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神様は前世での師匠でした  作者: 高橋稀
第1章 日常編
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第2話 恋愛騒動〈前編〉

突然だが、私には好きな人が4人いる。

単刀直入に言うと、毎日ヤりたい!!!


だが…


くせ毛の少年、カナは…

『ごめんなさい。兄弟と付き合う気はないんだ』と困った顔で断られた。


ツインテールの少年、カノは…

『は?キモッ…やめてこっち来ないで汚い』と軽蔑した目で見てきた。


ダサジャージの少年、ミハは…

『タイプじゃない』と無の表情で答えた。


フッ…

大丈夫だ。まだもう1人いるじゃないか…


そう、もう1人いる…

プリンが好きな少年、ミキが!


「ただいま〜」


噂をすれば影!


「おかえりミキ」


よし、彼にもフラれたら明日は学校をズル休みしてふて寝しよう。そうしよう。


気合いを入れるために

ジャンプ、3回転、着地からの…


壁ドガァァン!


「ひぇぇぇぇ!?」


ど…

どどどどうしよう!?

勢い余って壁に穴が空いてしまった!


その上ミキが驚きすぎて泣いているじゃないか!?


何をやっているんだ自分のバカ!


どうしたらいいのかあわあわしていると何事かと兄弟達が集まってくる。


「イヤー!!ナニコレ!?事件!?!?ねえ!?なに!?何事なの!?!?」

カノが騒ぎ立てる…

「……」

カナが無言で穴を見ている。口は笑ってるのに目が笑ってない怖い。


「探偵!!壁を壊したのは誰なの!?怖いから突き止めてよ?!?!?」

「誰が探偵だ…おい、ミカ」

「な、ななななんだ?」

「なんだじゃないだろ。コレお前がやったんだろ?どうする気だよ」

「…」


今晩もまたミハに睨まれてしまった…ふっふっふ…

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