西の方向から聞こえる獅子の咆哮からは死の芳香がする。そんなものを友達とは言えない、スダチみたいにすっぱい青春でもないことは確かだ。
「第四魔術封殺呪文 最終の刻」
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\ 魔/ ̄ | | ̄\ 魔 /
\/ 無効~ \/
/\ ((⊂∪⊃)) /\
/ 魔 \____/ 魔 \
 ̄ ̄ ̄ ̄\. 北 ./ ̄ ̄ ̄ ̄
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魔術封殺呪文 最終の刻をダイヤモンドブリザードは自身の眼窩から、無理やり稲穂のような黄金色の左目をはぎ取り右目をつぶるという強制的ウィンクというやり方でそれを発動した。
その瞬間、童なのに帝の敗北が決定しただがなぜか、少し心地が良かった、飛行魔術が体から解除されゆったりとジェットコースターのように体が地球が操る重力というの名の大魔術に吸い込まれていく。童なのに帝の気持ちが悪くなかったのは、このジェットコースタのようなスリルや落ちていく空の美しさからではない。ダイヤモンドブリザードはおそらく自身よりは強いだろう、それは戦う前からわかっていたことだった。でもそんなダイヤモンドブリザードも戦うときは工夫するんだ。聡くできるだけ聡く工夫するんだということが身に染みて感じたからである。あきらめられないそんな感情が童なのに帝の心の奥底から湧き出てくる。でも体は言うことを聞かない、だって空だから。クッションのような雲が目の前にはあった。だがもちろんその雲が童なのに帝を受け止めてくれることはない。
もともと、童なのに帝は飛行魔術や浮遊魔術というものがあまり好きではなかった。地球という怪物と戦っているような気にさせてしまう魔術だったからだ。それは怖いだとか尊敬だとかそういう感情ではない。怪物は怪物自分たちと戦う次元にいないんだからそんなものに逆らおうとするなよ、というのが童なのに帝が最初に抱いた感情だった。ダイヤモンドブリザードも地球だとか、宇宙だとかと一緒で、絶対にかなわない怪物なのだろうと戦う前は思っていた。でも違ったダイヤモンドブリザードは自分より弱い相手に対して相手より聡く戦った。それは怪物のやり方ではない。僕たち邪道のやり方だ。怪物に負けたのなら童なのに帝だってあきらめがついた。でも魔術師に負けた。魔術師的土俵で負けた、お前は王道であれよ、と思っていた。ダイヤモンドブリザードは魔術師らしく小賢しい頭を使った邪道を行った。いや怪物だったのかもしれないけれど、こっちの土俵である、魔術を使った戦いで童なのに帝は負けたのだ。それが只々童なのに帝にとって悔しかった。
童なのに帝がそんなことを考えていると、いつの間にか雲の合間をアスノヨゾラ哨戒班のような角度で落ちていた。雲を抜けるとなぜかそこには見たこともないほどチープで安っぽいプラネタリウムのような星空が曇天いっぱいに広がっていた。
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この星空は童なのに帝が見てきた中でも最も安っぽく最も作り物らしい星空だった。それは、恋人が別れ際に今までありがとうこれまで楽しかったよとでも言うみたいに嘘で塗り固められたわざとらしいマバユキ星空だ。その星空を反射する淡い光が見えた、
「なるほど彼の魔術か」思わず童なのに帝は声に出す誰に聞こえるわけでもないがそれが少し恥ずかしかった。この星空には一つ心当たりがあった。そんな思考をしていた童なのに帝に一つ声が聞こえた。煩わしいな正直に言えばそう思った。
「星間魔術 第三魔層 星龍の記憶 18反射 春獅子の咆哮 隕 発動」童なのに帝にとっては、聞きなれているのにもかかわらず馴れ馴れしいなと感じてしまう厄介な声だ。星々の間を駆け巡っていた淡い光がとてつもなく大きくなる。その光が一つの弾丸であることが分かるくらいに、、、飛行魔術を封殺された童なのに帝の目の前にいたのは、、
rt 、、、
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だった。




