ろしや!」


カイコ「そういう扱いにも、なんだか慣れてきちゃったわよ~」


チョコ「つまり、認めたってわけか」


ミコ「カイコ姉様はお婆さんで、怒りに任せて包丁を投げるんですね。メモメモ」


カイコ「メモしないの~! っていうか、いつ私が包丁を投げたっていうのよ~?」


チョコ「まぁ、イメージってやつだな! あと、お婆さんだし!」


カイコ「お婆さんじゃな~い!」


ミコ「落ち着いてください、カイコ姉様」


カイコ「ふぅ……。ミコはやっぱり、私の味方でいてくれるのね~!」


ミコ「当然です。それでは、ボスを倒しちゃいますね。死になさい、カイコ姉様!」


カイコ「それは私じゃないってば~!」


チョコ「ま、お約束ってやつだな!」


ミコ「はい」


カイコ「ううう……。

    でも、私(イコール)お婆さんがお約束になるのは、いくらなんでも嫌だからね~?」



 ☆☆☆☆☆



  (難易度はどんどん上がって、かなり凶悪になっていくものの、

   ミコの腕でさくさくっと進んでいき、ステージ6のボス)



チョコ「ここのボスは九尾狐の魔尾狐(まびこん)だな!」


カイコ「あら、なかなか可愛い♪」


チョコ「水色ってのが微妙だけどな。狐の幽霊か?」


カイコ「まぁ、敵はみんな、妖怪だからね~」


チョコ「カイコ姉も……いや、なんでもない」


ミコ「動きが止まったときに、尻尾をフリフリするのがキュートですね」


カイコ「そうね~」


チョコ「ま、止まってるときはダメージを与えられないんだけどな!」


ミコ「尻尾で御札を弾いてるわけですね! なかなかやります、この狐!」


カイコ「そう……なのかしら?」


チョコ「ダメージを与えたときに、コンコン鳴いてるみたいな音がするな!」


ミコ「なんだかかわいそうですよね。問答無用で倒しますけど」


カイコ「あらやだ、動物虐待よ~!」


ミコ「相手は妖怪だから、いいんです!」



  (そして、ステージ7へと進み、ボスへ)



チョコ「ニセ小夜ちゃんだ!」


カイコ「ボスの名前は、魔奴化(マヌケ)よ~」


ミコ「マヌケですか……」


チョコ「まさにカイコ姉……」


カイコ「ちょ……ちょっと、どうしてそうなるのよ~!?」


チョコ「御札を撃ってくるな、こいつ!」


ミコ「小夜ちゃんですし。ただ、当たってもしばらく動けなくなるだけみたいです」


チョコ「だったら、どんどん御札を撃ち込んでやれ!」


カイコ「あっ、姿がタヌキに変わったわ~」


ミコ「化けていたんですね」


チョコ「正体がタヌキとは、まさにカイコ姉……」


カイコ「チョコ、どういう意味~?」


チョコ「そうか、カイコ姉だったら、正体はブ……いや、なんでもない」


カイコ「ブタじゃないわよ、私は~!」


ミコ「ともかく、さっさと倒してしまいますね。カイコ姉様を」


カイコ「ミコまでそんなことを……。どうしてこんな風に育ってしまったのかしら~」


ミコ「だって、カイコ姉様の妹ですから」


チョコ「うむ、そうだな!」


カイコ「……絶対、チョコのせいだと思うんだけど」



 ☆☆☆☆☆



ミコ「ところで、七福神を助けましたが……」


チョコ「今度は、宝船が無い、とか言ってるな! 世話の焼ける奴らだ!」


カイコ「いいから、探してあげましょう~」



  (というわけで、最終ステージ)



ミコ「うわっ、なんか、すごく攻撃が激しいんですけど!」


カイコ「そうね~。でももうちょっとだから、頑張って~!」


チョコ「しっかし、ほんとに難しそうだな。敵も多いし……」


カイコ「ここは、お地蔵様をお祓いして、3色の巻物を集めるのよ~」


ミコ「ただ進めばいいってだけじゃないんですね」


チョコ「世知辛い世の中だ!」


カイコ「マップは全然広くないんだけどね~」


ミコ「どちらにしても、これくらいの攻撃なんて、ミコにとっては楽勝ですよ」


チョコ「当たり判定が大きめらしいのに、よく避けてるよな~」


ミコ「小夜ちゃんを危険な目に遭わせるわけにはいきませんからね」


チョコ「やられるパターンも、結構凝ってるらしいけどな、このゲーム」


ミコ「……死んでみましょうか」


カイコ「わざと死ぬなんて、そんなことしなくていいから~」


ミコ「わかってます。冗談ですよ。あっ、壁が開きました」


チョコ「それでは待望の、ラスボスの登場~!」


ミコ「お~~~っ! ワクワクします!」


カイコ「……とは、ならないのよね~」


ミコ「宝船、見つかっちゃいましたね」


チョコ「うむ。というわけで、エンディングだ!」


ミコ「ラスボスがいないなんて、納得いきません!」


チョコ「確かにここは、宝船に乗った七福神が襲いかかってくる場面だよな!」


ミコ「かかってきなさい!」


カイコ「だ……ダメよ~、神様を挑発なんてしちゃ~!」


チョコ「とにかく、今日のゲームはこれにて終了だな!」


カイコ「そうね~。今日の夕飯はカレーだから~」


ミコ「当然、福神漬けがつく、と……」


カイコ「もちろんよ!」


チョコ「らっきょうじゃないのか!」



 ☆☆☆☆☆



ふむ、今日は奇々怪界にしたのか。

当時としては女の子が主人公のゲームというのも結構珍しかった気がする。

ぱっと思い出せるのだと、ワンダーモモとか、カイの冒険とか……。

う~む、どれもナムコのゲームだな。萌えの最先端を行っていたのだろうか、あの会社は。


それはともかく、このゲーム、かなり難易度が高かったと思うのだが。

個人的にはかなり好きなゲームだったが、結局ステージ4くらいまでしか進めなかった記憶がある。

ミコは普通のシューティングだけでなく、アクション要素のまざったようなタイプでも得意みたいだな。


ゲームバランス的に難しいというのもあるが、近寄らないといけないお祓い棒がいまいち使えないというのも微妙だったか。

お祓い棒で敵弾を払えたり、パワーアップ要素があったりすれば、もっと使える武器になったかもしれないが。



 ☆☆☆☆☆



【ゲーム解説】



「奇々怪界」


対応ハード:PCエンジン 発売元:ナムコ 発売日:1990年3月27日



アーケードから移植のアクションシューティングゲーム。アーケード版は1986年10月に稼動。

巫女の小夜ちゃんを操作し、御札とお祓い棒を武器に敵と戦っていく。

アーケード版にはなかったルート分岐など、アレンジ要素もあるものの、それなりに忠実な移植だったと言える。


もっとも、アーケードでは縦長の画面だったものを横長の画面に移植しているにもかかわらず、

攻撃方法なども比較的忠実に移植してしまっているため、敵によってはボスの難易度が高くなっているようにも感じられる。

(いや、画面の方向とか関係なく、普通に難易度が高いだけかも……)


ストーリー的には、妖怪軍団にさらわれた七福神を助けに行く、といった感じになっている。

ボスを倒して1人ずつ助けていくので7ステージ分と、宝船を探す最終面、という構成なので全8ステージ。


ちなみに、最速(?)クリア動画を見る限り、ほとんどのボスを瞬殺することが可能。

青い御札を2枚以上取ると、ボスの耐久度が倍増(?)するようなので、1枚だけにしておくほうがいいらしい。


なお、スーパーファミコンなどで、いくつか続編も発売されている。

ただ、正式な続編となるはずだったと思われる「奇々怪界2」は、開発中止となってしまった。


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