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第3話 家が完成しました

 夕方になった。ある程度木を切ったのでそろそろ建築をやってみることにする。先ほどのチュートリアルのような記事を参考に魔法を使っていく。


 魔法名は『クリエイト・ハウス』らしい。無詠唱でその魔法を使ってみると目の前に新しいウィンドウが現れた。そこにはいくつかの家が3Dで表示されていて、おそらくその中からベースを選んで自分好みにカスタマイズしていくという感じなのだろう。


「ベースの形はこのログハウスみたいな感じのやつにして……ここをベッドルームに、キッチンとかトイレとかはここら辺にして……」


 そんなことをブツブツ呟きながら自分好みの家を造り上げていく。しかし今持っている素材が木しかないので、ベッドやらコンロやらトイレみたいな別素材が必要なものは作れない……と思っていたのだが。


「おっ? 素材変換……?」


 色々と画面を操作していると素材変換なるものが表示された。これは別魔法を応用した機能みたいだ。木の素材を鉄や羽毛などに交換できるらしい。変換レートもそこまで高くないしやってみるか。


「おお〜、ベッドやらコンロやらが作れるようになったぞ」


 ストレージに鉄や羽毛などの素材が現れ、他にも色々と作れるようになった。これはなかなか便利だ。


 そして30分ほど使って家が完成した。木々を薙ぎ倒し作った広場で魔法を使う。すると目の前にいきなりログハウスが現れた。


「凄いな。流石は魔法だ」


 ワクワクしながら俺はログハウスの中を見てみることにした。新築のピカピカな壁や匂いがする。間取りも先ほど作った通りに出来ているし、とても満足感が高い。


「しかし……少し気合を入れ過ぎてしまった。これでは一人で住むには広すぎる気がする」


 部屋も4つ余るし、リビングも一人にしては広すぎる。絶対に持て余しそう。


「まあ、いいか。いつか下界に降りて友達を連れてくるかもしれないし」


 現状ではこの山から出て人里に行き人と交流する気はあまりない。今のところ生活に困ることはなさそうだし。神様には進歩を促して欲しいみたいなことを言われていた気がするが、好きに生きていいとも言われていたので好きに生きる。


 そもそも人と交流するのも好きじゃなかったし。山の中でのんびりと隠居生活が自分の身に合っている。


「とと、完全に夜になる前に家の周りに結界でも張っておくか」


 魔物避けの結界ってものがあるみたいだからな。それを使っておけば家を壊されることもないだろう。


 そう思いながらストレージから杖を取り出して、家の周りに見えない魔法陣を描いてく。そして完成間際に完全に夜になってしまい、魔物が寄ってくるのが見えた。


「あー、夜になっちゃったか。う〜ん、戦うしかないよなぁ」


 ちょっと面倒だが自分がどのくらい戦えるのかも知っておきたかった。だから杖をしまい今度は直剣をストレージから取り出す。


 現れた魔物は巨大なドラゴンだった。赤い鱗が月明かりに照らされて瞬いている。


「いきなりドラゴンかよ。でも何だろう、恐怖心とかは感じないな」


 多分、俺のほうが強いから怖いと思えないのだろう。蟻に恐怖を感じないのと同じ感覚だ。絶対に負けない相手に怖いとか思えないよな。


 俺は剣を構えてドラゴンの前に立った。ドラゴンはこちらに気がつくと、恐怖の表情を向けてきて固まってしまった。どうやら相手もこちらが上だと気がついているのだろう。


 一歩前に出るとドラゴンは一歩下がった。そういえばドラゴン肉って創作物ではめちゃくちゃ美味しかったりするよな。そのことを思い出すと腹が減っていることに気がついた。


「うん、今日の晩御飯は決まりだな。この大きさなら可食部分も多いだろうし」


 俺は一人頷くと地面を蹴ってドラゴンに接近した。俺の速度についてこれなかったドラゴンは一瞬逃げようとするが間に合わず、一撃で俺の剣の餌食になった。


「なんか呆気なかったな。ともかく食料も手に入れたぞ」


 それから俺はドラゴンの死体をストレージに入れて結界作りを再開する。新しい魔物は現れず、結界を作り終えると、俺はドラゴン肉の調理方法を調べ始めるのだった。

《作者からのお願い!》


この度は、拙作を最新話まで読んで頂きありがとうございます!

この物語を楽しいと感じて下さるのは、皆さんが応援して下さることでより期待に沿える物語を書こうと前向きになれるからです! 本当にありがとうございます!

自作が読まれるのは大変嬉しい事です!

引き続き更新をしていきますので、読んで頂ければ嬉しいです!


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以上、図々しいお願いかと思いますが、何卒宜しくお願い致します!

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