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第二次試験友情の青春鬼ごっこ開始、優等生ラキオ・レヴィオンの正体

「今回行われる実技試験としての鬼ごっこのルールは通常のスタンダードな鬼ごっこのルールを適用いたします、逃げるのはダイヤモンドブリザードを含めたあなたたち一次試験を突破した、221名プラス今回は、本校職員から静謐の啓き カイバ・真悠と漆黒の影グレイブそして第九魔術学習施設シャコガイル特級魔術顧問ヴァリ・ヴァリウスの三名を加えた224名」

「え!私もやるんですか?」驚いたように言ったグレイブさんに無言の笑みを返すシャコガイル学長。

「そして今回、鬼は私のみです。」

「ええー!」という驚きの声をあげたのは私だけではないこの場にいる全員がその驚嘆の言葉をハモった。

「終了条件は、静謐の啓き カイバ・真悠、第九魔術学習施設シャコガイル特級魔術顧問ヴァリ・ヴァリウスに加えて伝説の氷の女王ダイヤモンドブリザードのいずれか三名の内一人でもわたしが鬼としてタッチした瞬間に試験は終了とします。それまでに逃げ役として生き残っていた全員を合格といたします、タッチしたものには私の魔力残滓を残します、なので不正はできません。公平を期すために最初は私の大転移魔法で半径10㎞のこの学園を中心とした結界内に人間を全員ランダムで転送いたします。この結界内から出た場合は反則とし、残念ながら不合格です。二次試験のルール説明は以上です」学校中に響き渡るとてもはきはきとした大きな声で学長は言った。

「ええーー!、なんで私だけそんな扱いなのです!」今度驚いたのはどうやら私だけのようだ。

「なんでって、そのほうが面白そうだからに決まっているじゃないですか!」笑顔で学長は言った。

そういうと、シャコガイルは漣の睡蓮(アストラルのビジョン)に今言った鬼ごっこのルールを合格発表をするときと同じような文字で記載した。

「皆様方ルールの確認はよろしいでしょうか!では早速始めましょう!」

「ええええええ!」私も含めた会場にいる全員が展開の速さに驚きを隠せなかった。

「だって善は急げというではありませんか、それにこんなワクワクするシチュエーション私はもう我慢できません」とても妖艶な笑顔でシャコガイル学長は言った。

「では行きます!」シャコガイル学長は大きく息を吸い込んだ。

「水属性 第七魔層 大転移魔法 クラムノウレッジ 発動」

そういうとシャコガイルが巨大な魔法陣を作り出した。その光が野次馬たちを包み込んだ。その魔法陣の上にいると浮き輪をつけながら、海をぷかぷか浮かんでいるような感覚になった。

「一次試験不合格だったものは近隣の町や村へ、合格者の皆様はこれより10秒ほどたつと先ほども言った通りこの学園を中心とした結界内にランダムで転送されます、私のミスがなければ空中に転送されてしまったり、私に限りなく近い位置に転送されてしまうことはないはずです、せいぜい私につかまらないよう頑張ってください!それとくれぐれも死なないで!それでは!」それを言いきると、魔法陣がまばゆく光り消えた。それと同時に受験生の人々のほとんどがろうそくの灯が吹き消されるような感じで消えていったが、私だけはなぜか消えなかった。

目の前に普通にシャコガイル学長がいた。

「な、なんでですの!」

「あら、逃げなくていいのかしら、伝説の氷の女王よ」

「だましたのですか?」私は展開が速すぎるのと自分だけが転移されなかったことであたふたしていた。

「だましてませんよ、私は先ほど結界内に人間を全員ランダムで転送いたします。といったはずです。あなたは人間じゃないでしょう、ほら現に魔族であるヴァリ・ヴァリウスは転送されていないではありませんか?だってこのくらいのハンデがないと不公平ではないですか?」こちらにゆっくりと手を振っているヴァリ様がシャコガイル学長の指の先にいた。

「そういうことだったのですか!だったら、、、逃げるのなのです」私は真剣な表情で言った。

「超自然属性 第一魔層 冒険妖精 ポレゴン さん来てクレメンスなのです。」私がそういうとまず半径3mほどの魔法陣が形成されそこからスキーに乗った大きな雪だるまが後ろにそりをつけて、出現した。そのそりの上に素早い動きで私は飛び乗った。

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「お嬢どこまで飛ばしますかい?」

「ポレゴンさん大至急青い春の果ての果てのその先まで飛ばしてほしいのです」

「了解!こりゃ冒険の始まりだ!」そういうとポレゴンは学校の校庭を雪面に変えながらスキーで走り始めた体感80kmくらい出ている気がする。ポレゴンで校内から出ようと疾走していると、少し違和感のある光景をあたしは見た。なぜかラキオさんと頭の上にピクシーハットを乗せたほうのリズさんが先ほどまで野次馬が大勢いたところにいたのだ、なぜだろう二人は人間のはずなのに、話しかけようかと思ったのだがそんな余裕はなく私はポレゴンさんに乗って学校の周りを囲む森へと入っていった。


「さてと、とりあえずは最初はごみ掃除いやお花摘みと行きますか!」ラキオとピクシーハットをつけたリズに向かって、近づき腕を回しながらシャコガイルが言った。

「ゴミってひどくないですか、僕たちは人間なのに?ちゃんと転移魔法使ってくださいよ!」ラキオは煽るようにシャコガイルに向かって聞いた。

「そこの花屋はどうでもいいとして、あなたはどっちなんですか?私の魔力探知的には、半分は確かに人間のようだがもう半分は、、」口に手をやりながらシャコガイルは言った。

「ばれてました?さすが現代最恐の魔術師といわれているだけある、反則級の魔力探知能力だ。そうです僕は最近ひょんなことから、半分ほど魔族になったんです。その場のノリですよノリ、いわゆる闇落ちってやつですよ、かっこいいでしょ。ちょっと遅めの厨二病ってやつです」にやけながらラキオは言った。




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