「月夜は綺麗だ」土佐牛乳監修 001
「月夜は綺麗だ」
俺は、異世界にいたのだった。
そして、身もわけもわからない人間に聞く。
「ここどこ?」
「天城峠」
天城峠?
冗談半分にもわかるわけがない。
「中世……」
目の前を馬車が通る。
「どうやらここは、中世の田舎ではない田舎のようです」
いまにでも、俺は孤独ではないようだ。
あはは、心は有頂天。
「好きな子探すぞー」
リゼロのようにいかないのかもしれない。
キングダムハーツのようにいかないのかもしれない。
本好きのようにいかないのかもしれない。
そしてあの「アレ」のようにいかないのかもしれない。
そうだ、最終回ぐらいまで強さが三位のようにはならないのかもしれない。
それでもだ。
俺は俺だ。
川森佑だ。
「ちょっとまてえ」
真っ白なビジョンが見えた。
まるでブラウン管のようにでもあった。
そして、俺は逃げるわけでもなく、鉄格子に捕まった。
「あろぱせにょーる」
「日本人だぞ」
夜道を歩いている最中であった。
そして、男女のオジサンオバサンに土下座をしたのだった。
「オマエ、今日カラドレイ」
「ふざけるな」
そして寝てしまった。
食材に何かが入っているところを気づいて寝てしまった。
明座が近い。
雲は深紅に染まっている。
「おはよう」
オジサンが言ってきた。
何かモジモジしている。
「名前は?」
「川森タスク」
「そうかそうか、大丈夫そうだな」
まあ。
俺はそう返す。
「重々釈了の余地で、5,000ドル渡す」
「いいんですか?」
「いいよ」
そうだ!女の子の奴隷を買おう!
スローライフするぞ!
そんな奴隷なんていない世界。
いい世界だな。
するとお嬢様ぽい女の子がやってきた。
お顔を拝見したいのかこちらに近寄る。
「お嬢様、熱いキスです」
キスをしたのだ。
そして、おっぱいを触るのだった。
よく見たら初恋の女の子に似てる!!
あっはー、俺って頭イカれてる!!
「恋人になってくれて」
シンナーの匂いがするが、多分俺の問題集だろう。
ふはは、お母さん不出来でごめんなさい。
ってか現実の時のアレ。
現実ってなんですかねこれ。
「はあ、ダメ」
彼女はダメと俺の手を掴んだ。
わかったと俺は手を掴んだのだった。
そしてこう言ったのだった。
「俺の名前はタスクカワモリ!」
彼女は何も見ていないかのような情熱的な目で見たのであった。
いいや、俺を何かだとわかっていたのかもしれない。
「多分な」




