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石職人の話

 世界は、魔法でできていた。

 フォトン粒子というものである。

 そして現代にいるイエスはこう考えた。

 パンをいつでも取り出して、世界危機があった中世に戻れたらなと。


 頭がよろしいので、すぐに行動に写したのであった。

 頭を中世にする簡単な作業である。


 それが一話につながる。

 そしてこんなことも思いついた。

 もし自然的に魔法が使える人間ができたのならば、俺以外は抹消しようと。


 天才肌なので世界は簡単にうなずういてくれた。

 ファンタジーなので閑話休題。


「そこ持て、モテ肌」


「はいよ」


「今日のお嬢ちゃんでお前の命日が解るぜ」


「ルビーちゃん」


「あと四日だ」


 と仲間内で話している。

 こいつの名前はカウション・バーンである。

 世界は遅れている。

 星を見れば大体のことは感覚的に把握できるのに。


「馬鹿らしいなこんな仕事」


「給料にならない考えはよせ」


「お前はどうなんだよ」


「ボランティア感覚」


「どうせなら、あいつだけよ」


「お前の嫁じゃないか」


 などと馬鹿らしい世界を歩んでいる。そんな自覚も本人にもあったイエス。

 みんな中にイエスがいるのか。それによって突き進むということか。

 ああ、レンガ積み楽しいなあ。



 今日はレンガ積みをしていた。イエスの家は石職人である。そうしてこんなことを考えた。古い皮で世界のことを自分の生涯のことを考えようと。

 すると頭のよろしくない人類に影響を与えてしまった。

 すると陰で引きこもるようになってしまった。

 やはり、世界は何かに寄り添っていないといけないんだなと、我ながらに飼っているワンちゃんにそういったのであった。


「ワン!!(ご主人を守るぞ)」


「はいはい」


「誰か来たぞ」


「ちゃんとほえろ」


「わんわん」


「俺の頭がおかしいのかな、それとも犬語がわかる俺がおかしいのかな」


 この時代だと冷たい比人になるからな。

 慎重に考えなければならない、なぜなら世界がおかしいからである。

 こんなことを考えていると、学習塾の後を思い出した。


 吠えるのが仕事のうちというわけでもある。

 世界がどんなに忙しくても世界のほうから動いてくれると。

 自分は受け身でいいなと心底思っていた。


 その時。


 まばゆいばかりの自分で抑えていた記憶がよみがえっていた。


「記憶喪失いいや、俺がイエス!?」


 馬鹿らしいことが浮かんだので、頭を冷やしに冷水に浸ったのであった。

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