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未来人の旅  作者: 親高校
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第一話:旅立ち

1、プロローグ

私は未来人だ。まあ、私の視点では現代であるが、あなたたち視点から行くと未来人だ。私はいろいろな時代を見てきたそれをまとめたいと思う。

私は若い時研究者だ。しかし私はある時気付いた。時が進むにつれ、地球の歴史というものが薄れてきていると。今は西暦8451年だ、もはや地球はもの好きしかすまないような星になってしまった。なぜなのか?

地球は約2040年ごろ石油と呼ばれるそれまでの人類のもっとも重要だったエネルギーが枯れ尽きてしまった。その石油に代わる代替燃料としてバイオマス燃料が生まれた。バイオマスは太陽光発電よりもコストが安く済むためであったのだろうしかしそれは遅かった。バイオマスは天候に左右されやすく、すでに地球の気候に大きくかかわっていた地球温暖化が、破壊的な異常気象を引き起こしたのである。その異常気象が起き、世界では甚大な被害が起きた。たとえばアフリカで大干ばつ、ヨーロッパでは大洪水、アメリカでは異常な大きさのハリケーンが襲い、海抜が低い地域は海に沈んでしまったのである。人類はこのまま地球にいては自分たちの未来が危ないと、新たなる宇宙開発に乗り出した。そして、私たちの祖先は第一次宇宙開発隊として宇宙へ旅立ったのである。それが2200年頃であろうか、わたくしたちの祖先はそうして未開拓であったこの星(私の生まれた星)にたどりついた。この地球の歴史は私が、この旅で再収集し、組み合わせたものであり、必ずしも正しいというわけではないが、この旅で得られた地球脱出までの簡単な歴史である。

私は太陽系(昔の定義であって今は第一太陽系と表記されている。)から4000光年ほど離れたアルバ第28太陽系のコロカ州で生まれた。もともとこの星には何もなかったが、水が存在し、酸素を作る微生物が存在していたのだろう。酸素があり、生きていくにはだいぶよかった。そうしてこの星に文化を形成していった。そしてさらに約4000年・・・この星を旅立ちさらなる新天地を求めって言ったものがいたらしい。

そのさらに2000年後私は生まれるのだ。少年期は置いておくとしても、青年期は特に特筆することはなく、他のヒト達と同じような生活を送っていた。そんな私だが、コロカ州でも有名な州立大学に入学することができた。歴史に興味があったために。そんな私もとうとう卒業、就職することになった。私は特に希望はなかったためテレカットカンパニーという建設会社に入った。その時まかされたそのほかの星の生態系と歴史に関する調査を任された。その時にその星に関する歴史や民族性に興味を持ったのもきっかけである。

実際にその星に3年間派遣されたのだが実に興味深かった。すべての生物が共存しており、ともに助け合いながら生きていた。まさしくそこが平和の象徴としてあるのだと思った。ここの現地生物にここの歴史を聞いてみた。どちらともに高度な分明であったため、翻訳機のパッチも一致した。この星は最初から平和ではなかったという、争いが絶えず、時にはすべての生物の存亡が危機されたほどだ。しかし、ある有能なリーダーがすべてを統一し、今にいたるそうだ。この星が高度な文明をもつきっかけだったのだろう。

(地球に住んでいたころの)人類には考えられないだろう。なぜなら(地球に住んでいたころの)人類はほかの生物がいれば必ず争いが始まると考えているからだ。しかし、それは宇宙でも少数の意見だ。特に高度な文明・文化をもつ生物間では文明の開発段階か、未発達の生物の野蛮な思想だといわれている。ということはまだ(地球に住んでいたころの)人類は“自称”高度な文明・文化であり、宇宙視点から見ればまだ低俗で下等な文明であるといえるのだろう。従って、地球に暮らしていた頃の人類は宇宙からまだ下等生物としかみられていなかった。しかし、そんな惑星では高度な文明・文化をもつ生物には見られない面白い文化(WEB、オタク文化など)が見られるため高度な文明・文化をもつ生物には地球は面白い遊び場だったようだ。

話をもどそう、そこで得られた情報を先に本部へ送り帰還した、その後私は会社を辞めた。何度か引き留められたが、私の心はもう固まっていた。そして今度は州立大学歴史専攻科に入学した。そこで自星の歴史と約二十万八千ぐらいの惑星の歴史を学んだ。この大学は機械科も有名なのでたまに学ぶ機会があった。そこで学んだあと、また、卒業した。

私は今度は時間旅行をしようと考えた。そこで大荷物を持って大学の時空移動理論証明部の教授を尋ねてみた。そして自分が未来に生きたい理由などを言った。教授との会話はこんな感じだった。

「君は歴史について調べていたね。」

「はい。」

「だから、物理的時空移・・タイムマシンに乗ってみたいと」

「はい、私は地球の歴史について調べてみたいのです。」

「そうか、しかしこの時代でもまだタイムマシンは実現できていない。」

「私は、試作段階のタイムマシンがあると聞いてここに来ました。」

「あれは、まだ試作段階だ。君を危険に合わせるためにはいかない。」

「私は真実を知りたいのです。当時の地球の生活環境、どういった宗教があったのか、今と比べての文明レベルを知りたいんです・・・。」

「しかし、今の段階ではたとえ乗れたとしても、失敗すれば空間のはざまに飲み込まれてすべて死ぬだろう。しかも、本当に試作段階だから成功率は10パーセントほどしかない。それが私は怖くて仕方がない。」

「もう覚悟はできています。」

「君は命を粗末にする気か?」

「それが私の本望なのです。」

「馬鹿かね君は!それがこの時代の気質に合っている発言とは思えないのだが!」

「しかし、誰かが犠牲にならなくては研究というのは進まないものです。」

「それはわかっておるわ!だからと言って君が犠牲になることないだろう。」

「とにかく、私を過去に送ってください!」

「・・・やれやれ、君には参ったよ。わかった乗せてやろう。しかし、命の保証はないぞ」

「わかっています。でも、できると信じています。」

「じゃ、ちょっと待ちなさい。」

そういうと、大きな書類の山の横にある小さな像(拳を天に掲げる像という名前)の肩を下に動かした。すると、研究室全体がサイバー空間に入った。

「じゃ、これに座ってね」

というと教授の前に椅子が現れた。

「え?これなんですか?」

というのもむりもない。ただ単にまんま椅子だったのだから。

「そうだよ。なに?もっと難しそうなの考えてた?」

「ああ、はい」

「ははは、そんなのめんどくさかったからね。なるだけ簡素化したんだ。」

「ああそうですか」脳裏に少し不安がよぎった。

「荷物はこの椅子の後ろに置いてね」

「はい。」

そういうと、教授は私を座らせ、スイッチを入れた。

ウイイイイイイイィィィィィィィィィィィィィィィィン

「はい、じゃ、これ」

私の手にボール状のものを乗せた。

「なんですこれ?」

「これは、うまくきみを転送できたらこれでナビできると思うから。」

「ああ、わかりました。」

「じゃ、目をつぶって、絶対に目を開けないこと」

「はい。」

そう言われると私は目をつぶった。

「それでは、いくね」









最後にこの時代で聞こえた言葉は教授の言葉だった。

「GOOD JOB!」

あんまり進んでないし、意味不明な文章、誤字脱字があったらご一報ください。もしもあったらすいません。本文は意味不明かもしれませんがそこは作者の力不足です。そこもすいません。なるたけ、更新していけるようにしていきますのでよろしくお願いします。

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