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山籠りおっさんのやりすぎスローライフ~拠点に遊びにくる友人たちを全力でもてなしていたら、知らない間に世界に激震を走らせていました~  作者: AteRa


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第16話 最近、トキの様子が変です

「トキ、最近よりモフモフじゃないか?」


 季節も変わり始め、秋が近づいてきているのを感じる時期、俺は肌寒くなってきたのでトキを抱きながら寝ているのだが、最近トキが余計にモフモフになってきている気がする。


「わん!」


 俺の言葉に嬉しそうに反応するトキ。なんかこう、言葉では表せないが、感覚的にトキに段々と威厳が出てきたような気もしないでもない。


 そう思いながら過ごしていたある日、トキが突然虹色の光を帯び始めた。


「な、なんだなんだ。トキ、どうしちゃったんだ……」


 リビングでピカピカと輝いているトキを見て俺は困惑の声を出す。やっぱり最近変だと思っていたが何かあったみたいだ。


 しばらくすると光が収まりいつものトキが現れる。しかしやっぱりどこか威厳に溢れるというか、神々しさを感じる気がする。


 一応『全知全能』で調べてみるが、書いてなかった。このスキルでも知らないこと、あるんだ。


 結局よく分からなかったので、ちょっとソフィアにコンタクトを取ってみることにした。言葉を伝えようと意思を込めるだけですぐに伝わるらしい。


『なあ、ソフィア。トキの様子が最近変なんだ』

『変というのはどう変なのですか?』

『光ったり神々しく感じたりするんだけど……』


 俺が言うと、一瞬沈黙が訪れ、しかしすぐにソフィアから焦った声が聞こえてきた。


『すぐに精霊世界に連れてきてください。この間の滝の裏から来れます』


 なんか急いだ方が良さそうだったので、俺はトキを連れて慌てて滝まで向かう。


「トキ、どうしちゃったんだろうな? 俺にはさっぱり分からないよ」

「くぅん」


 俺の困惑した言葉に心配すんなと言いたげにペロペロと手を舐めてきた。まあトキがそう言うならそこまで心配いらないのかもな。


 そして滝まで辿り着き、精霊世界に入る。するとすぐさまソフィアが迎えにきてくれた。


「やはりそうでしたか……。これはお祝いが必要ですね」

「お祝い? トキはどうなっちゃったんだ?」

「ああ、そういえば説明がまだでしたね。トキがようやく成人になったのですよ」


 成人? まだ出会って二ヶ月くらいだし、見た目もあまり変わらないが? そう不思議そうに首を傾げていると、ソフィアはトキの方にジト目を向けた。


「もしかしてトキ、タケルさんに本来の姿を見せてないのですか?」

「くぅん……」

「本来の姿? 何だそりゃ?」


 確かにトキは前に小さくなった時のまま、大きさが一向に変わっていないが。


「トキ、タケルさんに本来の姿を見せてあげなさい」

「わん!」


 そう言ってトキは一瞬、ピカッと眩しい光を放つと、次の瞬間には3メートルくらいの大きさになっていた。いつもは1メートルないくらいだったのに。


「おお、でかい」

「これがトキの本来の姿ですよ」


 ほへぇ。なるほど、トキが成人したってのは本当みたいだ。


「しかし出会って二ヶ月で成人するものなの?」

「おそらくタケルさんの魔素を近くで吸収していたことにより、成長速度が上がっていたのでしょう」


 そんな副次効果もあるのか……。俺の魔素すげぇ。実感はないけど。


「ともかくトキの成人を祝って、パーティーをしましょう」


 ソフィアがそう言うと、周囲を舞っていた一般精霊たちが散り散りになって飛んでいった。


「彼女たちが色々素材やら食材を採ってきてくれるので、それを待ちましょう」


 そして待つこと一時間、俺たちの前にはたくさんの果実や肉が並び、いかにもパーティーみたいになっていた。トキもそれを見て嬉しそうに吠える。


「わん! わん!」

「良かったな、トキ」


 俺は再び小さくなったトキを撫でながらそう言う。トキはすぐさま肉に齧り付き、モグモグと美味しそうに食べ始めた。


 そして俺たちはトキの誕生日パーティーを夜まで楽しみ、次の日、俺はトキのために何かプレゼントを用意しようと準備を始めるのだった。

《作者からのお願い!》


この度は、拙作を最新話まで読んで頂きありがとうございます!

この物語を楽しいと感じて下さるのは、皆さんが応援して下さることでより期待に沿える物語を書こうと前向きになれるからです! 本当にありがとうございます!

自作が読まれるのは大変嬉しい事です!

引き続き更新をしていきますので、読んで頂ければ嬉しいです!


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