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第15話 ワルキューレの冒険

カイコ「今日は私の番ね~」


チョコ「うむ!

    RPG好きと言っておきながらアクション系ばっかりのカイコ姉の番だ!」


カイコ「仕方がないじゃないの。ひとりで黙々と遊んでも面白くないし~」


ミコ「アクションゲームを指定してるのは、チョコ姉様ですけどね」


チョコ「ふっふっふ」


カイコ「私がくにおくんをやる羽目になったのは、いまだに納得がいかないわ~」


チョコ「んじゃ、今日はRPGにしてやろう!」


ミコ「ですが、RPGでは時間がかかりすぎてしまいませんか?」


チョコ「大丈夫! 最速クリア動画を見たら8分ちょっとだった!」


カイコ「は……8分~?」


ミコ「ほんとにRPGなんですか……?」


チョコ「すべて見切って削れる部分を削りに削って、神業的な感じだったけどな!

    ランダムドロップっぽいアイテムが確実に1発で出てたりもしたけど……」


ミコ「ランダムではなくて、なにかしらの法則があるってことでしょうか?」


カイコ「8分なら、なんとかなるかしら~」


チョコ「いや、まぁ、普通にやったら数時間はかかるはずだゼ! ナビつきでも!」


カイコ「むぅ……」


ミコ「とはいえ、どうにかなりそうではありますね」


チョコ「そういうことだ! というわけで、さっさと始めろ!」


カイコ「はいはい、わかったわよ~」



 ☆☆☆☆☆



チョコ「ゲーム、スタートぉ~!」


カイコ「なんだか、やけにノリノリね~?」


チョコ「なにせ女の子が主人公のゲームだからな!」


カイコ「そういうことなのね……」


ミコ「ドット絵になると、パッケージの絵とは全然違いますが……」


チョコ「そこは想像力でカバーすればいいんだ!」


カイコ「はいはい、妄想力で頑張ってね~」


ミコ「あっ、まずは正座と血液型を決めるんですね」


カイコ「私のでいいわよね。おうし座のAB型……っと」


チョコ「牡牛ってのは、なんだかピッタリだよな! 獅子とかでもいいが!」


カイコ「なにが言いたいのかしら~?」


チョコ「はて? なんのことやら」


ミコ「あとは、キャラの色も決められるみたいですね。4種類だけですが」


チョコ「白、水色、緑、ピンクか」


カイコ「やっぱりピンクよね~」


チョコ「けっ、似合わね~!」


カイコ「なにか言った~?」


チョコ「べつになにも」


ミコ「カイコ姉様は、ピンクがよくお似合いですよ」


カイコ「あら。ミコは相変わらず、いい子ね~」


ミコ「どぎつい感じの濃いピンク色ならば、ですが」


カイコ「ちょ……ちょっと、ミコ!?」


チョコ「なるほど! エロいって言いたいのか!」


カイコ「そんなことないわよ~! チョコに言われたくないし~」


ミコ「チョコ姉様だったら、こげ茶色とかですかね」


チョコ「名前に引っ張られすぎだろ……」


ミコ「ミコはどんな色のイメージですか?」


カイコ「う~ん、そうね~。やっぱり、白?」


チョコ「紅白だろ! 巫女衣装で!」


ミコ「まぜ合わせて、ピンクですかね」


チョコ「それは違わないか?」


カイコ「でもそうすると、私とお揃いってことね~!」


ミコ「いえ、カイコ姉様みたいに、どぎついピンクではありませんから」


カイコ「ええ~っ!?」



 ☆☆☆☆☆



チョコ「ほら、そんなことよりゲームだゲーム!

    RPGで時間も結構かかるはずなんだから、さくさく進めろ!」


カイコ「わかったわよ~。しっかりナビしてね~?」


チョコ「ふっふっふ、どうやってカイコ姉をおちょくってやろうか……」


ミコ「意地悪な考えにふけっているみたいなので、ミコがメインでナビしますね」


カイコ「お願いね~。チョコは信用ならないし~」


チョコ「ちっ。ま、序盤はとりあえず、経験値稼ぎだ。敵を倒しまくれ!」


カイコ「剣で斬って倒せばいいのね~」


ミコ「お金も落としますので、取っていってください」


チョコ「さすがカイコ姉! 追いはぎだな!」


カイコ「RPGってのは、そういうものよ~!

    だいたい相手はモンスターなんだから、べつにいいの~!」


ミコ「まぁ、そうですね。とりあえず、敵を倒しながらも、進めていきましょう。

   まずはオノを取ります。見えませんけど」


チョコ「見えないって、なんだよ!」


ミコ「このゲーム、そういうのも多いんですよ。

   見えなくても取れますから、南側の海岸付近を歩いていってください」


カイコ「あっ、アイテムが増えたわ~」


ミコ「それで木を切れるようになります。使用回数制限もありますが」


チョコ「カイコ姉は、木こりになった!」


ミコ「島の真ん中ら辺にある森の中に、ロングソードがありますので取りましょう。

   オノと同じように、透明ですけどね」


カイコ「これで攻撃力アップね~!」


ミコ「その先にある宿屋で寝ると、経験値が溜まっていればレベルアップできます」


チョコ「HPも回復するな! その分、お金が減ったけど!」


カイコ「宿代なのね~。人もいないみたいだけど~」


ミコ「野菜とかの無人販売所と同じシステムです。日本人ならではの風習です」


チョコ「いや、ワルキューレってどう考えても日本人じゃないと思うけど……」



 ☆☆☆☆☆



ミコ「レベルも少し上がりましたし、次はボスを倒して船を取りましょう」


カイコ「この、ハサミみたいな敵ね~」


チョコ「シーザスっていうらしい」


カイコ「そのまんまって感じね~。英語だとシザースだとは思うけど~」


ミコ「炎の弾を撃ってきますので、それを避けつつ斬ります。

   ファイアーの魔法も覚えてますので、それで攻撃してもOKです」


カイコ「MPの表示はないのね~」


チョコ「表示はなくても、使ったら普通に減ってくけどな!」


カイコ「強そうに見えたけど、結構楽勝ね~。あっ、鍵を落としたわ~」


ミコ「それを使って、岩で囲まれた道の先にある宝箱を開ければ、船ゲットですよ」


カイコ「船を取ったわ~! ……どうやって持っていくのかしら……」


チョコ「アイテム欄にあるってことは、すでに持ってるってことだな!」


ミコ「う~ん。きっと、四次元ポケットがあるんですよ」


カイコ「でも、アイテムってたった8個までしか持てないのよね~?」


チョコ「四次元ポケットがあったら、いくらでも入るよな!」


ミコ「だったら、ホイポイカプセルに……」


カイコ「マンガネタはもういいわよ~。細かいことは言いっこなし。先に進むわね~」


ミコ「はい。またシーザスがいるので倒したら、入り江から海に出られます」


チョコ「大航海時代の始まりだ!」


ミコ「せっかくですから、海賊王になりましょう!」


カイコ「マンガネタはもういいってば~」



  (島にあるヘルメットやらマントやらを取って、次のアファ大陸へ)



チョコ「装備する系のも、他のアイテムと同じように使うんだな」


カイコ「装備するとちゃんと装備している絵に変わるのも、芸が細かいわよね~」


ミコ「ただヘルメットやマントは、ダメージを受けていると壊れてしまうみたいです」


カイコ「そうなのね~」


チョコ「壊れたらグラフィックも元に戻るってことか。

    はっ! 鎧は壊れないのか!? 壊れるならスッポンポンに……」


ミコ「なりませんから」(白い目)


カイコ「チョコは相変わらずだわ……」


チョコ「そんなことより、宿屋だぞ! レベルアップの時間だ!」


ミコ「隣には店もあります。そこでアイテムの売買もできますよ」


カイコ「持てる個数も少なめだから、いらないのはサクサク売っちゃうべきね~」


チョコ「まず鎧を売ってしまえ!」


カイコ「売らないわよ~」


ミコ「それ以前に、鎧のアイテム自体がありませんから」


チョコ「なにっ!? もとから裸だと!?」


ミコ「違います!」



 ☆☆☆☆☆



カイコ「今度は砂漠なのね~」


ミコ「ここはマントがないと、ダメージを受け続けてしまいます」


チョコ「砂漠の必需品ってことだな。あとはラクダがいれば……」


ミコ「……ラクダがいれば楽だ、なんて言うつもりですか?」


チョコ「…………」(がっくり)


カイコ「オヤジギャグを邪魔されたチョコは放っといて……。

    ピラミッドが見えてきたわね~。……あら? 入れないわ~」


ミコ「入るには、サンドラの魂が必要です。

   今出てる敵、ブラックサンドラを倒すと、落とすことがあります」


チョコ「経験値稼ぎがてら、倒しまくれ!」


カイコ「と思ったら、意外とあっさり出ちゃった。

    サンドラの魂使用~! あら? 真っ暗よ~?」


ミコ「あっ、ピラミッドの中はランプで明るくなるみたいですね~」


カイコ「売っちゃったわよ~。でも店に売ってたし、買ってくればいいわね~」


ミコ「まぁ、暗くても敵は見えますし壁も見えるので、大丈夫ではあるのですが」


カイコ「基本、私って慎重派だから~」


チョコ「ビビリとも言うな」


カイコ「なにか言った~?」(ギロリ)


チョコ「いや、べつに……!」


ミコ「チョコ姉様のほうこそ、ビビリです」


カイコ「敵を倒しつつ、戻り戻り~っと……あら?」


ミコ「なんだか、顔色が悪くなりました」


チョコ「毒を食らったな! サボテンに触れたからっぽいか?」


ミコ「毒消しの魔法はまだ覚えてませんから、宿屋へ直行ですね。

   宿屋で休めば治ります。あとは、アイテムで治す手もありますが」


カイコ「油断してたらダメってことね~」



  (とりあえず宿屋で休憩)



カイコ「そういえば、ここに出てるアルファベットと数字の羅列って……」


ミコ「パスワードですね。書き残しておけば、続きから遊べます」


チョコ「ただ、最初の島のスタート地点から再開することになる上、

    アイテムもいろいろなくなってしまうようだな! 

    剣とかヘルメットとかマントとか、サンドラの魂なんかもなくなるみたいだ!」


カイコ「え~? ひどくない~?」


ミコ「そういうシステムなんですよ。なので、一気にクリアしてしまいましょう」


カイコ「でもそれって、ゲームオーバーになったら最初からってこと~?」


ミコ「いえ、ゲームオーバー時はコンティニューが可能です。

   そのときも、復活する場所はスタート地点になってしまいますが……。

   アイテムは最後に宿に入った状態なので、剣とかがなくなったりはしません」


カイコ「ふぅ~。それなら一応安心かしらね~」


チョコ「とはいえ、時間の無駄にはなるけどな!」


ミコ「あまり死にすぎていると、夕飯の時間がどんどん遅くなってしまいますね」


チョコ「それは死活問題だ! カイコ姉、頑張れ!」



 ☆☆☆☆☆



  (その後、ランプを買ってピラミッドに入るも、敵が強い。

   というわけで経験値稼ぎしてレベルを上げ、再挑戦。青いマントを入手)



ミコ「この青いのは、パスワードでコンティニューしてもなくならないマントです」


カイコ「今回、パスワードは使わないんじゃ……」


ミコ「壊れてもなくならないという利点がありますよ。

   青くない普通のマントだと、ダメージを受けているとなくなってしまいますから」


カイコ「なるほど……」


チョコ「そして、さらに別のピラミッドを発見だな!」


カイコ「こっちにもあったのね~。サンドラの魂を使って入れば……って、あら?」


ミコ「なくなってますね、サンドラの魂」


チョコ「4回使うとなくなるんだっけな!」


カイコ「何度か出たり入ったりしたせいで、いつの間にかなくなってたのね~」


ミコ「ご利用は計画的に、ってことですね」



  (サンドラの魂を再度取ろうとブラックサンドラを倒すが、

   なかなか出てくれない)



カイコ「む~。さっきは簡単に出たのに~」


チョコ「日頃の行いってやつだな!」


カイコ「……チョコのおかずだけ、激辛にしちゃおうかしら~」


ミコ「まぁまぁ、カイコ姉様。こっちのピラミッドは、別の入り口もありますから。

   そちらのほうが目的のアイテムも近いですし。最初の島に戻りましょう!」


カイコ「あら、そうなの~? ミコがそう言うなら、素直に従うわ~」


チョコ「オレの指示だったら従わないのかよ!」



 ☆☆☆☆☆



  (最初の島で、岩に囲まれた中に井戸がある場所へ)



ミコ「あの井戸に入ります」


カイコ「え……? でも、岩に囲まれてるわよ~?」


ミコ「大丈夫です。レベルも上がって体力も増えてますから、オノで岩が壊せます」


チョコ「どんだけ怪力なんだ、カイコ姉!」


カイコ「私じゃないわよ~」


チョコ「ワルキューレじゃなくてヘラクレスになってしまったか」



  (井戸から入って、壊れることのない青いオノをゲット。

   また、岩の中にあるパワーロングソードも入手し、攻撃力も増強)



ミコ「次は、クジラを助けましょう!」


カイコ「唐突ね~……」


チョコ「だが、クリアには必要なことだ!」


ミコ「まずオノで岩を崩していって、クジラを見つけます」


カイコ「どうしてこんな岩場の奥にクジラが入り込んだのかしら……」


チョコ「とぼやきつつ、オノを片手にバッサバッサと岩を砕き進むカイコ姉」


ミコ「絶対に筋肉ムキムキな気がします」


カイコ「ひどいわ~。……あっ、クジラがいたわよ~」


ミコ「さぁ、助けてあげてください!」


チョコ「具体的には、2コンのマイクで歌って、意識を取り戻させる!」


カイコ「……ほんとに~?」


チョコ「はっはっは!」


ミコ「もちろん大嘘です。ヒールの魔法を使ってください」


カイコ「わかったわ~。あと、チョコは激辛決定ね~」


チョコ「そんな~!」


ミコ「元気になったクジラはアイテムになりますので、取れば持っていけます」


カイコ「どうやって、大きなクジラを持っていくのかしら……」


チョコ「四次元ポケット、ホイポイカプセル、腕力で豪快に持ち上げる……」


ミコ「最後のだけ毛色が違いますね」


カイコ「……今って、船も持ってるはずだけど~」


チョコ「右手で船、左手でクジラを掲げるワルキューレ!

    想像してみると楽しい光景だな!」


カイコ「ワルキューレのイメージが、どんどんパッケージの絵から遠のいていくわ~」



 ☆☆☆☆☆



ミコ「さて、このあとはフルータジア大陸へ向かうのですが……。

   その前にサンドラの魂を取っておきましょう。ないとクリアできません」


カイコ「う……。結局取らないとダメなのね~」


チョコ「計画的に利用しなかった罰だな!」


ミコ「まぁ、気長に倒しましょう」


カイコ「そうね~。……と思ったら、今度は一回で出たわ~」


ミコ「日頃の行いがいいのか悪いのか、わかりませんね」


チョコ「悪いに決まって……いや、なんでもない」


カイコ「激辛から爆辛になるのは、免れたみたいね~」


チョコ「爆辛ってなんだよ!」


ミコ「それはいいとして……最後の大陸へ進みましょう」


チョコ「黒いシーザスがいるな!」


ミコ「とりあえず、倒しておいてください。

   それで、森の中に一ヶ所色の違った場所がありますよね?

   そこで夜を明かします」


チョコ「野宿か!」


カイコ「寝るわけじゃないけどね~」


ミコ「むしろ、寝なくて大丈夫なのか、という気もしますが……。

   ともかく、そうやって朝を待っていると……」


カイコ「あっ、虹がかかったわ~!」


チョコ「虹を渡っていくワルキューレ! イメージ的には絵になるな!」


ミコ「実際には直線的に突っ切っていくだけですけどね。

   ちなみにこのとき、船がなくなります」


カイコ「え? どこに行ったのかしら……」


チョコ「きっと虹に見惚れて落としたんだな!」


ミコ「実に盛大な落し物ですね、船だなんて……」



 ☆☆☆☆☆



  (最後の大陸の敵は、かなり強くなっているので、またレベルアップしておく。

   そして、ティアラやゴールドキーといったアイテムもゲット)



ミコ「最終目的地、ゾウナの城へ行くには、入り江からクジラに乗ります」


チョコ「クジラに乗った少年!」


カイコ「それはイルカでしょ~? だいたいワルキューレは少女だし~」


チョコ「筋肉ムキムキのな!」


カイコ「その表現はやめて~!」


ミコ「と、ゾウナの城へ向かう前に、マップの右上辺りへ行っておきましょう」


カイコ「なにかあるのね~?」


チョコ「カイコ姉が歌うためのステージが!」


ミコ「違います。キララです」


カイコ「……なにそれ……?」


ミコ「どんなのかは、よくわかりませんが……。

   HPとMPを全回復してくれるアイテムです。しかも、4回使えます」


チョコ「便利アイテムだ!」



  (最後の城は結構広めなので、ナビしてもらいつつ進む。

   途中で最強の剣、スーパーソードも取り、ゾウナのいる広間へ)



カイコ「ゾウナって敵、ちょっと大きいわね~」


チョコ「ラスボスだからな!」


カイコ「そのわりに、簡単に倒せたわよ~? 攻撃2回くらいで……」


ミコ「ゾウナは倒しても復活するんですよ。何度も何度も」


カイコ「ええ~~~っ? じゃあ、どうすればいいの~?」


チョコ「土下座だ!」


ミコ「謝ってどうするんですか……。

   カイコ姉様、とにかくゾウナを倒しまくってください。

   そうすればそのうち、時の鍵を落としてくれます」


カイコ「でも、簡単に倒せるけど、攻撃を食らうと痛いわ~」


チョコ「やっぱり土下座だ!」


ミコ「チョコ姉様は黙っていてください!

   カイコ姉様、キララも駆使して、どうにか頑張ってください」


カイコ「あっ、なんか出たわ~」


ミコ「それが時の鍵です。その鍵を持って、鍵穴に挿し込んでください!」


カイコ「鍵穴って……3ヶ所あるわよ~? どこに挿せばいいの~?」


ミコ「どこでも大丈夫そうです」


カイコ「だったら~。えいっ! チョコの鼻の穴に~!」



  (人差し指と中指を伸ばし、鼻の穴にズボッと)



チョコ「ふがっ!? まさか、そう来るとは!」


ミコ「カイコ姉様がそんなボケをするなんて……。

   というかカイコ姉様、指がばっちぃですよ……」


カイコ「そうね~……。勢いでやっちゃったけど、激しく後悔してる~。

    あとで消毒する必要があるわね~」


ミコ「そこまで汚くない! ふががが!」



  (ともかく時の鍵を鍵穴に挿し込んで、無事エンディングへ)



カイコ「ふ~、終わったわ~」


ミコ「はい。RPGのクリアは、感慨もひとしおですね」


チョコ「ま、ファミコンだからシンプルなエンディングだけどな!」


カイコ「黒い画面に白い文字で、英語のメッセージが出るだけね~。

    でも、やっぱりRPGは私に合ってるわ~。楽しかった~」


ミコ「とか言いながら、指を消毒するカイコ姉様なのでした」


チョコ「ほんとに消毒しなくても……。しくしく」



 ☆☆☆☆☆



ワルキューレの冒険は、攻略本も持っていなかったから、小学生だった当時、まったく先に進めなかったゲームだ。

今なら簡単に攻略サイトなども参照できるし、古いゲームを遊び直すにはいい時代と言えるのかもしれない。

どうでもいいが、最速クリアが8分ちょっとというのは、驚き以外のなにものでもないな……。


しかし、RPGで他人のプレイを見ているだけというのは、少々つまらない気がするのだが、どうなのだろう。

もっとも、ゲーム内容だけじゃなくお互いの会話も含めて楽しんでいる、という感じだろうから、これはこれでいいのかもしれないな。

……女の子なのだから、鼻の穴に指を突っ込むなどという行為は、さすがにやめてほしいところだが。



 ☆☆☆☆☆



【ゲーム解説】



「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」


対応ハード:ファミコン 発売元:ナムコ 発売日:1986年8月1日



ファミコンオリジナルのアクションRPG。

会話などはなく基本的にノーヒントなので、攻略本なしではクリアが難しかった。

今現在であれば、ネット上で攻略サイトも簡単に見つかるが。


本編では触れなかったが、ズールという、アイテムを盗む敵がかなり厄介。

しかも、盗まれるアイテムは1つだが、武器だろうとクリアに必須なアイテムだろうとお構いなしで持っていかれる。

避けにくい上、動きも速い。盗まれても倒せば取り戻せるが……。なお、魔法を使って対処することは可能。


続編として「ワルキューレの伝説」が存在する。こちらはアクション要素が強い。

また、プレイステーションの「ナムコアンソロジー2」には、「ワルキューレの冒険」のオリジナル版とアレンジが収録されている。

アレンジ版はかなり変わっていて、もはや別のゲームになっているらしい。

(プレイ動画を見てみたところ、完全に「ワルキューレの伝説」っぽくなっているようだった)


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