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神様は前世での師匠でした  作者: 高橋稀
第1章 日常編
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第1話 朝飯

昨日更新するのを忘れてしまいすみませんでした。

朝食はいつも兄弟五人で食べている。


先程私を呼びに来たのは兄弟の一番目である大空神菜。彼はいつもオシャレな服を着ている。フォッションセンスが素晴らしいのだ。

私の着る服は彼に選んでもらっている…


少し待っていると末っ子の大空神葉がリビングに来た。

ミハはツンツンしていて、私の事はゴミを見るかのような目で見てくる。その目線が…イイ!!


これで全員(そろ)ったので朝食を食べ始める。


「にしてもさぁ、ミハもミカもミキもまた可愛くない服着てるの?」


彼は大空神野。兄弟の二番目。

特徴、ツインテール。以上。


え?説明がテキトーすぎる?

気にしない、気にしない。


それよりも、ミキっていうのは…

大空神樹。兄弟の三番目。見た目上の特徴(とくちょう)(かみ)で目と耳が隠れていること。前髪をあげて顔を出すと幼児退行してしまう。

そしてその前髪の中にはとても可愛らしい顔が隠れていて、だけど、実は耳にはたくさんのピアスがついてるヤンキーの上に

怪力(私には及ばないが)で体がとても頑丈…

そして、好物が…プリン!


ああ…ギャップがすごぉい…

プリン好きなヤンキー…


「そんなに(もだ)えてどうしたのさ?」


カノに心配されてしまった。


「な、なんでもない…」

「ならいいけどさ。」

「どうせミキの事を考えて尊死しかけてたんだろ。ほっとけ」


ミハのヤツ、鋭いっ!


「うわぁ…。まあいっか。」


いいんだ…

だけどここがカノのいい所だな。


「服の話に戻るけど、ミカはクールだからいいんだけどさ」


見た目の話だな。


「クール?変態ブラコン野郎の間違いだろ」


中身の話だな!


「む、ミハ、その言い方はさすがに酷くないか?事実だが…」

「認めたな…!変態野郎…」


めっちゃ睨まれた。カナシイ…けどイイ!


「とにかく!ミキも良いとして…ミハ!」

「何さ?」

「ミハはそのダサいジャージをなんとかしなよ!」

「ダ…じゃ、ジャージは魔神様が着ていたとされる神聖な服なんだぞ?そう簡単に浮気なんか…」

「だったらもっとオシャレなジャージを着なよ!」

「うぐ…」


そう言い負かされている彼の服装は、というと…


Tシャツ、ジャージ(灰色)


うん、ダサい。


顔は可愛いんだけどね…

ダサジャージ…

ああ、でも可愛いかも…


「ミカ」

「どうした?ミハ」

「お前…今俺の事いやらしい目で見てただろ」

「ギクッ」


またミハに睨まれるハメになってしまった……最高だ。

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