人間7号計画 登場動物紹介
【主な登場動物】
○豊 伝輝
人間 雄
10歳(人間界では小学五年生にあたる)
まごころカンパニーの実験体「人間6号」として、動物界で生活することになる。
化けと狩りの特訓に励む。
○豊 昇平
人間 伝輝の父
まごころ動物園の動物飼育員。
まごころカンパニーの実験体「人間4号」として、動物界で生活することになる。
○豊 夏美
人間 伝輝の母 看護師
まごころカンパニーの実験体「人間5号」
妊娠中
体調が安定してきたので、まごころ荘に引っ越しした。
○前田さん
ヒト 雄
まごころ動物園の飼育員。
まごころ荘1号室の住民。でも今はほとんど帰ってきていない。
○アナゴ カレイ マグロ
アジア象の家族
アナゴはまごころ動物園で動物園のアジア象として働いている。
カレイはまごころ荘の管理人。
マグロは二人の一人息子。
○エミリー
白短毛の猫 雌
人間界の野良猫だったらしいが、現在は動物界で暮らしている。
他の動物界の動物達は二足歩行で服を着ているが、彼女は四足歩行で服を着ていない。
人間界で人間狩りについての情報を集めているらしい。
彼女は嫌がるが、ヒトに化けられる。
○ゴンザレス
茶色毛のサラブレッド 雄
まごころカンパニーの広報部人間界課に勤めている。
鼻の穴と前歯が通常よりも大きい少し残念な顔立ち。
人間界での名前は「立上 権座」
ムチで叩かれるのが好き・・・?
○樺
カバ 雄 まごころ病院の歯医者。
数年前にアフリカ大陸からやってきたらしい。
人間狩り退治のリーダー。
動物界の医療現場で使用する麻酔薬や催眠薬を改良し、人間狩り退治に使用する。
○タカシ
黒毛の犬(柴犬に似た雑種) 雄
まごころ病院の救命医。
化医療を行う際に人の姿に化ける。
○団助先生
ツキノワグマ 雄 伝輝のクラス担任。
動物界で生活するために必要な運動能力を伝輝に指導する。
○良男先生
ツキノワグマ 雄 校長
団助先生のおじにあたる。
○ゆり子
ニホンザル 雌 学校事務。
○ドリス
ヒト 雄 伝輝のクラスメイト
先祖はオーストラリア先住民らしい。
米農家の息子。
源次郎と一緒に、伝輝に実践的な狩りの特訓を施す。
○ありさ
ヒト 雌 伝輝のクラスメイト
テレビでしか見られないような美少女(伝輝の感想)。
○源次郎
猪 雄 伝輝のクラスメイト
ドリスと一緒に伝輝に狩りの特訓に付き合う。
○ワイヤー
ジャガー 雌 キバ組織のメンバー
○バラ
シマハイエナ 雄 キバ組織のメンバー
伝輝の味が忘れられない。
○クッキー
キンイロジャッカル 雄 キバ組織のメンバー
樺達に人間狩りの情報を内密に流している。
○咲
ヒト 雌
フリーの助産師であらゆる動物の出産に立ち会う。
○貫田 先骨
タヌキ 雄
人間界にある貫田医院の院長。
まごころカンパニーができる前から日本に存在する化けタヌキの貫田一族の一人。
化けのスペシャリスト。
○常木 宇紺
キツネ 雌 貫田医院の受付兼看護師。
化けギツネの常木一族の一人。
○マスカルポーネ
牛(ホルスタイン種) 雄
メル牧場の社長
【用語説明】
○人間界
人間が社会を築き上げてきた世界。
○動物界
人間以外の動物達が、人間のように社会を築いている世界。
○人間とヒト
動物界では、人間を二種類に分けている。
人間界で生きる種類と、動物界で生きる種類である。
前者を人間。後者をヒトと呼び分けている。
○動物と家畜
動物界では、動物界で言語を話し、生活する動物を「動物」と呼ぶ。その動物の食料として育てられる動物を「家畜」と呼ぶ。家畜は意思を持たず、言語を話すこともしない。
○まごころカンパニー
日本列島で最も発展した動物界「まごころ町」を運営する動物界の企業。
人間界と関わりを巧みに持つことで、まごころ町の発展に貢献している。
○キバ組織
まごころカンパニーの中にある組織。
月に一度行われる「狩りの日」を推進する組織。
化け能力のスペシャリスト集団でもある。
○化け
動物界を支える重要な技術。
生物の細胞などに働きかけ、自在に分裂・再構築等することができる。
それを医療に応用したのが、化医療術。
○人間狩り
狩りの日に人間界の人間を襲うツアー。
まごころカンパニー(特にキバ組織が中心)が秘密裏に取り仕切っている。