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俺、今、女子リア充  作者: 時野マモ
第四章 俺、今、女子パリポ
76/332

俺、今、女子温泉中

 ついに俺にも来てしまった。

 何がって?

 ——温泉回である。

 「回」と言うと何の回なのかとなるが、温泉に行くとなったら温泉回と表現するしかないだろ。

 オタクの基本である。

 テコ入れ回である。

 世の中の漫画、アニメなんかでで不自然なほどに多い温泉の描写で、世の人そんな温泉に行くのかいな? と秋葉探索とオタクイベント以外はヒッキーの自分は思っていたのだが、「ああ確かに」と思わされる今回の温泉行きであった。

 我々は、温泉も近い山の中に来たのだった。

 これで、温泉に行かないわけがない。

 という心情が良くわかった。

 金曜夜から日曜までの野外パーティだが、女子だらけのこの集団で三日にわたって風呂に入らないなんて選択肢はあるわけがない。

 あったかいお湯に使ってさっぱりとする。

 誰が言い出したのかわからないようだが——だってみんな同じようなことを考えていたに違いない——そんなアイディアを思いついてしまったならば、もう誰もそれを止めることはできない。

 というか、止める理由がない。

 俺だけテントで昼過ぎまで寝ていた間に、みんなで話して盛りがって、近くの温泉の日帰り入浴に行くことになったと言う。

 言われてみれば、汗だらけの自分、と言うか俺が今その中にいる萌さんの体。風呂に入ってさっぱりしたいなというのは、俺も同感だった。

 もちろん、単に体を洗ってさっぱりするだけだったら、他に方法もある。

 三日の長丁場のパーティなので、会場にもシャワーがあってそれで汗を流すなんてのも可能だ。

 しかし、そのシャワーは、数が足りなくて長蛇の列な上に、狭苦しくて時間制限もあるとのことだ。

 ならば、どうせなら、近くの日帰り温泉に行ってしまおうというのは、よし子さんの運転する車という足が確保されている我々にとっては、極めて合理的な判断となるのだった。

 時間的には、目的の温泉まで二十分もかからないという話であった。もともとこの会場が、温泉地近くの行楽地として開発された公園らしく、歩くのは流石にきついが、車なら十分もいけばポツポツと温泉が現れ始める。そしてもう少し進めば、多数の温泉宿のある一角にたどり着く。

 というわけで、そのなかの一つのこぎれいなホテルが、今回の俺たちの目的地であった。

 

 ——というか、そんなことを考えていたら、もう着いた。


 ほんと、昨日の東京からの移動を考えれば、あっという間であった。

 公園のある山の中腹から、曲がりくねった道を少しおりたと思ったら、今度はまたのぼって、別の山を超えて、またくだれば到着。

 俺たちは、渓谷の脇に建つ、十階建てくらいの建物の前の広い駐車場に車を止め、ちょっと歩いてホテルのロビーに入る。

 すると、入り口で、泊まりの客なのか日帰り入浴なのかを聞かれたので、日帰りと伝えると専用のカウンターで料金を支払う。

 そして、浴衣もタオルも渡されて、専用の更衣室で着替えれば、あとは、別に泊まりの客と特に待遇は変わりはないようであった。

 入れる風呂が泊まり客と違うわけでもないし、泊まり客しか使えない設備があるわけでもない。館内のあちこちにある食事処で飲み食いするのも、遊技場で卓球をしたりレトロなゲームに興じるのも自由であった。

 このホテルに泊まるわけではないので、休む部屋とは特にないのだが、ロビーや庭、あるいは館内の廊下のあちこちにあるソファーなんかで休むこともできた。

 何千円か追加で払えば空いている個室を数時間使うこともできるようであった。まあ、そんなにここに長くいる予定もないし、個室でなくても十分に休めそうだから、それはつかわなかったけど……。

 ともかく、こうして館内に入って見ると、なんだか一瞬、野外パーティのために長旅をしていたことを忘れてしまうような感じであった。

 あれ? 俺は温泉旅行に来たんだっけか?

 と錯覚してしまいそう。

「ああ、温泉旅行っていいですね。萌夏さん、今度連れて来てください」

「あ……はい」

 和泉珠琴なんかは、今回の旅の目的を忘れたばかりか、次の旅行をねだるしまつである。それも、今回のひっつく標的に定めた萌さん、つまり中身が俺になってしまっているというのに、彼女の憧れ、かっこいいお姉さんをずっとマンツーマンマークである。

 萌さんは、女性誌の読モやってたり、プロモビデオでたり、カッコ良い遊び場とかでも目立っている少し年上のお姉さんだ。外見もギャル系でなく清楚で清潔感があり、高校生と言う、人生のワナビーちゃんには自分の理想として羨望の的なのもわかる。特に、俺らの中で、和泉珠琴が自分のロールモデルに萌さんがぴったりとはまったようだ。

 こうなりたい。こうありたい。パーティや音楽、それを取り巻く文化に大して興味もないと思われる彼女であるが、その耽溺の結果できた萌さんと言うかっこいい結果だけはいただきたい。ということだ。

 まあ、虫の良い話である。底の浅いキョロキョロリア充女の考えそうなことである。

 だけど……。

 この件については、俺はあんまり和泉珠琴を強く批判する気も無いし、その資格もない。

 なぜなら、俺だって似たようなものだからであった。

 少し歳上のラノベ作家やマンガ家、ゲームクリエーターとかの、若くて名を成した人たちから、コミケやネット小説で有名な人たちとか次に世に出そうな人たちまで。

 自分がなりたい、憧れる人たちがいて、それを不遜にも自分の将来に重ねてしまうのだった。自分そうなるための才能も無い上に、努力も全然足りないかもしれないのに、である。なりたいものの、結果だけがやってこないかと都合の良いことを考えているのである。

 そんな俺が、和泉珠琴を笑えない。求めている分野の違いはあるが同じようなものなのである。

 でもな、

「萌夏さん、萌夏さん! やっぱり大人の女性って、温泉も素敵な泉質の場所に行くものでしょうか!」

「あっ、はい……」

「炭酸水素塩泉と二酸化炭素泉ではどっちがイケてる女性としてふさわしいでしょうか」

「……?」

「それとも含鉄泉の方が?」

「……はい?」

「重炭酸土類泉と言うも捨てがたいですが、私、意外と硫化水素泉のひどい臭いも好きなんですよね。卵腐ったような臭いですけど、卵腐ってたら鼻つまんで逃げ出しますけど、温泉だとむしろ温泉らしくていい匂いって感じるのは、温泉の謎ですよね!」

 いや、温泉の謎じゃなくて、お前の温泉知識が謎だよ。どこでそんな知識を仕入れて来たんだよ。

 俺は、何でも底が浅いとバカにしてたリア充女が、温泉に関しては意外にオタク的なこだわりを示してきたことに虚を疲れてタジタジとなりながら、これ以上この会話を続けるのに困難を覚えていた。

「あっ、ちょっと待って……お風呂入る前に水分補給」

 だから、なんか理由をつけてこの密着取材状態から逃げようと思ったのだが、

「それじゃ、私も!」

「あっ、ついでにトイレ寄ってくので先に…先にお風呂に……」

「それじゃ、私も!」

 一向に察してくれない空気読めないこの女なをどうやってひきはなそうかと思いつつ、

「でも、ちょっと、長いかもしれないから」

 と言えば、

「あっ……」

 和泉珠琴の顔に (察し) と言ったような表情が浮かび、それ以上は詮索することなしに、

「それじゃ私はお先に……」

 と言うと、そのまま先に大浴場に向かっていた他の人たちに小走りで追いかけて行ってくれたのであった。

 ——ふう!

 俺は、和泉珠琴からやっと開放されて、大きな嘆息をするとそのまま近くにソファーに腰掛けた。

 まったく、好意って時に暴力だよね。俺はしみじみと感じいった。

 思った。

 基本ほうっておいてほしい俺みたいなタイプだと、こんな風に自分が相手のために何かしてやろう、っていう思いが善意とともにぐんぐん伝わってくるのは、うざったいを通り越して恐怖にさえ感じてしまう。

 憧れの女性となんとか仲良くなりたい。なんとか気に入られようと思ってという、目論見はあってのことだろうが、——とはいえ、このリア充女が悪意など微塵もなく、良いことをしようと思って接してきているいるのはぐんぐん伝わってくる。

 それに、こちらがあからさまな拒否の意を返すのはやはりはばかられる。

 今萌さんの体の中にいて、俺がそんなことをしたら、彼女の評判にまで結びつくとなるとなおさらだ。

 だから俺は、和泉珠琴のマシンガントークをずっと黙ってニコニコと聞いているしかなかったのだが……。

 でもさ、おまえがやってもらって嬉しいことは万人にとって嬉しいことでは無いという意識は持ってほしい、と俺は思うのだが……。

 中の人が俺じゃな。

 俺は、とても万物の尺度とは言えない自らを鑑みて、——俺に合わせて善意をカスタマイズしろも無いよな。

 と思えば、小さな声で諦めの言葉をつぶやくのだった。

「……まあ、いいか」

 そうだな。萌さんの中にいる時くらいこういう鬱陶しさに耐えるのも人生の勉強かば。

 誰かに憧れられるなんて二度と無さそうだなとか思って、

「ふう……」

 俺はまた深く嘆息をしながら、将来の自分の平穏無事で平坦な人生を祈念するのだったが、

「ひっ!」

「ううん、そんなことないよお父さん」

 俺は、目の前に突然少女の顔が現れたことにびっくりして、思わずのけぞる。

 小学生高学年くらいに見える、可愛らしいくるくる髪の女の子が、気づかないうちに、いつの間にか俺の前に立っていたらしい。

 その少女は、腰をぐっと曲げて、近づいてきて、俺の顔に唇をくっつけんばかりになりながら言うのだった。

「憧れだよ」

「憧れ?」

「お父さんは私の憧れだよ」

 誰? この子は誰?

「私? そうだね私のこと覚えてないよね、お父さん。私はせなだよ。片瀬せな」

 片瀬せな? まだってどういうこと? 萌さんの知り合い?

 偶然この温泉で会った? でもなんで萌さんのことをお父さんなんて言ってるの? お母さんなら、わからなくてもまだわかるが。

「うん。まだわからなくたって良いよ。それで問題ないよ」

 ……?

「というか、あまり話し過ぎると……この後のお父さんのかっこいい人生が変わっちゃうといけないよね。名残惜しいけど今日はこれくらいにするよ、でも……」

 少女は、なんだか思いついたって表情になり、ちょっと悪い顔で面白そうに微笑むと、

「こんな風に会えるのはめったにないんだから、今日はちょっとプレゼントをするよ。せいぜい楽しむんだよ、お父さん」

「えっ……」


 チュ!


 少女は、もともと目の前にあった顔を更にぐっと近づけると、そのまま口ぶりを擦りつけて、俺にムニュッと濃厚なくちづけをするのだった。

 ダメ!

 俺が瞬時に思ったのは、少女にキスされたことの驚きよりも、——ヤバい。

 こんなことをされたら……。

 体が入れ替わって、


「——ない?」


 少女は、キスをしても体が入れ替わらないでキョトンとしてしまっている俺に、

「じゃあね。勇お父さん!」

 と手を振りながら言うと、あっという間にいなくなってしまうのだった。


   *


「なんだったんだ……?」

 俺は、今起こったことが何なのか、全く意味がわからずに呆然と、そのままソファーにしばらく座っていた。

 正直、少女の行動はまったく意味不明であって、何か大きく勘違いして、俺に色々話しかけて来た。俺にはなんにも関係ないことなのだ。と俺は思いたかったが……・

——俺をというか、萌さんに向かって、中の人である「勇」と俺の名前を読んできたしな。それで、俺をお父さんと呼ぶ? それって?

 なんだか、どうも俺のこの今の体入れ替わり状況を知った上で色々と言って来たとしか思えない片瀬せなという少女の発言は、様々な可能性を思い浮かばせて、俺はそのことについてさらに様々と考えてしまうのだが、

「——そろそろ行かないとな」

 そのまま考え込んだまま数分間が経ってしまっていた。

 そろそろ、先に風呂に行った女子連中に合流しないといけない頃合いだ。

 長いトイレにしてもこれ以上長いと、萌さんがお通じの問題を心配とかされそうだ。

 そう思った俺は立ち上がり、さっさとみんなの風呂に合流しようとき出すのであった。

 あ、でもあんまり期待しないでくれよ。

 って——俺が誰に話しかけてるのかは置いといて——温泉回だと言っても、このあと俺の女だらけの女風呂大会のレポートは無しだ。

 何度も言っているのだけれど、俺の巻き込まれているこの体入れ替わり現象には厳粛な倫理規程がある。

 お風呂みたいに裸になるとか、トイレとか、乙女のプライバシーに関わるようなことをするときには、意識がパーンっと飛んでしまうのだった。その後ことは全部無意識のうちに行われているらしい。

 さっき、この温泉ホテルに入って、館内着の浴衣に着替えるために更衣室に入った時もそうだった。汗だくのTシャツを脱ごうと裾に手を掛けた瞬間、——その後は何にも覚えがないまま、気がつけば、このホテルの中でも抜群に人目を引く、浴衣美人女子大生のでき上がりである。

 まあ、しかし、この倫理規定は、残念ではあるが、助かっている部分もある。

 もちろん、思春期男子である俺は、聖人君子てあるわけはない。人並にというか、それ以上に思春期なつもりは満々である。

 というかその思春期が満々に詰まったハードディスクを喜多見美亜に握られて、それから言われたい放題、使われたい放題の俺であった。

 正直、女子に入れ替わったというこのせっかくのこの状況で、眼福を賜れないのは残念だという気持ちがないわけは、ないわけはない、——わけは絶対にない。

 しかしだ、女子の中にいるのが俺だと喜多見美亜とか萌さんとか入れ替わっている相手にはわかられているのだから、むしろこの意識が飛んでしまうという現象はありがたい。

 俺なんかに自分の裸が見られていたり、トイレのなかでのことも覚えられているとなったら、入れ替わった女子たちは、かなり嫌な気持ちになってしまっていたと思う。

 喜多見美亜なんかは、体が元に戻ったら、俺の頭を、記憶が無くなるまで叩くか、それでも忘れなかったら、俺という存在ごと記憶を抹殺することさえしかねない。

 ほんと、そう思えば、服を脱ぐ瞬間に記憶が飛んでしまうというこの現象も様々だよなとか思いつつ、ちょうど他に誰もいない、女風呂の脱衣所に到着する。

 そして、ああ、この後、すぐに俺の意識はなくなるよな。

 俺は、そう思いながら、確保した脱衣かごの前で、浴衣の帯に手をかけて、

「——?」

 記憶飛ばないな。

 いつもとちょっと違う今日の俺内BPOの倫理審査のゆるさに「あれ?」となるのだが……。

 でも大丈夫だろ、前もなぜか下着になりかけるくらいまで意識あったこともあったし、とか思って浴衣脱いで、完全に下着姿になるが、

「ん?」

 何だ、まだ記憶がある、

「えっ」

 というか体が勝手に動いて、ブラのホックを外して、そのままパンツも脱いで、目の前の竹編みのかごに下着が放り込まれ、

「……」

 意識はまだある。

 だが、体が意識で動かせない。

 何と言うか夢の中のような感じだ。

 自分の思った通りには体は動かないまま、目の前の出来事がどんどんと進んでいく。

 俺は、そのまま、脱衣所を後にして中に入る。

 すると、入るなりすぐの、かけ湯の所にいたのは、

「あっ、萌夏さん。待ってましたよ」

 体の前ををタオルで隠しただけで、艶めかしい曲線を俺に見せつける、和泉珠琴じだった。

 こいつ脱ぐとこんな凄い……。

 俺は、着痩せするタイプだった和泉珠琴の半裸姿に思わずそのまま固まってしまうが、

「うわ、さすがスタイルいいですね」

 いや待て、片手をタオルから外して額に当てて、遠くを見るようなポーズをするな。タオルがずれて、もう少しで胸が、

「さあ、みんなもう露天風呂に行ってますよ。一緒に行きましょう」

 俺の手を引きながら、クルッと回る和泉珠琴の……。

 見てない。見てないぞ。

 視線の端に丸くてツルンとした、その、し……。

「みんな! 萌夏さんの到着よ!」

 他の客もいるのに、し……じゃなくて和泉珠琴は大声で俺の到着をつげながら、露天風呂に続く引き戸を開けて、

「……ぶっ」

「どうかしましたか?」

 見てない。見てないぞ。

 露天風呂からちょうど上がって、すっぽんぽんでポニーテールを揺らしながら洗い場に歩いて行くよし子さん。

 生田緑は湯船に深くつかっているから、色っぽく赤くなった顔以外は見えな……、

「……ぶっ」

「?」

 突然湯船からあがるクラスの女帝は、クールな顔に似合わない官能的なそのふ……。

 見てない。見てないぞ。

 お湯からでて、さっとタオルで隠す、その間の一瞬のお……。

「あれ、美亜いないな? サウナ行ったかな?」

 そう言われて、女ヶ島の如きこの風呂場をぐるっと見渡す俺。いや、俺の意志じゃないからね。顔が勝手に動いているんだからね。

 でも、勝手でも、なんでも、俺たちのグループの他のお姉様たちの、様々な女体の次から次へと目の中に飛び込んできて、パニックになってしまっていると、

「なんだ、美亜そこにいたの! 萌さんが来たよ!」

 と言われて、振り返ったのは奥にある壺風呂に入っていた美少女。彼女は俺を見つけると、嬉しそうににこやかに笑うと、一度軽く手を降って、その手を下ろすと、風呂釜の縁に手をかけて立ち上がろうとする。

 そして、肩口を見ただけでもわかる、その美神のごとき体が、お湯の中から今にも現れる。

 その瞬間——?


「あっ、この子の裸は見せてやんない。だって、こいつお母さんの(かたき)だよ。お父さんに、こんな奴の裸で喜んでほしくないからね」


 聞こえてきた謎の言葉。

 その声。俺の頭の中に直接語りかけてきたかのように思えたその声。

 それは、さっき俺をお父さんと呼んだ、片瀬せな。そう名乗った少女のもののように、意識がなくなりながら俺は思うのだった。


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