第14話 沙羅曼蛇
チョコ「今回はコレだ! じゃじゃ~ん、沙羅曼蛇~!」
ミコ「おおっ、なんか半透明のカセットですね! 特殊なレアものとかですか?」
カイコ「ふふっ、違うわよ~。スケルトンカセットっていうらしいわ~」
チョコ「有力メーカーだと、カセットにもこうして工夫を凝らしたりしてたんだな!」
カイコ「他には金色のカセットだとか、なんだか赤いランプがついてるのなんかも、
あったみたいね~」
ミコ「赤いランプ! 以前やった、スペランカーですね!」
チョコ「金色のはナムコ製だな。以前やったスーパーゼビウスとか!」
カイコ「金色のカセットは、非売品でレアものだったりするのもあるみたいだけどね~」
チョコ「ナムコのは普通に全部金色だ! 一部のタイトルだけだけどな!」
ミコ「ゴールドの希少価値が損なわれてますね……」
チョコ「そんなことはどうでもいい! 早くこのスケルトンカセットを分解するんだ!」
カイコ「分解してどうするのよ~?」
ミコ「ですが、基盤が見えたりすると、燃えてきますよね」
カイコ「そうかしら~」
チョコ「オレはスカートの中が見えほうが燃えるけどな!」
カイコ「チョコは相変わらずだわ~……」
☆☆☆☆☆
ミコ「とにかく、ゲームスタートです」
チョコ「なんか、スクロールがやけにゆっくりだな」
カイコ「そうね~。でもこのゲームの場合、それも救済措置みたいなものだけど~」
ミコ「??? どういうことですか?」
カイコ「まぁ、とりあえず進めてみなさいな」
チョコ「グラディウスと同じように、パワーカプセルでゲージを選択して、
パワーアップしていく方式なんだな!」
カイコ「そうね~。オプションもあるし、同じような感じね~」
ミコ「最初のステージは、なんか細胞とかがあって気味の悪い印象ですね」
チョコ「細胞の壁が増殖して迫ってきたり、壊した壁が復活したりなんてのもあるな!」
カイコ「こういう気味の悪いの、私苦手だわ~」
チョコ「なにカワイコぶってるんだか」
カイコ「なにか言った~?」
チョコ「いや、べつに」
ミコ「まぁまぁ。ケンカしないでください」
カイコ「ケンカじゃないわよ~。
そんなことを言ってるあいだに、順調にパワーアップしてるわね~」
ミコ「はい、オプションも2つですがゲットしました」
カイコ「ふふっ、さすがミコね~」
チョコ「つまらねぇ! こちょこちょこちょ!」
ミコ「わっ!? ちょっとチョコ姉様、あははは、なにするんですか、きゃはははは!」
カイコ「こらチョコ、ゲーム中にくすぐっちゃダメよ~!
……ミコがきゃはははなんて笑ってるの、貴重かもしれないけど~」
ミコ「チョコ姉様、殺しますよ!?」
チョコ「うおっ、ミコが怒った!」
カイコ「ちょっと、ミコ! ちゃんと画面を見てないと……、あ~~~……」
チョコ「死んだな!」
ミコ「チョコ姉様、呪い殺しますよ!?」
チョコ「呪いが増えた!」
カイコ「呪い殺すのはあとにして~」
チョコ「あとでもやめろよ!」
カイコ「ほら、ミコ、オプション回収~!」
ミコ「……なるほど。死んでも戻されないで、その場で復活するんですね」
カイコ「しかもオプションがそのまま画面上に残ってるから、
スクロールで流されていく前に回収すれば、被害は少なくて済むのよ~」
ミコ「ちゃんと2つ分、オプションを回収できました」
チョコ「ふっ。それを実践させるための、こちょこちょ攻撃だったってわけさ!」
ミコ「そうだったんですね、チョコ姉様」
チョコ「うむっ!」
ミコ「まぁ、呪い殺すのは決定ですが」
チョコ「おいっ!?」
カイコ「そりゃあそうよね~」
チョコ「カイコ姉も止めろよ! 妹が殺人犯になるぞ!?」
ミコ「証拠は残しませんよ。オプションとは違って」
カイコ「あら上手い。だったらいいわよね~」
チョコ「よくねぇ~! それに、上手くもねぇ~!」
カイコ「そんなことより、そろそろステージも終盤よ~」
チョコ「そんなこと……オレの命が、そんなこと扱い……」
ミコ「チョコ姉様、戻ってきてください。あとでアメをあげますから」
チョコ「よし!」
カイコ「安い妹だわ……」
ミコ「それはともかく、ボスですね。ですが、これは……」
チョコ「脳みそだな!」
ミコ「しかも腕まで生えてます」
チョコ「目玉もついてるぞ!」
カイコ「いやぁ~ん、気持ち悪い~!」(くねくね)
チョコ「いや、カイコ姉のほうがよっぽど気持ち悪……」
カイコ「なにか言った~?」(ギロリ)
チョコ「いや、べつに……」
ミコ「敵の目玉より、カイコ姉様の眼光のほうがずっと鋭くて強力ですね」
☆☆☆☆☆
(ステージ2は縦スクロールに)
ミコ「スクロール方向が変わるんですね」
カイコ「そうみたいね~」
チョコ「ちなみにここは2面だが、ゲームセンターの4面の移植だ!」
ミコ「え……?」
カイコ「つまりね、ゲームセンターのとファミコンとじゃ性能差がありすぎるから、
かなりアレンジして移植されているみたいなの~。
ステージ構成も変わって、オリジナルステージになってる面もあるのよ~」
ミコ「なるほど……。制約のある中でゲームが作られていたんですね」
チョコ「ちなみに、火山は火口を攻撃すると倒せるぞ!」
ミコ「凄まじい武器を持ってるんですね、この戦闘機」
カイコ「とかなんとか言ってるあいだに、もうボスね~」
チョコ「3つのコアを倒せばこのボスはクリアだ!」
ミコ「壁に反射するボールみたいなのが出てきますが、問題ありませんね、この程度」
カイコ「さくっとクリアね~」
チョコ「だが、まだ続く!」
ミコ「むっ……。ダミーのボスでしたか」
チョコ「この先に真の2面のボス、テトランがいるのだ!
ちなみにテトランは、もとのゲームセンターの2面のボスだ!」
カイコ「丸い玉がつながってできた腕みたいなのが4本、周囲を回ってるのね~」
ミコ「それを避けながら、真ん中のコアを撃てばいいんですね」
チョコ「くそっ、楽勝っぽいな!」
カイコ「チョコはどっちの味方をしてるのよ」
チョコ「そりゃもちろん、敵だ! 呪い殺されたくないしな!」
カイコ「あ……まだ引きずってたのね~」
ミコ「呪い殺すだなんて、冗談に決まってるじゃないですか。
カイコ姉様じゃあるまいし……」
カイコ「ん~? なにか幻聴みたいなのが聞こえた気がしたけど~?」
ミコ「き……気のせいですよ」(ガクガクブルブル)
☆☆☆☆☆
チョコ「さて、ステージ3はまた横スクロールで、プロミネンスステージだ!」
ミコ「おおっ、なかなか迫力ありますね」
カイコ「しかも、ちゃんと円を描くようにプロミネンスが飛び出してくるのよ~」
チョコ「沙羅曼蛇を象徴するようなステージらしいな!」
ミコ「一瞬上下の炎が盛り上がるのを見て、避ければいい感じですね」
カイコ「まぁ、最初の1回目がどれくらいの場所から飛び出すかは決まってるから、
その少し後ろ側で、上下どちらかにちょっと寄っておけば問題ないわね~」
チョコ「フル装備状態になってるからかもだけどな!」
ミコ「そうそう、このレーザーも、グラディウスからは進化してますよね」
カイコ「そうね~。グラディウスでは短かったレーザーが、随分長くなってるわ~」
チョコ「小さなパーツをつなげて長く見せているって感じらしいけどな!」
ミコ「っと、危な……! ふぅ……」
カイコ「今の、鳥みたいな敵を倒したら、火の玉になったわね~」
ミコ「しかも火の玉になったら倒せなくなりました」
チョコ「厄介な敵だな!」
ミコ「意外に気が抜けません……」
カイコ「でも、ボスまでは来たみたいね~」
チョコ「おおっ、でかっ!」
ミコ「でっかい龍の頭ですね。炎を吐いてきます」
カイコ「イントルーダって名前らしいわ~」
チョコ「名前なんてどうでもいい! さくっと倒してしまえ!」
ミコ「もちろんです」
カイコ「これもファミコンオリジナルのボスなのに、あっさり撃沈ね~」
チョコ「むしろオリジナルだからこそだろ! ファミコン程度の性能しかないボスだ!」
ミコ「それはひどい言い方な気がします」
☆☆☆☆☆
チョコ「ステージ4はまた縦スクロール! ファミコンオリジナルの細胞ステージだ!」
カイコ「沙羅曼蛇は、横と縦にスクロールする面が交互に来る感じなのね~」
ミコ「それはいいのですが、また細胞ですか? 1面も細胞でしたよね?」
チョコ「うむ、細胞だ! いや、細胞2だ!」
カイコ「しかも、1面よりも気色悪さが増しているような~」
ミコ「細胞だろうとなんだろうと、ミコにとっては関係ありませんが」
カイコ「なんだか、赤血球みたいな敵までいるわね~」
チョコ「血管の中なのかよ!?」
ミコ「赤血球が戦闘機サイズとすると、どれだけ巨大な生物の体内なのでしょうか……」
カイコ「その考えでいくと、すでに食べられちゃってるような気がするんだけど~」
チョコ「いやいや、胃の中じゃないんだから!
血管の中だとしたら、どこかから侵入したってことだと思うゼ!」
カイコ「血管の中でもないのかも~? 肺胞っぽいのとかも出てきたわよ~?」
ミコ「網みたいなのを伸ばしてくる敵までいますよ」
チョコ「きっとそれはガン細胞だ!」
カイコ「違うと思うけど……でも危険だから排除していきましょう~」
チョコ「そして、肋骨地帯だ!」
カイコ「肋骨って……ここはいったい、どうなってるの~?」
ミコ「細かいことは気にしてはいけません。さあ、ボスの頭蓋骨です!」
カイコ「ほんとに、どうなってるんだか~……」
チョコ「どうでもいいが、やけにヒョウキンな顔してるな、こいつ!」
カイコ「一応言っておくと、ボスの名前はギーガよ~」
チョコ「名前なんてどうでもいい! さくっと倒してしまえ!」
ミコ「もちろんです」
カイコ「うん、そうなることは予想してたわ~」
☆☆☆☆☆
チョコ「ステージ5は神殿だ!」
ミコ「神殿……ですか?
ぱっと見、色こそ違いますが、グラディウスの火山面みたいですよ?」
カイコ「ステージの後半で神殿に入っていくらしいわよ~」
ミコ「なるほど……。つまり、ネタバレだったということですね」
チョコ「べつにいいだろ! どうせすぐに行くんだから!」
ミコ「ま、いいですけどね。……おや? BGMが変わりました」
カイコ「グラディウスのビッグコアのときと同じ曲ね~」
チョコ「敵まで似てるな! ビッグコアと似たような感じの敵が3体出てきたぞ!」
ミコ「3体いっぺんに来るとは! 敵がミコを恐れている証拠ですね!」
チョコ「あ~……まぁ、そうだな~」
ミコ「チョコ姉様、気持ちがこもってません」
チョコ「でも、さくっとクリアだな!」
カイコ「ここからお待ちかね、神殿エリアね~」
チョコ「柱が上下に動いてるな! どういう仕掛けだ?」
ミコ「超古代の技術力によって、単3電池2本で動作しています」
チョコ「おおっ、さすがだ!」
カイコ「そんなわけないでしょ~?」
ミコ「崩せる壁があって、意外に入り組んだ構造になってますね」
チョコ「そう言いながらも、余裕で進めてるな」
カイコ「なんだか余裕すぎてつまらないかも~。
私のときだけ、やけに苦労してる気がするのはなぜかしら~……」
ミコ「それにしても、こういう古代遺跡っぽい造形って、心揺さぶられますよね」
チョコ「渋い趣味してんな、小学生のくせに!」
カイコ「心揺さぶられるというか、画面が揺さぶられてるけど~?」
ミコ「どうやらボスが登場するみたいですね」
チョコ「そして出ました! ツタンカーメン!」
カイコ「正確には、ツタンカームって名前みたいよ~」
チョコ「ほぼ同じじゃん!」
ミコ「周囲に玉が回っている黄金のマスクですね。
ですが……だからといって、どうということはありません。
ゴールドの希少価値は、ナムコの力で無くなってますから!」
カイコ「そういう問題じゃないと思うんだけど~……」
☆☆☆☆☆
チョコ「なにはともあれ、最終面!」
カイコ「ここはオリジナルではなくて、もともとある城塞都市のステージね~」
ミコ「夜景の地上から砲撃が来たり、色の変わる水晶みたいなのが飛んできたり、
なかなか綺麗なステージですね」
チョコ「都市上空を抜けると、要塞内部に入るぞ!」
ミコ「まさに最終面って感じですね」
カイコ「あっ、モアイが出てきたわ~」
ミコ「今度はイースター島ですね。燃えます。
ですが……なぜ要塞内にモアイ像なんかを作ったのでしょう……?」
チョコ「そりゃあ、イオンリングを吐くんだから、砲台としてだろ!」
カイコ「守り神の石像が、実際に攻撃して守ってくれるのね~」
ミコ「そしてBGMが変わりました。ボスですね!」
チョコ「……と思ったら……」
カイコ「またモアイね~」
ミコ「でもなにか違います。ジャンプしてますよ!」
チョコ「守り神なんだから、空くらい飛ぶだろ!」
カイコ「いや、普通は飛ばないと思うけど~」
ミコ「とはいえ、グラディウスシリーズの続編では伝統になっているようですから」
カイコ「グラディウスの名前が入っていないゲームなのに~」
チョコ「ゲームの名前なんてどうでもいいってことだ! さくっと倒してしまえ!」
ミコ「もちろんです」
カイコ「ボスキャラの名前くらいはいいけど、ゲーム名はどうでもよくない気が~……」
チョコ「カイコ姉がぐだぐだうるさくしているあいだに、ラスボスっぽいぞ!」
ミコ「スクロールが遅くなって、なにやらピヨピヨ音が鳴ってますね」
チョコ「微妙に緊張感の削がれる音だが……」
カイコ「ラスボスは、大きな目玉ね~。いやぁ~ん、気持ち悪い~!」(くねくね)
チョコ「いや、それより別のほうを気持ち悪がろうゼ!」
ミコ「ヘビがいますね」
チョコ「そう、それが沙羅曼蛇というタイトルの由縁だ!」
カイコ「ってことはないけどね~。そのヘビ、ファミコン版オリジナルの敵だし~」
チョコ「ぐっ……!」
ミコ「ともかく、ヘビを倒せばよさそうですね。頭が弱点っぽいですし」
チョコ「うむ。やってしまえ! 意味のないヘビなんて!」
カイコ「意味がないとまで言わなくても……」
ミコ「ヘビを倒しました」
チョコ「よし。これで目玉にダメージが与えられるから、倒して終わりだ!」
ミコ「さくっ!」
カイコ「ほんと、さくっと終わったわね~」
☆☆☆☆☆
ミコ「それでは、これでエンディングですね?」
チョコ「ところがどっこい!」
カイコ「あら? スクロールスピードが速くなっていってる……?」
チョコ「そう、高速スクロールで、閉まるシャッターを避けて脱出するんだ!」
ミコ「あうっ、死にました……」
チョコ「といっても、その場で復活するゲームだから問題なし!」
カイコ「ここまでで随分と自機の数も増えてたものね~」
ミコ「……あっけない結末です。最後に死んだのは心残りですが」
チョコ「脱出したあと惑星が爆発して、スタッフロールだ!」
ミコ「スタッフロールの横で、パイロットが片膝立ちしてますね」
カイコ「お疲れ様~」
チョコ「あっ、エンディングは最後まで見よう!」
ミコ「なにかあるんですか?」
カイコ「あら? パイロットがヘルメットを脱いで……」
ミコ「おおっ、女性だったんですね、このパイロット!」
チョコ「うむ、そのとおりだ! いや~、やっぱり今は女性の時代だってことだな!」
カイコ「これ、25年も前のゲームだけど~……」
ミコ「萌え系のゲームだったんですね!」
カイコ「ミコ、それも違うから~」
チョコ「ま、なんにしても、女は最高ってことさ!」
カイコ「チョコが言うと、完全に別の意味になるわね~」
チョコ「というわけで、カイコ姉! 今日の夕飯は女体盛りでよろしく!」
ミコ「……またチョコ姉様がおかしなことを言ってます……」
カイコ「…………わかった、いいわよ~?」
ミコ「えっ!?」
チョコ「マジッ!? よっしゃあ!」
ミコ「そんなに喜ぶチョコ姉様って……。
それはそうと、カイコ姉様、どうするつもりですか?」
カイコ「決まってるじゃないの~。ささ、チョコ~……服を脱ぎなさいな~」
チョコ「え……? ま、まさか……」
カイコ「そうよ~。チョコ自身が器になりなさい!
私が腕によりをかけて、綺麗にお料理を盛りつけあげるわよ~?」
チョコ「それは却下だ! 普通の夕飯でお願いします!」
カイコ「あら~、残念ね~。ミコも食べたかったでしょ~?」
ミコ「いえ、チョコ姉様の器ですと、なんだか汚そうですし」
カイコ「それもそうね~」
チョコ「うわっ、ひどい!」
☆☆☆☆☆
今回は沙羅曼蛇か。アレンジ移植という感じではあったが、出来はよかったほうだろうな。
死んでもオプションが拾えるというのは、画期的なシステムだったと思う。
そういえば、ゲームセンターでは沙羅曼蛇のパワーカプセルでパワーアップするバージョンのような、ライフフォースというのをずっと遊んでいた記憶がある。
しかも2プレイヤー側で遊ぶと、オプションのゲージが3つ目に配置されていて、パワーアップしやすかったのがお気に入りだ。
もっとも、スピードアップが5番目の配置になるのが、少々大変な部分ではあったが。
それにしても……。
女体盛りって……。
どこからそんな知識を得るんだか……。
しかも3人とも知っているような感じだったよな……。
まぁ、テレビ番組なんかで見たんだろうが、なんというか、娘たちの将来が不安になってくるな。
……いまさらなにを言っているんだか、という気もするが……。
☆☆☆☆☆
【ゲーム解説】
「沙羅曼蛇」
対応ハード:ファミコン 発売元:コナミ 発売日:1987年9月25日
グラディウスの続編的な作品。正確には続編ではなく、別シリーズと呼ぶべきだが。
アーケードからの移植だが、ファミコンではハードの性能上、かなりのアレンジが加えられている。
オプションが3つまでしかつかないが、グラディウスでは2つだったことを考えればかなり進化していると言える。
それ以外にも、長いレーザーなど、ファミコンとしてはかなり頑張っている出来だった。
アーケード版の沙羅曼蛇は、アイテムを取ってパワーアップするタイプだが、
ライフフォースの名前で稼動したバージョンでは、パワーカプセルでパワーアップするタイプとなっている。
ファミコン版は、どちらかといえばそちらからの移植、という感じになるのかもしれない。
半透明のカセットで中身の基盤が見える「スケルトンカセット」になっているのも特徴的だった。