ゴブリンを撲殺。そしてノーマライゼーション
日々は何事も無く過ぎてゆく
畑に仕掛けた、粘着スライム罠は、獲物を逃さず捕える事が出来たが、獲物は死なずに生きているので、トドメを刺さないとならなかった。
グルルルル、ゴブゴブ、
ゴブリン、2匹、腰布と棍棒だけの軽装備。
罠にかかったゴブリン。
それを見ているボクとルム
「やるの?」
「うん、やらないとまた畑を荒らしに来るし、」
「そうだよね、」
「やろう、」
「う、うん、」
「この、ゴブリンめが!畑を荒らしに来やがって!」
ゴンゴン、ガスガス
「はぁ、はぁ、死んだか、」
「うん、死んだ、」
「はぁ、なんか、ゴブリンを殴って殺すのって、ちょっと気持ち悪いね、」
「ルムは、ちょっとどころじゃないよ、うぷ、、ご飯食べれないかも。」
「大丈夫?気持ち悪いなら離れてて、
それにしても、どうしよう?
畑を見に来たら、ゴブリンが罠にかかってたから、殺したけど、、
どうやって捨てに行こう?ゴブリンがくっついてる下の板は引きずれば動かせるけど、一人だと重いし、、」
チラッ
「ル ルムは無理だよー、気持ち悪いし、そんなの引っ張れないよ!」
「だよね、まぁ、ボクも正直、死体って苦手なんだけど、どうするかな?」
「やあ、何か困りごとかい?」
「?、ゼーシヨンさん?」
「ゼーシヨンとか、略さないでくれたまえ、
私の名前は、ノーマライゼーション、
ちゃんと、フルネームで呼んでもらわないと困るよ。」