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忘れ時の勇者またの名を 「〇〇〇〇〇」と魔王軍直下四天王 ザナークの息子ザナク郎と「友達」になれそうだ。

 国立魔法学院 第九魔術学習施設 シャコガイルへ受験を受けに来たダイヤモンドブリザード、ラキオレヴィオン、バウアー・ボウダンロウ、リズ・アルベール四名は無事一次試験を突破した。


 第二次試験である、「友情と青春の鬼ごっこ」が始まり、いきなりの鬼である水上第九院シャコガイルの転移魔法 クラムノウレッジに怒りをあらわにする、ボウダンロウ・バウアー

         _

        /_`ヽ_     ,ヽ

     ,--"-λ  ━i~    / |

    /   \ヽニフヽ,   / /

    ヾ,--,___|__ソ,ノ   / /

    ,-|__/ヾ_ノ,ノ ,i  / /

    ヾ  \-, 「」)^<0ヽ/

      \_],)、 /ヽ,_ソ

      |i    ヽ  i

       \,--、,|  λ

       /ヾ-'^i-/丿

       ヽ,ー,/~フ'"

        1 | 'ヽ、

        ノ  ゝ--'

      (__/

 そこで一人の少年と出会う。


 その少年は自身のことを 忘れ時の勇者またの名を 「〇〇〇〇〇」と魔王軍直下四天王 ザナークの息子、ザナク郎と名乗る。

その少年曰、少年とバウアーは今先ほど会ったばかりにもかかわらず、バウアーはその少年の存在を今しがた忘れ存在を忘却したそうだ。

そんな、ザナク郎とバウアーの元に第九魔術学習施設シャコガイル学長 最恐 水上第九院シャコガイルが現れる。

そんな話をしていると、バウアーたちの横の草むらが動いた。そこにあった木の裏に誰かがいることがシルエットからわかる。そのシルエットがだんだん一人の女性へと姿を変えていく。


 その女性は大きなオウギガイのような外側が白で内側が青いピクシーハットをつけ、白い貝殻のようなフリンジで飾り付けられた、光によって全反射し奇跡的な美しさとなる、きらめく溟海のような青い色のドレスを着ていた。


            r1

           jこ!

           ノ-‐',

          j,. -‐ヘ

          厂_,. -‐',

           ノ-‐ ' ´_,.i

        /r‐_ 二 -‐l、

       ∠ニ二三ニ三ゝ、

      ,イ=ニ二三三チ==、!

     / ! l_L⊥ ┴ァ'     ト、

    ├ー!l {」{_{_ L/ ヽ、ヽ、、 ト、ヽ、

    レ‐i!T{丁フ′`ミミヽ>'´::ヽ、',

     ',___Vて「 --=ミミ,>'´三ミ,:::'、ヽ

     ',. ヘ{{!| -=三/r=ミミ!|li|::: ', l

      ヽノヽ_! =ニj//r,))}}jij:::  ! !

       `ヽ/」三シ!l!t三彡j/::  | l

         ヽレ'´ !三彡'ノ  :.   !

          ト,彡'ト-‐ '´    :;:,. l

          | V´/! : :. :. ::.  /

             ! `くイ :; ,: ::, .:::/

           l   _,へ ___,. -‐ '′

          し'′


つまり、そこにいたのはこの第二次試験「友情と青春の鬼ごっこ」唯一の鬼であり、国立魔法学院 第九魔術学習施設シャコガイル学長 最恐水上第九院シャコガイルであった。


シャコガイルはザナク郎を無視してバウアーのみを一点に見ている。


 「なんでこんな時に来るんだよ!運、悪すぎねえか畜生。」バウアーは思っていたことをそのまま口に出した


「いえ、もしかしたら何ですが、極端に運が悪いというわけではないかもしれません!」この窮地に立たされたにもかかわらず、ザナク郎は先ほどまでとは打って変わってハキハキとした口調でしゃべる。

「なんでだ?半径10kmの円の中でほかに受験者が二百人以上いる状態で、一人しかいない鬼に開始早々出くわすなんざ運が悪い以外の何物でもねえだろ!」怒気をはらんだ荒々しい声で言った。

「いえ、一人しかいないわけではないのかもしれません!」ザナク郎はそれに負けじと大きな声でかわいい顔には似合わずはっきりという。

「最初にシャコガイル学長は、鬼は私一人ですって言ってたじゃねえかルール違反しているってことか?」

「違います、シャコガイル学長はおそらく一人だけではありません、」

「うん?」バウアーには一瞬ではピンとこなかった。

「僕の魔力探知の認識が正しければ、分身魔術だと思います。」ザナク郎にそういわれてようやくバウアーなぜこんな状況になったのかを理解することができた。

「なるほど、その系統の魔術だったら、この状況にも説明はつくな。だけどなんで分身魔術だって断言できる、この状況なら分裂魔術でも再現可能だろ?お前の魔力探知のレベルがそんだけ高いってことか」バウアーは少し皮肉を込めて言った。


 「いえ、違います、まず一点シャコガイル学長がここに来るまで一言も発していない、試験前のお転婆な彼女の印象からは大きく外れます、そしてもう一点僕の魔力探知のレベルが高いんじゃない、シャコガイル学長の魔力探知のレベルが低すぎます。」ザナク郎は一呼吸おいて言った。


「彼女は僕を認識できていない。いえ、魔力探知のレベルが低すぎて、僕を認識しようとするたびに忘れていっているんです。魔力量以外の魔力探知も含めたすべてを受け継ぐ分裂魔術だったならこんな状況は起こりえない。これが本物のシャコガイル学長。いえ、最恐だったのだとしたら、僕の母忘れ時の勇者は「〇〇〇〇」ですよ!」肝心なところが聞き取れなかったが、おおよそ言いたいことは理解できた。


「なるほどな、要は最恐は俺様に夢中ってことか」自信満々に見えるような立ち振る舞いでバウアー・ボウダンロウは答えた。

「そういうことです、実はバウアーさんは自分が思っているよりも特別なんですよ!実際問題魔力を解放していない僕のことを認識できたのは、僕のペットのラグナロク・ザ・クロック通称「時のインコ」とあなたそして、一次試験の時に受験者証を渡してきた黒髪ロングの女性とリズ・アルベールだけです」一人気になる名前があった。

「お前リズ・アルベールと会ったことがあるのか?」怪訝そうにバウアーは聞いた。

「はい、試験に来る途中の森で出会いました」


 この時バウアーは試験に来る途中の森で出会ったという部分に少し違和感を覚えた。あいつそんな話してたか?とだが、今は目の前にいる脅威をどうにかしなければならない。

暢気に話しているバウアー達であったがシャコガイルはいきなり襲ってくる様子はないようだ。だがこの距離ならいつ捕まってもおかしくはない。バウアーは気を引き締めなおした。





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