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第13話 忍者じゃじゃ丸くん

チョコ「今回はオレの番だな! さあ、なんでもかかってこい!」


カイコ「あら、なんか気合い入ってるわね~」


ミコ「給食でプリンが出ましたか?」


チョコ「ミコじゃないんだから!」


ミコ「ミコだって、ケーキだったから喜んでいただけですよ……」


カイコ「プリンじゃないとなると、なにかしら~」


チョコ「給食は関係ない! オレはいつでも気合充分ってことだ!」


ミコ「まぁ、いいですけどね。今回はこれです。忍者じゃじゃ丸くん」


カイコ「忍者くんの続編に当たるゲームね~」


ミコ「ゲームセンターの忍者くんは、別の会社の開発だったようですが」


カイコ「ファミコンに移植した会社がジャレコで、じゃじゃ丸くんはその会社が開発、

    ってことだったみたいね~。

    当時は結構そういうことも多かったのかしら」


チョコ「ま、開発がどこかなんて関係ない! 楽しく遊べればそれでいい!」



 ☆☆☆☆☆



ミコ「それではゲームスタートですね。忍者くんの弟、じゃじゃ丸くんが主人公です」


カイコ「なまず太夫にさらわれたさくら姫を、じゃじゃ丸くんが助けに行く、

    っていうストーリーみたいね~」


チョコ「シンプルだ!」


ミコ「忍者くんは修行の旅に出ていて不在だったため、

   代わりにじゃじゃ丸くんが助けに行くことになったようです」


チョコ「アニキ、使えねぇな!

    ま、兄弟姉妹の一番上ってのは、えてして使えないものだ!」


カイコ「なにか言った~?」


チョコ「いや、なんでもないゼ!

    ともかく、すでにゲームが始まってる! おゆき登場だ!」


ミコ「ザコですけどね。じゃじゃ丸くんは、手裏剣を投げて攻撃します。

   1つのステージには8体の敵がいて、全部倒せばクリアになりますよ」


カイコ「壊せる床があって、そこを壊すといろいろなアイテムが出るのよ~」


ミコ「ちなみに、アイテムは画面上に1つしか出ません。

   別の床を壊すと、出ていたアイテムは消えるので注意してください」


チョコ「いや、それはいいんだけどさ。

    画面の上側に、なまず太夫とさくら姫らしき奴らが並んで座ってるんだけど」


カイコ「きっとそこにいるわけじゃなくて、別のところを映しているのよ~」


ミコ「そのわりには、ある程度時間が経ったら、さくら姫が花びらを落としたり、

   なまず太夫が爆弾を落として攻撃してきたりしますけどね」


チョコ「確実にいるじゃんか、そこに!」


カイコ「天井裏に隠れて、こっそりじゃじゃ丸くんの様子をのぞき見てるのかも~?」


ミコ「嫌な趣味ですね。実はさくら姫もグルなんでしょうか?」


チョコ「どっちでも構わね~! 天井裏にいるなら、竹ヤリで突いてしまえ!」


ミコ「なぜに竹ヤリ……」


カイコ「残念ながら、天井はとっても頑丈だから無理なのよ~」


チョコ「それなのに爆弾はすり抜けて来るって、納得できないんだが!?」



 ☆☆☆☆☆



  (さすがにステージ1は楽勝で、ステージ2へ)



チョコ「クロベエ登場だ!」


ミコ「カラス天狗ですね」


カイコ「おゆきが7体でクロベエ1体だから、ボス扱いって感じかしらね~」


チョコ「ま、問題ない! しょせんカラスだ!」


ミコ「カラス天狗ですってば」


チョコ「しょせん天狗の面を被ったカラスだ!」


ミコ「違いますって」


カイコ「このゲーム、敵に体当たりすると、気絶させることができるのね~」


チョコ「うむ。動けなくして撃つ! 爽快爽快!」


ミコ「無抵抗な相手を殺してしまうなんて……。チョコ姉様、極悪人です」


チョコ「すべてじゃじゃ丸がやったことです」


カイコ「まぁ、そのとおりね~」


チョコ「おっ、トロッコのアイテムだ」


ミコ「それに乗っていると、敵を踏み潰すことができるようですね」


チョコ「踏み潰す効果音が、結構気持ちいいな! クロベエも一撃だ!」


ミコ「もともと手裏剣でも一撃で倒せますけどね」


カイコ「ボスがあっさりと~」


チョコ「3面も敵は同じなんだな」


ミコ「楽勝っぽいです」


チョコ「さくさくさく~! アイテムゲット~! ……おっ!?」


カイコ「アイテムが3種類揃って、画面がフラッシュし始めたわ~」


ミコ「忍法ガマパックンです! カエルに乗って敵を食べ尽くします!」


チョコ「でかいカエルだな! これはなかなか爽快だ!」


カイコ「でも、忍法……なの~?」


ミコ「忍法で巨大なカエル操っている、もしくは忍法でカエルを巨大化させた、

   といった感じなんですよ、きっと」


チョコ「カエルじゃなくて、もっと別のを操ればいいのにな!」


カイコ「別のって……たとえば、どんなの~?」


チョコ「なまずとか!」


ミコ「おおっ、地震が起こせそうですね!」


カイコ「迷信だけどね~」


チョコ「もしくは、なまず太夫とか!」


ミコ「一瞬にしてゲームのストーリーがくつがえりますね!」


カイコ「くつがえるというか、ぶち壊しというか……」


チョコ「ま、とにかく、ステージクリアであります!」


ミコ「別のカエルになりました!」



 ☆☆☆☆☆



チョコ「ステージ4、カラカッサ登場だ!」


カイコ「からかさお化けの敵ね~」


ミコ「飛んでくる攻撃が変わるだけで、大差ありませんけどね」


チョコ「ただ、ザコが全部クロベエになったぞ!」


カイコ「ボス扱いで出てきたときと比べると、攻撃の頻度も下がるみたいだけど~」


チョコ「なるほど、確かに楽勝だ! さすがカラス! 鳥などに負けはしない!」


ミコ「ですから、カラス天狗……」


チョコ「ボスはボスで傘だしな!」


ミコ「それもお化けですが……」


チョコ「傘は地蔵の頭にでも乗っかってればいいんだ!」


ミコ「いや、それは笠ですから……」



  (さくっとステージ4クリア。ステージ5も敵は同じ)



カイコ「敵の構成までまったく同じステージが続くなんて……手抜き~?」


ミコ「まぁ、そう言わないでください、カイコ姉様。ステージ数は多いですから」


チョコ「ほほう。どこまで続くんだ?」


ミコ「無限です」


カイコ「ファミコンによくある、無限ループタイプなのね~」


チョコ「だったらやっぱり、手抜きなような……」


ミコ「気にしてはいけません。あっ、小さなじゃじゃ丸くんのアイテムが出ましたよ!」


カイコ「小丸くんね~。1UPアイテムよ~」


チョコ「よし、小丸を食った!」


ミコ「食べないでください! ガマパックンじゃないんですから!」


チョコ「おや?」


カイコ「そんなことを言ってたら、ガマパックになったわね~」


チョコ「アイテム3種、揃ってないのに!」


ミコ「じゃじゃ丸くんの残りが4つに増えても、ガマパックンを呼べるみたいですね~」


チョコ「なるほど。ともかく、また敵を食べつくして、ステージクリアであります!」


カイコ「それはもういいから」



 ☆☆☆☆☆



  (ステージ6も、敵はまた同じ構成)



チョコ「変わり映えがしないな~」


ミコ「ま、さくさく先に進めばいいだけです」


カイコ「そうね~。ほら、さくら姫が花びらを落としてきたわよ~」


チョコ「花びらを落とすくらいなら、もっといいもの落とせよな。ぶつぶつ」


カイコ「たとえば、どんな~?」


チョコ「最新パソコンとか」


カイコ「落としたら壊れるし、そんなのがぶつかったら大変だし、

    そもそも時代を考えなさいよ~!」


チョコ「ちっ。とりあえず、クリアだ! 次のステージは……。おっ?」


ミコ「花びら3枚集めたので、その前にボーナスステージです」


カイコ「なまず太夫との対決だわ~。ボス戦ね~!」


チョコ「ボスか! さすがにこいつは強いだろう! 燃えるゼ!」


ミコ「なまず太夫は炎を落としてきますから、実際に燃えられますよ。死にますけど」


チョコ「死んでたまるか!」


カイコ「ここは上に向けて手裏剣を撃つのね~」


ミコ「なまず太夫が落としてくる炎は、手裏剣で止めることができます」


チョコ「そして……なまず太夫、一撃で死んだぞ?」


ミコ「ボスでも一撃! さすがじゃじゃ丸くん、強いです!」


チョコ「敵が弱いだけだ!」


カイコ「まぁ、さくら姫を救出できたみたいね~」


ミコ「ハートが飛んで、じゃじゃ丸くんがデレデレしてそうですね!」


チョコ「ということは、これでゲームクリアか?」


カイコ「ところが……」


ミコ「何事もなかったかのように、ゲームは続きます!

   もちろん、さくら姫はなまず太夫に捕まったままです!」


チョコ「夢!? さっきのはじゃじゃ丸の妄想かよ!」



 ☆☆☆☆☆



  (ともかく、ステージ7では新たな敵、ヘドボンが登場)



カイコ「ガイコツのお化けね~」


チョコ「ここはお化け屋敷なんだな」


ミコ「そう考えると、なまず太夫っていったい何者なんでしょうね?」


チョコ「ま、なんでもいい! ぶちのめせばいいだけだ!」


ミコ「すでにさっき、ぶちのめしましたけどね」


カイコ「余計なことを言ってるあいだに、ヘドボンが迫ってきてるわよ~」


チョコ「このガイコツ、骨を投げてきやがった!」


ミコ「まぁ、ガイコツですから」


チョコ「せめて骨つき肉を投げてくれればいいのに!」


ミコ「……投げてきたとして、食べる気ですか?」


カイコ「お化け屋敷なんだから、骨つき肉が飛んでくるとしても、

    きっとソンビとかの肉よ~」


チョコ「完全に腐ってるな! だが、じゃじゃ丸なら食える!」


カイコ「そんな、ダメよ~! あなたにはさくら姫という恋人がいるじゃない~!」


チョコ「だが、誘惑には勝てない!

    世界の珍味という珍味を食べる旅に出た兄の血を受け継いでいるのだから!」


カイコ「ああっ、じゃじゃ丸くん~~~~!」


ミコ「……なんですか、その寸劇は……」


チョコ「ノリが悪いな、ミコ!」


ミコ「忍者くんは、そんな目的で旅に出ているわけじゃありませんよ。……たぶん。

   それに、さくら姫は恋人でもないですし」


カイコ「ミコの冷めた視線が痛いわ~」



 ☆☆☆☆☆



  (さくさく進めて、ステージ10。ピン坊登場)



カイコ「今度は、ひとつ目小僧ね~」


ミコ「こいつは、気絶させないと倒せない敵です」


チョコ「おっ、ちょっとボスらしいな!」


ミコ「攻撃はやっぱり、まっすぐ飛ばしてくるだけですけどね」



  (さらに進めて、ステージ13。カクタン登場)



カイコ「今度はぬりかべね~」


ミコ「こいつも、気絶させないと倒せない敵です。これで敵の種類は全部ですね」


チョコ「ザコ7体もピン坊だから、全部気絶させてからじゃないと倒せないのか。

    なかなか面倒なステージだな!」


カイコ「と言いながらも、さくさく倒していってるわね~」


チョコ「ま、慣れてくれば全然問題ないし、ちょっとしたミスで死ぬことはあっても、

    クリアに手間取るとかはなさそうだな、このゲーム」



  (その後も順調に進めていくチョコ)



チョコ「3ステージずつで敵の構成が変わっていく、って感じなんだな」


ミコ「あとは、ボーナスステージで出てくるなまず太夫が増えるくらいですね」


カイコ「なまず太夫は2回目以降、1体ずつ増えて、最大4体になるみたいね~」


チョコ「何人いるんだ、なまず太夫!」


ミコ「じゃじゃ丸くんも、人のことを言えませんけどね」


カイコ「なまず太夫は、分身の術を使っているって設定みたいよ~」



  (そしてステージ19)



チョコ「おっ、全種類の敵がいっぺんに出てきた!」


ミコ「オールキャスト総出演ですね」


カイコ「全部で6種類の敵しかいないのね~。おゆきとクロベエは2体ずついるわ~」


チョコ「オールキャストなら、なまず太夫とさくら姫も出てこないと……」


ミコ「さくら姫を手裏剣で倒すんですか!?」


チョコ「そう。実はさくら姫がラスボスだった! とかって感じでな!」


ミコ「スパルタンXじゃないんですから」


カイコ「それはガセネタだったでしょ~?」


チョコ「さくら姫を倒せないのはつまらないが……。

    このステージ、2匹以外は普通に手裏剣で倒せるから、むしろ楽になってるな」


カイコ「なんだか問題なさそうね~。

    見てるのも飽きてきたし、そろそろご飯の準備してくるわね~」


ミコ「はい、行ってらっしゃいませ」


カイコ「ゲームは進めてね~。ゲームオーバーになったら終わりって感じで~」


チョコ「ラジャー! ま、永久に続けられそうなくらいだけどな!」


ミコ「調子に乗ってると死にますよ」


チョコ「うがっ、おゆきに殺された!」


ミコ「ほら」


チョコ「くそ~、一番のザコに殺されるなんて!」



 ☆☆☆☆☆



  (さて、そのまま進めて、ステージ34)



チョコ「むう、ここまでか! ゲームオーバーになってしまった!」


ミコ「まぁ、よく続けたと思います」


カイコ「あら? ちょうど終わったみたいね~。ご飯できたわよ~」


チョコ「待ってました! 今日のおかずは、なんだろな~!」


ミコ「わくわくです」


カイコ「じゃ~ん! 今日のメインのおかずは、これよ~!」


チョコ「こ……これは!」


ミコ「……スペアリブ……ですね」


カイコ「ご名答~!」


チョコ「骨付きの肉……ゾンビ肉か!」


カイコ「失礼ね、違うわよ~!」


ミコ「当たり前です!」


カイコ「ただちょっと、賞味期限を過ぎてるくらいだから~」


チョコ「なぬ!?」


ミコ「ど……どれくらい過ぎていたかが気になります……」


カイコ「それは……ナ・イ・ショ♪」


チョコ「可愛く言ってもダメだ!」


ミコ「くっ……チョコ姉様、毒見を……!」


チョコ「なぜオレ!?」


ミコ「じゃじゃ丸くんが乗り移ったチョコ姉様なら、大丈夫なはずです!」


チョコ「乗り移ってね~~!

    っていうか、それじゃあ、じゃじゃ丸自身がお化けってことになるだろうが!」


カイコ「むしろ、これを食べて、チョコとミコがお化けに……」


チョコ「ちょ……っ!?」


ミコ「カイコ姉様!」


カイコ「ふふっ、冗談よ~。安心して食べて~」


チョコ「ふ~……」


ミコ「人が悪いです、カイコ姉様……」


カイコ「賞味期限を過ぎたのも、たった2日だから、全然大丈夫よ~」


チョコ「そこは嘘じゃなかったのかよ!」



 ☆☆☆☆☆



ふむ、今日は忍者じゃじゃ丸くんか。

シンプルなシステムながら、なかなか面白いゲームだったな。

続編も出ていた気がするが、この初代じゃじゃ丸くんが一番好きだった。



しかし、カイコはしっかりしていそうだが、賞味期限のチェックまではしないようだな。

まぁ、冷蔵庫に入れてある食材は多いだろうし、すべての賞味期限を記憶しておくわけにもいかないか。

それに、美味しく食べられる期限なんだから、少しくらい過ぎても問題ないだろう。

肉だったというのが、少々気になるところではあるが……。



 ☆☆☆☆☆



【ゲーム解説】



「忍者じゃじゃ丸くん」


対応ハード:ファミコン 発売元:ジャレコ 発売日:1985年11月15日



「忍者くん」の続編。忍者くんの弟、じゃじゃ丸くんが主人公という設定。

横にスクロールする4段になっているステージ内を移動し、8体の敵を全滅させるとステージクリア。

壊せる床から出る様々なアイテムを取りながら進めていくことになる。


効果時間のある4種類のアイテムのうち3種類揃うと、巨大なカエル、ガマパックンが登場。

そのガマパックンに乗ったじゃじゃ丸くんを操作して、止まっている敵を次々と食べていくのが特徴的。

7面のさくら姫の真下でジャンプすると25万7千点のボーナスが入るという隠し要素も。


その後もじゃじゃ丸くんシリーズとして、主にファミコンでいくつかの続編が発売された。


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