リズ・アルベールの誓い 「友として」静謐の啓き カイバ・真悠との出会い
ラキオ・レヴィオンが水上第九院シャコガイルとの戦闘の負傷により、気を失ってから目覚める40分ほど前、つまり第二次試験である「友情と青春の鬼ごっこ」の開始直後まで時をさかのぼる。リズ・アルベールは水上第九院シャコガイルの 水属性第七魔層 クラムノウレッジによって、藍よりも蒼よりも碧よりも青い、青い青い海のような真っ青な空間の中で人生で初めてとなる。空間転移魔法を体験していた。そこには自身と魔法陣以外何もない。クラムノウレッジは暖かい海を浮き輪をつけながら、ただただ漂流するようなとても不思議で心地いい感覚だった。
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____/ |⊃ |\____
\ 青 / ̄ | | ̄\ 藍 /
\/ リズ~ \/
/\ ((⊂∪⊃)) /\
/ 碧 \____/ 蒼 \
 ̄ ̄ ̄ ̄\. 北 ./ ̄ ̄ ̄ ̄
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そんな夢のような感覚を味わった後、自身に足というものがあることを地球という星の重力と地面が教えてくれた、その眼前に広がるのは鬱蒼と広がる緑だった。ここはおそらく試験会場に来るときに通った魔獣の森の近くだろう。シャコガイル学長が生き残れと言っていた理由は、魔獣に殺されないように気をつけろということだろうか?それだけではない気がする。とりあえず、鬼に捕まるわけにはいかないので、国立魔法学院 第九魔術学習施設シャコガイルからできるだけ離れるように進むことにした。その森林から少し歩くと、半径25mほどの少しゆがんだ円形の森林が開けた場所を発見した。そこに一人の男性がいるその男性は切り株に腰を落として、どうやら読書をしているようだ。
その男性は髪型は黒髪でフェザーマッシュ。顔は年上からの人気がありそうないわゆる可愛い系、服装は白いセーターにジーパン、首に砕けた星型の飾りというラフで普通な格好をしている。ただ一点を除いて。
∧
___/ .〉 血ゥr―ァ
\ 神? i ノ /
\ 殺す? .{  ̄
/ / < ̄|
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最初は赤い模様かと思ったのだが、違った。セーターにべっとりと血がついている。しかもすごくきれいな赤だ。服が今人を殺してきましたとでもアピールしているみたいだ。その男性は草木をかき分けながら音を立ててきた私の存在に気が付いたのか、ゆったりとこちらを向く。
「やっぱり僕はついているみたいだ」その男性は、わたしというより自分自身に言い聞かせるように言った。
「凶運が」諦念するようにしかし、顔から少しにじんだ笑顔の色は落とさずに行った。
「あなた、確か第二次試験発表の時に、シャコガイルさんたちとしゃべっていた人ですよね?」私はその薄ら笑いの笑顔に訝しみつつも聞いた。
「そうだよ、プリーティーチャーミーな僕静謐の啓きカイバ・真悠だよ!26回やり直した先の造花さん?」明朗快活にもかかわらず鬱鬱泱泱であり、陰陰滅滅であり、奸佞邪知でもある狡猾老獪な笑顔で顔の横にダブルピースを添えてハキハキとよくわからないことを言った。
「シャコガイルさんによれば、あなたもこの鬼ごっこに参加しているんですよね、読書なんてしてていいんですか?」
「別に鬼ごっこだからって逃げなきゃいけないなんてルールはないだろ、それにさ、僕は只々読書をしていたわけではなくてね、君のお母さんっていうかまあ君の生産者さんに会いたいなって思ってたんだ、そしたら娘のほうが来ちゃうんだもん参ったよ」相変わらず嫌な薄ら笑いを浮かべながらカイバと名乗る男は言った。それにしても、何を言っているんだこの人は私の母はもう10年以上も前に魔族に連れ去られ行方不明となっている。
「私の母はもう、亡くなっています、それに26回やり直した先のフォニイとはどういう意味ですか?」私は自分の心臓の音のBPMが上がっているのを感じる。この男私の母について何か知っているのか?
「そのままの意味だよ、、、僕からも質問なんだけれどさ君のお母さん名前はなんていうんだっけ?」
「リアイ・アルベールですけど?」
「ああこれは何と言ったらいいか、大人の事情と大人の事情がかけ合わさって大人の二乗となってしまったわけだ。」頭を抱えるようなジェスチャーをして彼は言った。
「本当にあの歌は言いえて妙だな、、」そういうと、彼は歌を歌い始めた。
「Iのように消える消えるさよならも言えぬまま泣いたフォニイフォニイフォニイ嘘に絡まっているあたしはフォニイ」歌い終えると一通り満足したように彼は、うんうんと二回うなずいた。
「君はどうしてここにいる?」まだ、あなたの質問のターンだったのかと言いそうになったが、こらえた。
「友として、、、あいつの」私は答えた。
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|「| 云う |」 「|云云う |」////////
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\ 「友だから」 //////
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