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リズさんの幼馴染ラキオとの出会い、三人目の友達ができた。

「そうなんだ!」そんなことを話していると後ろから、後ろから私たちをあざけるような声が聞こえてきた。

「おやおや、忘却の勇者またの名を「〇〇〇〇」と魔王軍四天王ザナークの息子であるザナク郎と並んで今年の受験生の中で一番の最有力候補と名高いリムリル村の神童ボウダンロウ・バウアーさんに、名家であるアルベール家の長女リズ・アルベール様ではありませんか?お二人のような有名人の間に子供がいたとは、少し意外です。」後ろに振り替えると、色は少し赤みがかった髪色でハーフアップ、黒縁の眼鏡をかけた、赤い厚手のコートに赤いピクシーハットをつけたリズさんと同い年くらいに見える少年がこちらを見ながらにやりと笑っていた。



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「お久しぶりです、アルベールお嬢様僕が見ない間に、ずいぶんとまあ、、」

「ちょっと待ってくださいラキオ、それは誤解の仕方が間違っています。この状況を見てください。バウアー様とあたしが子連れだったと誤解するよりも、、、、、どう考えたって私とこのか弱い少女が謎の甲冑を着たリムリル村の変態的神童に誘拐されていると考えるのが自然でしょうが!」リズさんがこの校庭中に響くような大きな声で突っ込んだ。

「おい、誰が甲冑を着た変態的神童だ!ぶっ飛ばすぞてめえ」バウアーさんがめちゃくちゃ激昂している。

「そうだったんですか?ぼくはてっきりアルベール様とバウアーさんがそういう仲なのかと、誤解してしまいました。アルベール様本当に申し訳ありません。バウアーさん誘拐はれっきとした犯罪です。即刻人質を解放しなさい。リムリル村のおふくろさんも泣いていますよ!」このリズさんにラキオと呼ばれていた少年見た目は真面目そうな感じだが意外とノリがいいようだ。

「おいクソ眼鏡お前も乗ってきてんじゃねえよ!」バウアーさんは初対面のようだが全く動じることなく突っ込んだ。

「この方と、リズ様はどういう関係なのですか?」私は慣れない大人数の青い会話に緊張しつつも何とか口を開いた。

「ああごめんね!ラキオと私は小さいころ二人とも同じアイテール学習塾という魔法塾に六年間ほど通っていた仲なの、ラキオは人をからかうのが昔から好きだから、いつも冗談で私を驚かそうとしてくるのよ、びっくりしちゃったかな?」そういいながらリズさんは私の頭をポンポンしてきた。

このことを聞いて私の頭には一筋のイナズマが走った。

「もしや、もしや、もしやなのですが?」

「なにかな、なにかな、なーにかな?」

「お二人古くからの幼馴染というやつなのではありませんか?」私は禁断の質問をしてしまった。

「うーん、確かに言われてみれば?そうかも」首をかしげながらリズさんは答えた。

「なっなっなっなっなんですとー!幼馴染といえばもはや青春の塊。いや、青春という言葉よりも青春といっても過言ではない、超青春的関係ではないですか!」私は興奮してその場で飛び跳ねてしまった。

「いやでも、私とラキオはあったら冗談を言い合うくらいの関係でそれ以上でもそれ以下でもないのよ。」弁解するようにリズさんが言った。

「いやむしろそのくらいの関係が一番あこがれるのです。一番青春なのです!」私はこのまま太陽まで飛んでいけるんじゃないかというような勢いでピョンピョン飛んだ。

「そういうものなのかしら?」リズさんが訝しむように聞いた。

「そういうものなのです!」

「ところでその少女は何者なのです?」ラキオさんは素直に思っていたことを口に出したようだ。

「こほんこほん、自己紹介が遅れてしまって申し訳ない、わたくしは前職しがない妖精キャバクラでナンバーワンホステスをやらせていただいておりました。天上天下唯我独尊のキャバ嬢こと、氷の女王ダイヤモンドブリザードと申すものなのです。私は今回は皆さんと青い春を過ごすべく、はるばる妖精キャバクラ ヴェルディからこの魔法学院に受験をしに、はせ参じた次第であります。」私はさっきごまかしに使った自己紹介をラキオさんにも使った。

「そうですか、そうですか?何回か頭の中で今聞いた内容を反芻してみたのですが、申し訳ありません。まったく意味が分かりません。」ラキオさんは困惑しているようだ。

「まあこいつの言っていることは気にすんな、ただのバカっていうことだけ覚えておけばいい。」バウアーさんがこの場を収めるように言った。

「はあ?まあよろしくお願い致します、私も受験をしにここにきているので何か困ったことがあればお聞きください。」ラキオさんはあまり納得がいっていない様子だったが私が右手を差し出すと快く私の右手を握り返してきてくれた。うれしい。これで三人目の友達ゲットだぜ。そんなこんなで私たちが大きい声で話していると、近くにあった木の下で読書していた男性が話しかけてきた。

「君たちうるさいよ、せっかく試験の準備をさぼってエロティシズムな読書にあけくれてたっていうのに」







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